09/01/23 23:59:52
をを、こんだはスペック厨氏だぬ。ふっふ。
ガ島沖の射程8,400~11,000ヤードに於いて、戦艦ワシントンはその額面上の射撃速度の概ね75%のレートでもって
のべ5分半にわたって9門のいづれか或いはその全てを使って斉射を行い、その命中率は12%。
5インチ両用砲列は記述によれば40発の命中とあるが、発射弾数の記載は無し。
仮にこれが主砲と同じく額面値25%減での射撃速度によって得られたものであったとしても、その命中率は主砲の
それを大きく下回る。
(1門あたり額面値12発/分に対し仮に9発/分とした場合でも命中率8%であり、主砲のそれに及ばない)
さて、3年式の旋回速度がその口径にしてはやや遅いのはさして問題にはならないにせよ、揚弾速度の上限が毎分
で5発分であるなら、実戦でのレートはやはりこれを下回るのではないかえ。
もっとも、主砲と同等の命中率をその「もしも改装してなければ」の9門で行う事が出来れば、ここであえて割り
引いた射撃速度であっても、対水上戦闘に於いて両用砲に勝る弾量を相手に叩き込めるだろうね。
40発という数自体どうやって確認したのかだと?
俺は光人社刊「ワシントン」の172頁を開いてちゃんと確認したじょ。本書いたやつはどうやって確認したのかだと?
お~俺に訊かずに書いたアメリカ人に訊けアメリカ人に。(怒
して、その両舷あわせて12門の副砲+12門の高角砲は、対空戦闘に於いて20門の両用砲を上回るのかね?
上記のような対水上戦闘で史実のような成績をあげる事が出来て、なおかつ対空戦闘に於いてもまた有用であると
云うのが両用砲のキモであり、他でもない大和もまたその両用砲を増載する事の見返りに、副砲を減じた訳なんだがぬ。
( ^ω^)