こんな紫電改は嫌すぎるat ARMY
こんな紫電改は嫌すぎる - 暇つぶし2ch500:名無し三等兵
08/05/14 23:42:28
>>499
「皇国のジェット練習機のT-2です」
茶々入れるF-4

501:名無し三等兵
08/05/15 01:10:06
ちょっと前にあった陸海軍トレードネタや
日本救済計画ネタとか再開しても怒られないだろうか…

間が空いてしまったので二の足を踏んでいる陸軍省及び空自の皆さん。

502:名無し三等兵
08/05/15 17:20:29
FSX90「別に良いんじゃね?そしたら、俺も少しは出番増えるしな♪」

503:名無し三等兵
08/05/16 05:59:44
こんな紫電改は痛すぎる



に見えた

504:名無し三等兵
08/05/16 19:04:34 MQounM3P


505:名無し三等兵
08/05/16 19:38:16
URLリンク(jp.youtube.com)
URLリンク(jp.youtube.com)
URLリンク(jp.youtube.com)
URLリンク(jp.youtube.com)
URLリンク(jp.youtube.com)
URLリンク(jp.youtube.com)
URLリンク(jp.youtube.com)
URLリンク(jp.youtube.com)
URLリンク(jp.youtube.com)
URLリンク(jp.youtube.com)
URLリンク(jp.youtube.com)
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URLリンク(jp.youtube.com)
URLリンク(jp.youtube.com)
URLリンク(jp.youtube.com)
URLリンク(jp.youtube.com)
URLリンク(jp.youtube.com)

鉄道をこよなく愛する人たち(追加動画あり)

506:名無し三等兵
08/05/16 19:58:05
近年、日本人の国語力の低下が顕著になっている。
これはゆとり教育によって、特に国語の時間が減少したことが主な原因である。
日本の国語力を向上させるためには、教師の土曜休みを月~金休みに分散させることに
よって、授業週6日制を復活させるしかない。
週6日制授業を復活させ、日本人の国語力を回復すべきだ。

507:名無し三等兵
08/05/17 00:42:14
「大和スレの画像爆撃跡はあぼーんされたようですな」
「削除人は誠に乙であったな」
「これで我らは大和スレに帰りますが、ここにも爆撃の兆しがあるようです」
「ひえ~」
「万が一の際には大和スレを避難所として提供する用意を整えておくべきでしょうな」
「世話になったからな、何かあったらその礼はさせて頂く」
「それでは航空機の配分など議論しながら…」
「ひえ~」

大和スレに引き揚げていく御前会議のご一行。

508:名無し三等兵
08/05/17 23:36:38
「俺の心配が現実に…」
もう気が気でない紫電改。

「被害が少ない内に避難するかな。」
食糧を袋に詰める雷電。

「僕はどうしたら良いの?」
オロオロする震電。

「お母さぁん早く帰ってきて~。」
泣き出す子供達。

「相手になってやる。」
迎え撃つ気の天山

皆、反応はそれぞれ…

509:名無し三等兵
08/05/18 06:57:50
九七戦「待て、1レスや2レス程度の無差別コピペで慌てるな。
      まったく、海さんは肝が据わっとらんで困る」
隼「スレの過疎化が荒廃の原因なんだろうから、ネタ展開して活性化すれば
  良いのではないかと思います」
飛燕「確か飴さんの発動機の画像もあったよな…今度投下されたら貰っていくか」
五式戦「投下といえば調布の1t爆弾、不発弾処理の成功を祈っておきます」

のんびりしてるんだか落ち着いてるんだか分からない陸軍機の皆さん。

510:名無し三等兵
08/05/18 07:49:05
スレリンク(news板)

何気に活躍してたんだな…と皆から注目される飛燕

511:名無し三等兵
08/05/18 13:28:28
雪風「震電、このスレは俺が守ってるから心配するな。」
紫電改「そっちの方がある意味、危…」


FSX-90「向こうからはイーグルも見てるしな。」
極光「それは誰?」
FSX「平成の指導者。こっちでは零戦が指導者のようにな。」
段々、秘密を明かしていくFSX-90

512:名無し三等兵
08/05/18 17:22:06
>>511
でもシュミレーションでは、F-15Jをスペックで上回ってたりするFSX-90。
FSX(機動性は俺の方が上なんだけどなぁ……)

513:名無し三等兵
08/05/18 18:58:56
紫電改「ぷっ!今時趣味レーションw」

514:名無し三等兵
08/05/18 22:39:51
月光を連れ戻しに来た天山。

天「戻ったらどうだ?子供も心配している。」
月「子供…何のことだ?」
天「冗談か?」
月「いや、過去の記憶がないのだ。
それに、私のパートナーは屠龍だ。失礼する。」

颯爽と現れる屠龍。
屠「残念だったな。」
天「彼奴に何をした?!」
屠「別に何も♪そうそう、五式はそっちにやるよ。じゃあな。」
天(ただで済むと思うなよ…)

515:名無し三等兵
08/05/19 00:12:13
四式襲撃機「大変だ!君たちのお母さんが偵察途中に事故に遭ったらしい」
電&極「ええ?!」


一方、屠龍の留守中に格納庫を調べていた火龍は
とんでもないものを発見する。
『月光の陸軍転属及びその子供達の完全抹殺計画書』




516:名無し三等兵
08/05/19 15:17:16
陸軍「月光?いやいらないし」

517:名無し三等兵
08/05/19 17:17:11
FSX90に例の資料を見せる火龍。
火龍「子供に知らせて逃がすべきか?月光もイカレてるし。」
FSX90「待て。ドルフィン、何処にいる?!」

