08/06/16 03:41:34
XFV-14B『まあいい、とにかく俺達が監視してるって事を忘れるなよ。少しでもふざけた動きを見せやがったら
三発目の核をぶち込んでやるから覚えとけ」
紫電改『…あのさあ、さっきから聞いてたらおたくらの弱い者虐めの行動って、今も未来も全然変わっていないのな。
それと、何か肝心な事忘れてるんじゃねえの?』
XFV-14B『…何だ、何が言いたい?』
零戦(真の声@昭和)『あちらでは何か同盟を結んでいる様だが、こちらの世界では紛れも無く敵対関係にあるのだぞ』
紫電改『俺たちとは全然違う姿をしてたけど、同じ日本機だったからそれとなく迎え入れてたけど、
おたくらの場合、この国で好き勝手させる訳にはいかねえなあ…』
AV-8B+『…ああ?まだてめえ等どういう状況なのか分からんのか!先祖にボロ負けした雑魚共が、
まして俺たちと端から勝負になる訳がねえだろ!!』
紫電改『その気になればどんな相手だろうと、俺たち死ぬまで戦うよ?おたくらは余裕で完全虐殺とか
やってのけるかも知れないけど、それって歴史の改変にならないの?』
A-4E『なっ……!』
零戦(真の声@昭和)『陸軍機はもっと血の気が多い奴が揃っている。各務原の陸軍飛行場が使用不能になったと偵察機から聞いたが、
それを知った連中は、次には基地防衛のために徹底抗戦に移るだろうな…』
AV-8B+『糞…っ!これが俗に言う、ジャップの特攻精神って奴かよ!』
XFV-14B『…ああ分かった、お前らに危害を加えるつもりは毛頭ない。お前らの子孫がしでかした過ちはお前らの問題だから、
そっちだけで何とかしろ。こっちは流出した日本製以外の兵器と、その所在を突き止めて回収もしくは破壊する任務があるから、
極力国内を刺激しないようには努力しよう』
先祖と現代米軍機のやり取りを窺い知って、幾分安堵の表情を取り戻したF15は、ついに決断を下す。
F15「これより日本救済計画の中止、及び昭和世界の歪みを正すため、次の作戦行動に移る!」