08/06/27 03:18:25
F-4 「既に陸海軍の内戦は終結し再発の見込みはまずないと思うが、まだ何か脅威が残っていると…?」
E-2C 「この時代の陸軍機が、我々の世界から大量の陸上兵器を持ち出したのがそもそもの発端なのだが、どうやら国外からも兵器が
流出しており、それが昭和日本を破滅に追い込む程の相当危険なものらしいのだ。海自の艦船たちと共にその兵器の行方を
調べるところなのであるが、今までに何か不審な構造物は国内で見当たらなかったか?」
P-3C 「そうですね、私達はこれまで陸軍機の集団洗脳の原因となった装置を調べるために各地を調査していましたが、
それ以外には特に何も…(地図を広げる)」
零戦 「どれどれ(地図を見ながら)…念の為言っておくが、この時代の日本の領土はというと…(地図から何箇所か地域を指す)」
現代日本機「「「………!!!」」」
一方、昭和&平成の艦船たちはというと…
雪風「(秋月の報告を聞きながら)そうか、震電や子供たちがそれ程までの奮戦ぶりだったのか…大儀であった」
秋月「震電及び洗脳の解けた月光たちは今、修理を受けています。間もなく戦線復帰も可能であるかと」
雪風「立て続けで申し訳ないが、早速次の任務を頼めるか。60数年後の日本海軍の艦船を連れて来ているので、
その拠点となるべく港を確保して貰いたい。未来航空機たちの飛行場については零戦に手配してもらっている。
それと彼等の赴く海域には、この時代の敵機や敵潜が多数うろついていると思われるので、
彼等の任務の妨げにならぬ様、出来るだけ前もって退けておきたいものだ。未来の艦船たちは対潜能力に
特化しているらしいが、歴史改変を懼れて彼等の方からは、迂闊に攻撃できないだろうからな」
秋月「承知致しました。早速各基地の弟妹艦たちに連絡を取って行動を開始します」
雪風「相変わらず手回しの良い事だ。そう言えば弟妹艦で思い出したが、向こうの世界ではな…」
秋月「は……?」
雪風「いや。何でもない、呼び止めてすまなかった(この話は事態が収束してからにするか…)」