T4「ここに。」
FSX90「緊急事態だ。F2を連れてきてくれ。」
T4「F2は、イーグル様と今後の予定を立てられているのでは?」
FSX90「命令。早く行け!」
T4「承知しましたっ。」

飛んでくT4を眺めてた雷電。
「旨そうな奴だな(涎)」

518:名無し三等兵
08/05/19 18:23:40
一方、四式襲撃機の案内で嵐により大時化の
断崖絶壁の海岸までやって来た子供たちは…

極光「本当にここでお母さんの消息が途絶えたんですか?」
電光「雨と風で周りがほとんど見えないや…あれ?」


ドスン


四式襲撃機「本当は一緒に遊びたかったのに…ごめんよおチビちゃんたち」

519:名無し三等兵
08/05/19 18:46:50
>>518の様子を目撃してしまう遅れてやって来た震電。

震電「こんな視界の効かないところで
いきなり突き落とすなんて…酷すぎるよ」
四式「悪く思わないでくれ、でないと俺の身が…」
震電「そこをどいて、今すぐ助けに行くから。
場合によっては司令に報告も…」
屠龍「おっと話はそこまでだ」
震電「貴方は…やっぱり最初からそう仕向けていたんだね。
どうしてそんな真似を、同朋に牙をむくなんて正気とは思えない」

520:名無し三等兵
08/05/19 19:47:39
屠龍「同朋だと?戦場では敵味方関係なく
弱者から順に倒れていく、それが掟だ。
俺は月光を仲間にするには子供たちが足手まといに
なるのは明らかだから排除したまでの事」
震電「掟がどうであれこれだけは言える。僕は貴方を許さない、絶対に!」
屠龍「ほぉ、やるのか。一度も実戦経験のない坊やがこの俺と」

数時間後、奮戦するも及ばず力尽きる震電。
震電「ごめんなさい、あの子たちを僕…守って…あげられなかった…」

屠龍「海軍の最新鋭の戦闘機とは言え、所詮俺の相手ではなかったな。
さて、四式襲撃機よ。月光は自らの意志で陸軍機として転属を希望。
子供たちはそれを受けて海軍に戻る途中嵐に遭い行方不明、
目撃者はなし。そうだな?分かったなら帰るぞ」
四式襲撃機(こいつの言いなりになったばっかりに…どうすれば)

521:名無し三等兵
08/05/19 22:33:44
一方、渋々平成に戻ったT-4。
T-4「F-2、すぐに向こうへ行くようにとFSXが。」
F-15「悪い方に向かってるのかもしれん。嫌な予感がする。」
F-2「イーグル様、何か感じるのですか?」
F-15「恐らく…最大の危機に直面している。計画を変更する。即刻、過去へ向かえ。」
2機「はっ。」


522:名無し三等兵
08/05/19 22:58:38
必要な機材装備をかき集めるFSX-90。

そこを通りかかった紫電改>>513号機。
改「よう、趣味レーションw」
F「よう、ガリ専」
改「今時、趣味レーションはねぇだろ」
F「……は?」
改「いやだから、シミュレーションが正しいんだよw」
F「……用件それだけか?」
改「それ以外に何が有るっていうんだよwww」
F「……とりあえず俺の趣味。レーションくれてやるから手伝え」

食べ物であっさり釣られる紫電改>>513号機。

523:名無し三等兵
08/05/19 23:02:38
突然の急展開に目回してひっくり返ってる新司偵さん。

524:名無し三等兵
08/05/20 07:20:22
「アッー!あのダイナ、気付きやがった!」

忍び寄ってパクっと喰う直前、新司偵>>523号機の急ブレークに舌打ちするP-47

525:名無し三等兵
08/05/20 08:46:11
ここで加賀登場。
「沖合いで震電を保護した。大分衰弱しているが命には別状なさそうだ。
電光と極光は…残念ながら見つからなかった」



ここだけの話外もリアルで大雨になっているのは内緒。

526:名無し三等兵
08/05/20 10:28:36
「震電を殺そうとしたのは誰だぁぁぁぁぁ!」
加賀に遅れて武蔵と雪風率いる聯合艦隊が登場

527:名無し三等兵
08/05/20 16:38:32
F-4「イーグル様、私もF-2と一緒に行きたいですわ」

528:名無し三等兵
08/05/20 17:33:10
>>525
電&極光は、ある航空機に助けられ、崖下にいた。

「意識が戻ったようですね。これを飲みなさい。すぐに回復するでしょう。」

極光「貴方は?」

「私は平成の海軍から使わされた者。F2が到着するまで、貴方達を守るように言われました。」
極光「私の母は…」
「事情は分かっています。私は暫し見回りに。ここを動いてはなりません。」

電光「尻尾が凄く長かったね。」
極光「呑気なことを言ってる場合じゃないでしょ。」

529:名無し三等兵
08/05/20 18:58:54
>尻尾が凄く長かったね
P-3Cか?

