08/09/29 02:09:21
俺のいた大学では、1年の終わりに多数の戦死者(留年者)が出る
「組織学」「発生学」という科目があった。
俺の友達二人も、テスト直前まで図書館で必死で勉強していたが、
勇戦敢闘むなしく、その戦場で散った。
掲示板に張り出される留年者の氏名。そこに記された自分の名前を見て
崩れ落ちる同級生たち。彼らは失意のうちに去り、
図書館には彼らの教科書・辞書類がいつまでも残されていた。
俺の目には、掲示板の前で崩れ落ちる学生たちが
「街頭ラジオで出征した息子の戦死を知り、悲しみにくれる遺族たち」
(参考)URLリンク(www.ne.jp)
図書館に残された彼らの教科書類が
「砲塔が外れ乗員は全員戦死、かつて戦場であった
南方の小島で、今は顧みるものもなく静かに朽ちていく皇軍戦車」
(参考)URLリンク(www.kcat.zaq.ne.jp)
と脳内補完されていた時。