09/01/22 23:02:13
>>383>>384>>385
ただし、この時点においても副砲と高射砲を混載している点は、英米が両用砲として副砲と高射砲を統一しているのに比べると若干古くさいとも言えます。
もっともこの点は、フランス、イタリアの戦艦も同様でしたし、欧州の狭い海では戦艦と言えど軽艦艇と直接対峙する場面も多いと見られ、まだまだ副砲が必要と認識されていましたので、一概に旧式であると断ずることはできないでしょう。
駄目だよヨーロッパの狭い海で戦艦といえども巡洋艦や駆逐艦との対戦が多いし通商破壊には副砲は必要だからフランス、イタリア、ドイツ、ソビエト戦艦には必要。
あのソロモンみたいな近接戦闘だと副砲があると便利だろ。
むしろ。
艦首あたりの構造がより外洋での行動に適した形にされ、それまでのドイツの海防戦艦的性格のものから、外洋航行にも優れたものとされています。
また装甲配置は、それまでのドイツ艦が艦の戦闘力を維持する事を目的とせずに、艦が浮いている事を目的としたものだったのが、日英米と同様に戦闘力の可能な限りの維持を目的としたものに変更されています。
それまでの設計が遠距離での砲撃戦をあまり前提としていない点に、ドイツ人自身がようやく問題を感じたからだというのが通説となっています。
装甲配置や水中防御、甲板防御を強化して仰角引き揚げて遠距離射撃可能にしないと。