530:名無し三等兵
08/05/20 23:46:27
武蔵「震電が死んだら…うぅっ」
大和「大の弩級戦艦が泣くな」
金剛「衰弱だから死ぬわけ無いし」
大淀「そうだよ、震電は強いんだぞ。」
伊勢「泣いてばかりいると雪風につきまとってもらうぞ♪」
比叡「ひぇ~」
雪風「なんか言ったか?」一同「いいえ、なにもありません」
比叡「ひぇ~」

日向「わ~ん!僕、女の子になっちゃったよぉ~」

一同「( ゚Д゚ )」

531:名無し三等兵
08/05/21 00:07:17
中々来ないF2に痺を切らすFSX90
90「ったく。アイツ、何やってんだよ!ドルフィン、応答せよ。何処にいる。」


T4「申し訳ありません。
武器選びに時間がかかってまして。」
90「既に向かってるんだな。何を持ってきた?」
T4「はい、ハープーンを少々。
P3-Cも使わされたとのこと。先に彼に連絡を…」
90「了解。なるべく急ぐように。」

90(これから忙しくなりそうだ)

532:名無し三等兵
08/05/21 01:45:38
一方、海軍に派遣された五式戦

(しかし、屠龍は何故あそこまで大それたな行動を起こしたのか。
一歩間違えれば軍法会議で厳罰をくらうのは明らかなのに…
それに、ここ最近見たこともない軍用機が飛び交っているのも気になる。
あんなのに攻められたら我が軍はひとたまりもないだろう、
一体、この国はどうなってしまうのか…)

銀河「どうしたの?浮かない顔をして」
五式戦「ああ何でもない、すまない」

533:名無し三等兵
08/05/21 09:08:47
二式水戦「私たちも出来ることは手伝うのよ。」
紫電改「面倒だなぁ何を?」
二式「月光さんに随分お世話になったじゃない!ついてきなっ。」
紫電改の尾を引っ張っていく二式水戦。

「仕方ないな。もう…」

534:名無し三等兵
08/05/21 10:55:41
>>530
震電「…あれ、僕…生きてる…?」
武蔵「おお、やっと目を覚ましてくれたか!!!(号泣)」
大和「おいおい、抱擁はいいが馬鹿力で押し潰すなよ」
震電「何で僕だけ助かったんだろう…
あの子たちの代わりに僕が死ねば良かったのに…」
武蔵「馬鹿を言うな!!!!お前は良く頑張った、
こうなったら陸助と全面戦争だゴルア!!!!」
加賀「いいからあんたは少しもちつけ」
比叡「ひえ~」
震電「ごめんなさい、でも僕、何も出来なくて悔しい…」
雪風「確かに屠龍の言うとおり戦場では弱い者から
次々と脱落する、残酷だがそれが現実だ。
しかし震電よ、その悔しさはお前が成長するための原動力となるであろう。
だから今は思う存分泣いていいぞ」
金剛「雪風が言うと説得力がありすぎだろ…」

535:名無し三等兵
08/05/21 13:20:25
FSX90「…あれ、艦攻のおいちゃん単身でお出かけかい?」
天山「その呼び方は止めろ。お前には関係ねえ」
90「大方、大切な人とその家族を滅茶苦茶にした
憎きライバルを凹しに行くとか…
でもよ~く考えてみなよ。間の悪い時に彼女が正気に
返ったら生真面目な性分がたたって自分を責めて最悪自害するかもだぜ?」
天山「じゃあどうしろと…」
90「俺もあの一家には世話になったから悪いようにはしない。
それよりじきに面白いことが起こるからまあ見てなって」

536:名無し三等兵
08/05/21 17:29:14
子供のとこに戻ってきたP3-C。
P「今のとこ陸軍に動きはありません。貴方達も回復したようですね。」
電光「お母さんのとこ連れてって。会いたいよぉ」

P「駄目です。月光は何か…恐らく催眠のようなもので記憶を封じられていますから。」
極光「何故、そんなことが分かるのですか?」
P「我等の指導者は大抵のことなら知っています。
辛いですが、時期を待ちましょう。」


537:名無し三等兵
08/05/22 22:16:06
天山「あのFSXとか言う奴、意味深なこと言ってたが何をする気だ。
陸の方の出方も気になる…」
月を見上げて悩む天山。

538:名無し三等兵
08/05/22 22:46:10
その頃の陸軍航空基地

月光「ずい分遅かったな、心配したぞ」
屠龍「すまない、ちょっと手間取っていてな。
…なあ月光よ、お前はこれからも俺のパートナーでいてくれるか?」
月光「何をいきなり。我々は今まで共に出撃していたし、これからもずっと一緒だ」
屠龍「そうか…それを聞いて安心した」

539:名無し三等兵
08/05/22 23:31:58
紫伝改「しかし、シリアスパートになると途端に
俺らの出番が激減もしくはチョイ役になるのな」
二式「じゃあ頑張って改ちゃんがメインのシリアス物考えてみるのはどう?」
零戦「いいのかい?主役になればなったで
お前の姉貴や俺や妹など、関係者にも人格崩壊や
死亡フラグといった重いネタが降り懸かるぞ」
紫伝改「別に先輩に死亡フラグが立っても痛くも痒くも…あべしっ!」
雷電「俺は食い物さえあれば、どんな待遇でも構わないぜ。
(松根油を飲んで)不味い!もう一杯!」
一式陸攻「私は震電クンの出番があればそれで…」
強風「あーそれ以上言わなくていいから」
隼「まあ奴の暴走で陸軍の印象がちょっと
あれになってるが本当は海軍の方がヤバいから」
晴嵐「もし重いネタばっかりで疲れたら、今まで通り
『ぬるぼ』『ガッ』みたいな一発ネタを間に挟んでもいいんじゃない?」
F6F「そうだな、俺アメから逃れて日本軍に
居候してる事になってるの、皆覚えているだろうか…」
飛燕「日本軍三面拳の1人なのに僕だけ影が薄いのは何故?ひぇ~ん」
疾風「二番煎じネタはもういいから…」

