09/09/20 00:38:56
>>798
私、以前医療機関に勤めてました。零細なとこで薬出しながらレセプト業務も手伝ってました。
そこで経営者と保健組合のことについては良く話し合っていましたよ。
後期高齢者医療制度が始める前から老人保険は大赤字でした。
特に国保老人の赤字は大変なものでした。社保老人も赤字でしたが老人以外で補える程度でした。
社会保険が国保老人保険の赤字を補填し、足りない分を税金で補填する仕組みも既に出来上がって
いました。
後期高齢者医療制度になって、老人保険がいわゆる一元化してからも、社保が赤字を補填
する仕組みは変わりません。
保険料は老人は無料だったのが、年金から天引きされるようになったのです。
病院での窓口負担も一割になりました。
それでも、高額医療費の申請をすれば年間1万2千円(条件によって異なる)を超えた
医療費は戻ってくるのです。
年金から天引きされる保険料も全体からみればわずかで殆ど国や自治体、社保からの補填で
賄われています。
つまり国全体の医療費でみれば変わらないし、もともと大赤字だし保険制度は破綻寸前
だったので、老人にもわずかな負担をしてもらおうとしただけなのです。