08/06/27 03:17:18
>>743
雪風と共に昭和日本にやってきた空自・海自の機体たちは、早速現地組と情報交換を行なう。
SH-60「不慣れな土地で長らくの任務、本当にご苦労だった。まずはひと休みしてくれ」
US-1 「それにしてもFSX-90があんな事になるなんて…まだ信じられないよ。そう言えばゲートからここに向かう途中、
あいつに良く似た戦闘機を見かけたんだが、別物だったんだろうか。何か正体不明機と交戦状態だったから結局声を
かけずじまいだったけど、やっぱり気になるから後で館山沖まで行ってみるか」
P-3C 「結局件のプロジェクトは正式に中止決定が出たのですね、今後は歴史の修復に全力を尽くすと。
予想外の事態が続いたから仕方ありませんね」
F-4 「それにしても一線を退いた筈のF-1殿までも出撃要請とは…本当に申し訳ない」
F-1 「何、気に病むな。F-2とFSX-90がああなってしまった以上、戦闘機能を持つ機体はほとんど残っておらんから
致し方あるまい。既にT-2が二機の魂を回収済みであろうから、器さえあれば復帰は可能であるが、平成世界まで
取りに行ってまた戻って来るのであれば、今回の任務にはとても間に合いそうもないからな。F2はともかく、
特にFSXは米国に行かなければ機体が存在せぬし」
T-4 「恐らく今後の任務については、我々航空機側で言えば周辺地域の調査や平成世界の武器回収などが主になるかと思われます。
戦闘機の方々には回収不可能な不審物の破壊、もしくは歴史改変がもたらす脅威、つまり空襲などの史実に基づくものでは
なく、この時代では起こりえない本土に対する攻撃がなされた際、防衛にあたって頂くことになるかと」