540:名無し三等兵
08/05/23 00:20:41
一人思い詰める震電。
震「僕は何て弱いんだろぅ。大和さんみたいに一杯武器無いし、F2みたいにミサイルも無いし
僕は誰も守れない…僕、強くなりたいよ(涙)」
雪風にすがって泣く震電。
雪「強さ…か。」

武蔵「震を泣かせるとは陸助め。報復してやるからなっ!!あぁ頭きた~。」
大和「震電、お前には素質がある(冷静)」
武蔵「行くぞ、兄貴っ。」
大和(゚A`#)ブチッ…

541:名無し三等兵
08/05/23 02:29:39
比叡「僕の真似をするなぁー!飛燕!」
飛燕がいるあたりに主砲を乱射する比叡

霧島「比叡ってこんな性格だったっけ?」
榛名「プライドじゃなくて?」
金剛「普段は大人しいのに…」
山城「若さじゃよふぇっふぇ」
扶桑「そうじゃ」
伊勢「それよりも、弟が…」

日向「うわ~ん!未来じゃ僕は完全な空母だわ~ん!」

愛宕「(^ω^#)」

542:名無し三等兵
08/05/23 18:02:02
>>536
紫電改  「どうでもいい事かも知らんが、P-3Cが海に落ちた連中を助けるのは不自然じゃね?」
二式大艇 「やっぱり海難救助なら、US-1さんじゃないかしら?」

零戦先輩「まてまて、いくら大型飛行艇でも2機いっぺんに救助するのは無理じゃね?」
晴嵐   「きっと、たまたま通りかかった伊401さんが助けたのよ」

結論が出せない一同であった。

543:名無し三等兵
08/05/23 21:47:46
「そもそも俺たちは空を飛べるのはずなのに、
何で崖っぷちから突き飛ばされたぐらいで
海に転落するかね。ちょっと実験してみる」
そう言ったきり戻って来ない飛燕。

544:名無し三等兵
08/05/23 22:12:24
雷電「>>543号機が、何か忘れていったぞ」
そこには、液冷式航空機用発動機が転がっていた。

545:名無し三等兵
08/05/23 23:12:48
>>542
そんな紫電改の上に落ちてきたT4と、傍に綺麗に着地したF2。

紫電改「痛えな。イルカ君、俺に恨みでもあんの~?(涙目)」
T4「貴方がゲートの下に居たんでしょうが。
FSX、只今戻りました。」

FSX「戦略を練るから、すぐに来い。場所は…」
T4「分かりましたっ。」
さっさと飛んで行く2機。

紫電改「ねぇ俺は無視?イルカのせいで頭痛いのに…」

546:名無し三等兵
08/05/24 09:11:39
はたと思いつき、御前会議に陳情にいく紫電改と二式水戦

547:名無し三等兵
08/05/24 18:06:30
怒り心頭の紫電改>>545号機の頭上から、突如降ってきた紙袋。
開けてみると、中にはマカダミアナッツチョコレートと手紙が……。
手紙には汚い日本語で『スミマセン XVF-14』。

548:名無し三等兵
08/05/25 00:51:14
二式水戦「何なの、それ?」
紫電改「よく分からんが、誰かがお詫びにくれたらしい。」

雷電「何い、何を貰ったってぇ?」

549:名無し三等兵
08/05/25 10:14:44
大鳳「なんか、俺って日本空母の中で一番影薄くね?」

550:名無し三等兵
08/05/25 10:38:10
>>549
紫電改「あん時はどさくさだったからねぇ・・・」

551:名無し三等兵
08/05/25 23:14:03
空き格納庫で会議する未来の使者たち。

FSX90「つー訳でこれから夜戦の救出に向かう。ドルフィン、武器は?」
T4「はい。ハープーン少しと対空、対艦ミサイル…F2も適当な物を持参。」
P3C「子供は隠して来ました。」
FSX「よし、一気に攻めて…」
F2「待て待て。いきなり武力は不味いのでは?」
P3C「ふむ。彼女の催眠を解くのが先決ですね。」
T4「どうやって解く?」
FSX「うわ、また振りだしからかよ…こっちは攻める準備万端なのによ。」
P3C「大声出さないで下さい。今、こちらの機に聞かれたら面倒なことに…。」

552:名無し三等兵
08/05/26 03:39:36
一方、P3Cに匿われた子供たちは…
電光「いつまでここにいなきゃいけないんだろう、退屈だよ~」
極光「お母さんのところに行けないなら、海軍基地に戻ろうか?」
電光「賛成!嵐も収まった事だしみんな心配してるかも知れないからね」

そして飛行中の二機をまたしても発見する加賀

553:名無し三等兵
08/05/26 08:52:30
>>551
「話は聞かせて貰った!」
紫電改、二式、雷電を引き連れて颯爽と現れた零戦に慌てふためく未来機たち。
零戦「心配には及ばん、私はこの時代の指導者にあたる。
できる限り君たちには協力を惜しまないつもりだ」
T4「指導者って…じゃあ俺が最初に出くわしたのは偽物で騙されたのかよ!」
紫電改「失礼な!俺は有能な後輩だってば、
それよりさっきはぶつかって詫びの一言もなかっただろ!」
F2「まあ一部の機体に私たちの姿は見られていたから、
今さら秘密裏も何も無理だったか…(遠い目)」

554:名無し三等兵
08/05/26 10:23:11
>>552
加賀の案内により海軍基地に戻ってきた二機は、震電と喜びの再会を果たす。

武蔵「良かったなあ~日頃正しい行いをしてる者を
やっぱりお天道様はちゃんと見てるんだな」
震電「本当に良かった…あの時は助けてあげられなくてごめんね。
もう二度と危ない目に遭わせたりはしないよ」
電光「ううん、周りに気をつけなかった僕たちがいけなかったの。
お兄ちゃんたちにも心配かけちゃってごめんなさい」
極光「それに、戦場に向かってそのまま帰ってこなかった
先輩たちをこれまで私たちは幾度も見てきました。
だから自分に万が一の事が起こっても…覚悟はできてます」

