08/10/06 23:05:43
例えばだね。
日本が無条約時代に策定した戦艦12・空母10という数字だが、
アメリカが年1隻戦艦を増強すると想定し、大西洋に一定の戦力を残して
太平洋に15~18隻程度振り向けてくることを想定している。
つまり12対15~18で当然劣勢だ。
それを補うため、量的均衡をうたった空母が登場。
アメリカの空母は1隻当たりの搭載量が多いことはすでに知られていたが、
日本空母はとにかく米空母を撃滅することを目的としていた。
戦艦への攻撃は余力があればするがあまり期待せず、もう一本の槍である基地航空部隊に主軸が置かれていた。
巡洋艦以下は割と単純で、4個夜戦群+指揮・総支援部隊という構成において
重巡5個戦隊20隻+4個水雷戦隊を必要とした。
潜水艦については任務別に巡潜部隊・海大部隊・中型部隊を構成し、
巡潜部隊は遠方、海大部隊は決戦海面、中型部隊は基地近傍の防衛に充てる構想。