08/10/21 07:07:06
空挺レンジャー等のOB会でも「海自が特殊部隊を創る!?」の話題では、結論は「無理じゃないか?」だった。
そもそも陸自で空挺・レンジャー・特戦群へ、とやってこれたのも「創設当初」から要因を各課程へ米留させて
ノウハウ自体も学んできた結果。しかし海自はレンジャーもCQBの実績もなく陸戦思想すらないのにいきなり
「特殊部隊」とはどんな精神構造かと疑問だった。で、その疑問が悲惨な現実のものとなった、ってことだ…。
少なくとも陸自ではこの種訓練で「死人」を出したらその部隊の「教育訓練レベルは"最低"」と判断される。
思えば空挺レンジャーの野外走路で教官(同じ2曹w)は、ある学生が意識朦朧となり(これは良く有る事)
小銃の保持もままならず(同上)だった時「眼と顔と唇の色」を観て、「駄目かもわからんね…中止、中止っ!」と叫んで途中で止めさせた…(当人、当然原隊復帰)。つまり長年育て培ったノウハウとはそういうことだ。
その教官も学生として終了し、その後助教・教官で2コース/年を経験して培った「人間の限界」への畏怖。
それやのノウハウなしに「特殊部隊=厳しい訓練=下手すると人を殺すよ」が解って無い海自特殊部隊…。
長くなったが、海自さんは「帝国海軍」の呪縛から逃れられない、かつ「それにしがみ着く」ことで精神的
安定を保とうとするのは止めるべき。「~粋でスマートこれぞ船乗り」はいいが、海幕長以下の言動は
自衛隊OBとして理解が出来ん…。(ちなみにSEALSへの研修を断られた低レベルの件は秘密か?w)。