雪風「その言葉を待っていた。
もしこの先の試練を受け入れる心構えがあるのならば私について来るがいい」

555:名無し三等兵
08/05/26 17:14:48
震電「君達が行くなら僕も行く。今度こそ守ってあげなきゃ。」
電光「わ~い。雪風さんお願いします。」
武蔵「では私も震を守るために!」

雪風(来んな…)

556:名無し三等兵
08/05/26 18:03:19
>>553
零戦「事の発端は元をたどれば何か俺に原因が
あるみたいだから…陸軍とのトレード持ちかけとか」
雷電「未来の美味いものたらふく食わせてくれるんなら任せとけ」
F2「では妻のマインドコントロールを解くのを手伝って貰えないか。
恐らくは同時代の君たちの方が効果があるのでは…」
零戦「そいつは厄介な注文だな。何せ奴は今リミッター解除状態に
等しいから、下手すれば俺たちも命に関わるかもだ」
紫電改「むしろ今のままでいた方が、子育てのストレスから
解消されるしこっちは八つ当たりされる心配もないから
お互いにとっていいんじゃ…ひでぶっ!!(色々殴られる音)」
二式水戦「まずは月光さんを連れ戻してから
こっちで洗脳を解くのじゃ駄目なの?」
FSX90「それも考えたんだが、彼女の性格からして大人しく
連行されるとは思えないし、被害が拡大するという結論になってな…」

なかなか思うように進展しない作戦会議。

557:名無し三等兵
08/05/26 18:07:37
「武蔵頑張るなぁ~」
「震電フェチつーか、ショタ属性なのか…」
「いい加減にしろよ、みっともない」
「雪風と一緒に行動すると死ぬのにな」
「ひえ~」
「またそのネタかw」
「若さか…」
「若い今ならなんでもできるのう~」
「ふぇっふぇいいことじゃw」
「若くても空母は嫌だ><」
「またそれかよ…」


558:名無し三等兵
08/05/26 18:13:54
「お前ら、いい加減にしないか?」
ゆっくりと主砲(三式弾装填済み)を向ける、大和と長門。

559:名無し三等兵
08/05/26 23:33:30
このところ航空機の配分をめぐって陸海軍の軋轢がますます激しく
なっている事に心を痛め、緊急に御前会議を召集する天皇陛下。

560:名無し三等兵
08/05/26 23:35:26
会議を抜け出す聞役だったP3-CとT-4。

P「一旦イーグル様に報告を。」
T「こちらT-4。報告します。」
現状を伝えるT-4。
F15「やはり事態は深刻化しているようだな。」
T「皆、困惑している模様。貴方の力を借りたいのです。」
P「それは無理でしょう。平成の指導者は向こうにいないと。」
T「そっか。では…何か良い手は。」
F「うむ…戦って正気に戻すのが一番かもしれない。FSXが適任だろう。」
P「そのように伝えます。」

561:名無し三等兵
08/05/27 00:11:59
>>560
二機が昭和の時代に戻ると、作戦会議に雪風が加わっていた。

雪風「私は日本海軍の艦船を代表する者。
作戦の意図についてはあらかた聞かせて貰った、
早速相談なのだが(電光&極光を連れてくる)」
P3C「君たち!あそこから離れたら駄目って言ったのに、
どうして勝手に抜け出したりしたの?」
子供たち「だって……」
雪風「まあまあ。それで相談というのは他でもない、
今回の戦役にこの子たちも是非加わらせて貰いたいのだ」
T4「しかし、余りにも危険ではないでしょうか?」

562:名無し三等兵
08/05/27 00:58:37
雪風「その通り、ある意味これは危険な賭けでもある。
正気を取り戻すのきっかけとして親子の情に勝るものはそうそうあるまい。
しかし一歩間違えれば、将来有望な若い命を失うことになるだろう…」
F2「いかんいかん!ここにきてお前たちにもしもの事が
あったら、今までの積み重ねが全て無駄になってしまう」
電光「だけどこのままお母さんが戻ってこないのはもっと嫌だよう~」
極光「死が怖いと言えば嘘になるでしょう。
でも命と引き換えに元のお母さんになるなら惜しくはありません」
雪風「これだけ生半可な気持ちではないという事を
汲み取って貰えただろうか…?」
FSX90「何て言うか、この時代もまだまだ捨てたものじゃないな。
お前らも立派な仲間だ、俺たちと一緒に頑張ろうぜ」
電光&極光「はい!」
雪風「この二機及び震電をサポートとして奪回作戦に同行させる。
その他の航空機及び艦船は適宜陽同任務に当たらせ、
その取りまとめ役は武蔵とする」
武蔵「よっしゃ、任せとけ(大張り切り)」

563:名無し三等兵
08/05/27 01:07:16
>>558
「なんか言ったか?」
三式弾装填済の主砲を大和と長門にむける>>557こと日本海軍の戦艦達

564:名無し三等兵
08/05/27 01:35:48
ふて腐れてる日向にそっと近づく大鳳。
「60数年後の戦闘機くん達にこっそり聞いたんだけど、
日本は終戦後空母の建造がずっと途絶えていたんだって。
それが最近になって諸般の都合で違う呼び方だけど、
事実上空母と変わらない艦が実に60数年ぶりにできたんだって。
私たちが軒並み姿を消してから60数年の歳月を経て、
復活した空母の最初の名前に日向くんが選ばれたんだよ。
未来の世界に自分の名前が復活するというのも
そうそうある事じゃないのに、これって凄いと思わない?」

