日中戦争(支那事変)12 参謀本部第二部支那課at ARMY
日中戦争(支那事変)12 参謀本部第二部支那課 - 暇つぶし2ch765:イナゾウ脱走兵 ◆FU/OcfTlfM
08/12/10 01:06:49 WM0C/9d2
また広田弘毅は1936年4月17日、「支那駐屯軍」の増強を決定しています。
それまで『歩兵10個中隊規模』だったのを一気に3倍の兵力に増やしまして、
『混成1個旅団(5774人)規模』となります。また、これに合わせて支那
駐屯軍司令官は『親補職』(天皇の親任式をもって補任される)とされました。

この背景には、満州から北支へと手を突っ込みたがる『関東軍』に歯止めを
かける狙いがありました。要するに、それまでの支那駐屯軍は「格下扱い」で
同じ陸軍といえども関東軍に舐められていた訳です。支那駐屯軍の規模と地位を
向上させる事で、収拾がつかなくなるのを防ごうとした訳です。また陸軍中央も
関東軍を「対ソ戦」に専念させたかった背景もありまして、首相の広田と利害が
一致したのです。

しかし支那駐屯軍が一気に3倍に増えたのは、支那の土人共をいたく刺激し、
1937年7月の「盧溝橋事件」が勃発する遠因ともなりました―。


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