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【オーストラリア】「捕鯨阻止のチャンスを逃した」 反捕鯨団体、野党、豪政府を非難 [10/15]
1 :不思議の国のありすφ ★ :2008/10/15(水) 15:10:16 ID:???
「捕鯨阻止のチャンスを逃した」
反捕鯨団体、野党、豪政府を非難
10月5日から14日までスペインのバルセロナで開かれていた世界自然保護会議で、
オーストラリア代表が捕鯨全面停止に結びつく動議を台無しにしたとして、
環境保護団体、豪連邦野党保守連合などが、連邦政府を非難している。
これまでに報じられたところによれば、日本、ノルウェー、アイスランドなどの
捕鯨国は、これまで、「クジラの数が増えれば、餌になる魚の数量が減る。
水産資源確保のために必要」と捕鯨の根拠にしてきたが、WWFは、世界自然保護
会議において、「この根拠には科学的証拠が不足している」とする動議に、
日本を含めた捕鯨国も署名するつもりがあったが、オーストラリア代表の
ピーター・ギャレット環境相が動議文面をもっと厳しい言葉に代えるよう
強硬に主張したため、最終的に捕鯨国が署名を拒否する
事態になったとして、オーストラリア代表の戦術的失敗を批判した。
連邦保守連合の環境スポークスマン、グレッグ・ハント議員は、「動議は、
捕鯨停止に向かう第一歩になるはずだったが、この動議で一挙に捕鯨停止を
狙ったギャレット氏が台無しにしてしまった」と政府批判。一方、ギャレット
大臣は、「元の動議は、捕鯨国に、『科学調査捕鯨』の口実を与えかねない
文面だった。オーストラリアの修正動議は会議参加国85%の支持を受けており、
クジラ棲息頭数が魚介類の数量に影響していないという科学的データを
明確にしたものだ」と反論している。
日豪プレス
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