565:名無し三等兵
08/05/27 17:40:00
紫電改「何か大変なことになってるな。
それにしても、彼奴ら泣かせるなぁ小さいのに。」

FSX「お前も来い。」
紫電改「何でだよ~これから二式と…」
FSX「お前がスレ主だからだ。雪さん、コイツも加えますね。」
雪風「あ…あぁ。」

よく分からない理由付けで連行される紫電改。

566:名無し三等兵
08/05/27 17:45:03
そのころ雷電は・・・・
”いかにして、北海盆歌で女を口説くか?”
を真剣に考えていた。

567:名無し三等兵
08/05/27 17:54:15
その頃天山は案の定屠龍を探しに単独で行動していた。
「色々考えたが、やっぱり俺なりのやり方で決着をつけるしかないか…
あいつ等が月光とやり合っている間に一気に片を付けてやるぜ」

一方男らしくなった月光と屠龍のツーショット出撃姿に
密かに胸をときめかせる一式陸攻姐さん。

568:名無し三等兵
08/05/27 18:22:16
一方、海軍に滞在していた五式戦は…

銀河「どうしても行くの?私から指令に言っておくから
ずっとここにはいてくれないの(涙)」
五式戦「すまない、今回の件には私も関わっているからな。
このままいけば陸海の航空機の間に深い溝と傷を残してしまうことになるだろう。
双方の和解と更なる犠牲を出さないためにも作戦に協力しつつ陸軍に戻る」
銀河「…実はね、私、ずっと貴方に黙っていたんだけど
謝らなければならない事があるの」
五式戦「…もしこの戦いが終わって再会できたら、その話の続きを聞こう」

569:名無し三等兵
08/05/27 20:45:30
>>568の会話があからさまな死亡フラグだというのに内心つっこむその場に居ない紫電改。

そして雪風に引きずられてゆく。

570:名無し三等兵
08/05/27 21:05:41
考えてみれば平成対昭和初期の戦闘機なんて勝敗の結果は
最初から目に見えてるし、俺たちがいても足手まといになるだけじゃん。
説得は子どもたちに任せるとして、戦闘が始まったら
適当なところで離脱しようと決め込む紫電改>>569号機。

571:名無し三等兵
08/05/27 22:38:28
偵察に行っていたP3-C。
P3-C「今、彼女は出撃しているようです。」

FSX「マジかよ!折角ここまで来たのにな。」

雪風「お前達は臨戦体制をとるように。月光が戻ったら行きなさい。」
電光「はいっ。」
極光「ついにこの時が来ましたね。」
FSX「念の為にミサイル1つずつ付けとくな。ここをこーして、あーして…」


電&極「重い…」

572:名無し三等兵
08/05/27 22:40:08
雪風「おい。紫電改、どうせする事もないしこっそり逃げようなんて考えるなよ。
もしそんな真似をしようものなら貴様に一生童貞の呪いをかけてやる」
紫電改「それだけは勘弁して下さいよ~雪風の旦那」
雪風「月光に強力な暗示をかけた屠龍のことだ、
これだけで済むとは到底思えない。嫌な予感がする…」
紫電改「そ、そうなんですか…(いちいち説得力がありすぎて怖いんだけど)」

573:名無し三等兵
08/05/28 09:38:04
戻ってきた二機。

月光「私は何か大切なことを忘れている気がするのだが…過去の記憶が無いのも気になる。」
屠龍「あ~過去の記憶ね(汗)」
月光「私は一体…」
屠龍(不味い…)「あ、お前寝惚けて頭打ったんだよ。だからさ。」
月光「それなら良いんだ。」

屠龍(信じやすい性格で良かったぜ。)

574:名無し三等兵
08/05/28 10:54:13
紫電改「一生童貞と言うことは、ニ式水と別れるということか…」
ニヤニヤする零戦と紫電改

575:名無し三等兵
08/05/28 11:03:16
ほぼ時を同じくして、連合艦隊による艦砲射撃が行われる。

武蔵「オラーーー!!!陸助出てこいーーー!!!」
紫電改「凄い迫力だなあ。何か艦隊らしい仕事してるの初めて見た…おっと失礼」
雪風「あれでも一応威嚇射撃だ。他の陸軍連中の注意を
引きつけている間に未来戦闘機に月光を奪回して貰おう」

576:名無し三等兵
08/05/28 13:00:23
小園司令「月光はどうした!?武装強化しようと思ったのに!」

577:名無し三等兵
08/05/28 13:24:10
月光が見つからないので、その辺で気絶してた新司偵>>523号機に斜め銃を取り付ける小園司令。

578:名無し三等兵
08/05/28 14:34:55
念の為説得を働きかける零戦。
「あ~陸軍に告ぐ。月光と五式戦の交換日数は一週間だったはず。
とっくに期限は過ぎている、五式戦は今そちらに向かった。
月光を海軍に戻せばこちらの攻撃は直ちに中止する。
尚震電及び電光極光が陸軍機に襲われたという
動かぬ証拠があるから、知らぬ存ぜぬは通用しない」

一方陸軍に戻った五式戦は、
「現在の状況を僚機に聞いてみよう。それにしてもやけに静かだ…」

579:名無し三等兵
08/05/28 17:49:44
>>578
小園司令「こんなところにおったのか。
零戦たちが迎えに来ている、儂と一緒に戻ろう」
月光「戻る…?一体何をおっしゃるのですか。
海軍が我が陣営に総攻撃を仕掛けようという非常事態だというのに」
小園司令「何を言うかはこっちの台詞だ、お前は元々海軍機なのを忘れたのか!」
月光「海軍がいかに無能で狡猾なのか、貴方もここにいて
十分理解しているはずです。今こそ奴らに制裁を
加えなければこの国の将来はありません」
屠龍「月光の言う通り、貴官には陸軍機の
性能向上のためにまだまだ働いて貰いますぞ」
小園司令(何だ、この感覚は…身体が思うように動かん)

580:名無し三等兵
08/05/28 20:05:46
F2「お前達、本当に行くのか?」
極光「はい。この任務は私たちにしか出来ません。」
電光「大丈夫だから、父さん。」
紫電改「そ、あの艦もついてるし心配すんなって。」
F2「これ(AAM-3)を持っていきなさい。」

P3-C「イーグル様の加護がありますよう…」
2機に何かを埋め込むP3-C。
2機「行ってきます。」
遂に向かう子供たち。

F2「あの子たちに何を?」
P3-C「念のためにと授かった物です。あれで催眠にかけられませんよ。」

581:名無し三等兵
08/05/28 21:39:31
こちらは待機中の連合艦隊。

高雄「しかし陸軍側の返答が全くないというのは不思議ですな…」
零戦「どうやら小園司令もまだ中におられる様だ。
迂闊に攻撃が出来なくなったぞ」
二式艦上偵察機「報告します!海軍の港湾及び航空基地の何カ所かで
大規模な空襲を受けている模様です!」
霧島「何?こんな時に米軍の爆撃か?」
二式艦上偵察機「いえ、それが…陸軍機と正体不明の兵器の…」
武蔵「おのれ陸助め!はかりおったか!」

582:名無し三等兵
08/05/28 21:43:03
神大佐の一声で陸軍基地に突っ込む大和

583:名無し三等兵
08/05/28 22:06:51
ようやく基地に残っていた隼を発見する五式戦。
隼「戻った早々悪いが、すぐに出撃するぞ」
五式戦「出撃?こんな時に一体どこに」
隼「お前知らないのか?海軍基地への総攻撃命令が出てるんだぞ」
五式戦「そんな馬鹿な(そう言えばこいつの目つきがどこか変だ、まさか…)」

584:名無し三等兵
08/05/28 22:52:16
一方、こちらは平成の空自基地。

F4「しかし本当にあれで良かったのでしょうか、
FSX90に任せれば難なく夜戦を奪回できたものを…。
我々の計画が大幅に遅れるのは避けられないでしょうね」
F15「まあそう言うな。間違いなくF2の血を受け継いでいる
あの子達を信じるしかあるまい。どの道当初の
計画の軌道修正をせざるを得ない状況に変わりはないしな」
T2「現地からの報告です。緊急事態が発生しました!
あちらの陸海軍が交戦状態に突入、
更に陸上自衛隊の兵器の一部が突如消息を絶ったという…」
二機「何だと…!」

585:名無し三等兵
08/05/28 23:25:09
そのころ、雷電による物資食い尽くし被害からようやく立ち直ったマリアナ基地では…

「偵察に向かったF-13によると、ジャップどもは内戦状態に入ったようです」
「何をやってるんだ…奴らは馬鹿か?」
「かもしれません…現在は陸軍機による海軍基地への総攻撃が行われているようです」
「つまり明野上空はがら空き、か」
「そのようで…行けますかね」
「…うむ、念のため護衛は付ける。イオージマ基地に連絡だ」

586:名無し三等兵
08/05/28 23:26:15
90式戦車「世界は僕らの物だね。兄さん」
74式戦車「そうだ。やるぞキュウマル」

軽装甲車「あのアニオタ兄弟何とかしてくれ」
九五式軽戦車「“あにおた”ってなんじゃそりゃ?」

なんだか平和な陸軍+陸自側。

587:名無し三等兵
08/05/28 23:34:39
F15「何て事だ…時を越える力は、一部の機にしか与えていないはずだが。」
F4「我々の中に裏切り者が出たということか?!」

T2「FSX、P3-C…あの者達がそんなことをするとは考えられないですが。」
F15「では何故?」
T2「分かりません。でも、確実に゙何がが起こっているのです。
最終手段として貴方に来て頂くかもしれません…」



588:名無し三等兵
08/05/29 00:02:12
>>583
五式戦「こうなったらやむを得ん、歯を食いしばれ!!(鉄拳制裁)」
隼「うう……(しばらくして)あれ?俺どうしたんだ」
五式戦「やっと目が覚めたか。俺が留守の間一体何が起こったんだ?」
隼「それがさっぱり、僚機たちが一斉に出て行くもんだから
不審に思って声をかけたらいきなり目眩がして…」
五式戦「集団催眠…か。とにかく一刻も早く攻撃を
食い止めなければ、このままでは日本は間違いなく破滅する」

589:名無し三等兵
08/05/29 00:39:24
一方、陸軍による襲撃は雪風たちの元にも知らされた。

雪風「まさか裏の裏をかいた奇襲とはな…。
一部の艦艇を残してそれ以外は直ちに基地防衛当たらせるのだ。
極力無駄な交戦は控えるようにと伝えよ」
二式艦上偵察機「はっ!」
雪風「さて…ドルフィンとか言ったな。そちらの指導者と謁見する事は可能か?」
T4「それは…」
雪風「この戦いの行方も気になるが、話がしたいのだ。
向こうの世界から来るのが困難なのであれば、私の方から出向いても構わん」

590:名無し三等兵
08/05/29 01:31:06
「いや~なんか大喧嘩してますな~」
「他人事のように言わない!」
「陸軍が月光を奪ったのが原因らしいですぞ」
「いやいや、月光が勝手に来たわけで」
「あ~航空機はアテにならん!」
「敵が攻めてきたら…ガクガク」
「そ、それでは航空機の配分を…」
御前会議でも御前会議が開かれているが…
天皇「チッ…ボソ(なにやってるんだか」
愚痴を小侍従に言う天皇陛下

591:名無し三等兵
08/05/29 02:00:46
小園司令の手によって大改修を受けた月光。

月光「何だか生まれ変わった気分だ。たとえ
次世代戦闘機相手だろうと負ける気がしない」
屠龍「未知の領域の装備も施してあるからな。
だが無理はするなよ、いざとなれば強力な援軍を配備してあるから」
月光「心配するな。あんな連中すぐに蹴散らして必ず戻ってくるから」
屠龍「ああ、たとえ何が起ころうとも俺たちは
これからもずっと一緒だ…(抱擁する二機)」
一式陸攻@物陰(これが非常事態じゃなかったら美味し過ぎるシチュなのに…)


ついに運命の戦いが始まろうとしていた。

592:名無し三等兵
08/05/29 02:11:58
明野にいる外国機たちはというと……理研謹製の合成酒で一杯やっていた。

F6F「日本酒も悪くないが、やっぱコレだな~」
LaGG-3「そうか?ちと弱い感じがするんだが」
ハリケーン「お前にとっては大抵の酒がチェイサーだろうからなw」
Bf109E「何か俺たちだけで酒盛りなんて、他の機体に悪い気がするな」
Fw190A-5「でも皆忙しそうだったし、いいんじゃね?」
F6F「おい、何かつまみあるか?」
整備兵「椎の実ならありますが…」
F6F「じゃ、それ頼むわ」
Bf109E「そういや、こうやって皆で飲むのって珍しいよな」
LaGG-3「俺とドイツ機が一緒に酒飲むなんて本国じゃ考えられんもんな」
F6F「ま、異国の空の下だ。皆で仲良くやろうや」

一同「わはははは…」

593:名無し三等兵
08/05/29 02:46:06
そしていつの間にかちゃっかり乱入している雷電。

594:名無し三等兵
08/05/29 10:26:27
>>587
T2「現地から新たな情報が入りました。
陸軍の攻撃を受けた海軍は防戦体制を取り始めたとのこと。
なお攻撃した陸軍機の大半は催眠状態に陥っており、
平時の記憶が封じられているそうです」
F4「ではかの夜戦だけではなく数多くの兵器が洗脳状態にあると」
T2「はい。そして問題の夜戦がついに出撃したとの
報告も入っています。戦況は不明ですが…」
F15「よし。ではF4にもあちらの世界に赴いて貰おう。
F2と共に集団催眠の原因を直ちに突き止めて、事態の収束をはかるのだ」
F4「分かりました」
T2「それと向こうの艦船代表を名乗る者が、是非貴方様に会って
話がしたいと言ってきておりますが、いかが致しましょう?」
F14「少し考える時間をくれないか。この様な事態になった以上、
海自護衛艦群の協力も仰がねばならないな…」

595:名無し三等兵
08/05/29 17:29:08
そして派遣されたF4。

F4「これは酷い。早くF2を探さねば…」

596:名無し三等兵
08/05/29 19:52:31
>>594
F15(とは言ったものの、猶予はないな。
それに、護衛艦を向こうで使ってもらわなければ…)
T2「何かお悩みで?」

F15「その者と会うことにしよう。すぐに連れてきてくれ。」
T2「はい、只今!」

597:名無し三等兵
08/05/29 19:54:41
>>594
突然トムキャットが混ざってる事に、驚くF-1支援戦闘機

598:名無し三等兵
08/05/29 23:26:57
だいぶ酔いが回ってきた明野の外国機たち(と雷電)。

F6F「数ある米軍機の中で、何で俺がいじめに遭わにゃならんのだ…理不尽だ…」
ハリケーン「泣き上戸だな、今はこうして楽にやってるじゃないか、気にするなよ」
雷電「そういや最近は空襲が少なかったからな、楽でいいぜ」
LaGG-3「うーんまだ飲み足りないな…整備兵、酒はもう無いのか?」
整備兵「すいません今日は大規模作戦とかで…只でさえ物資が無いんです、勘弁してください」
Fw190A-5「それで皆忙しそうだったのか…最近じゃ珍しいな」
Bf109E「どうせ俺たちの出る幕はないからな…なんだか退屈な気もする」

ハリケーン「おい、何か爆音が聞こえるぞ。もうお帰りか?」
F6F「違う、この音はB29だ、護衛機もいるぞ!」
Fw190A-5「こっちに来るぞ…数も多いな、このままじゃ俺たちの家が無くなってしまう!」
LaGG-3「俺たちが上がる事になるみたいだな、みんな飛べるか?」
Bf109E「うぅ、飲みすぎなきゃ良かった…だが何とか飛べる」
雷電「整備兵、ハリケーンに乗って赤松分隊士を呼んで来い!それまでは持たせて見せる」
ハリケーン「待て、俺も上がる!」
Fw190A-5「この中ではお前が一番古い。雷電の相棒を連れてくるのだって大事な仕事だぜ」
ハリケーン「…すまん。皆、俺が帰ってくるまでやられるんじゃないぞ」


明野上空の一日は始まったばかり……

599:名無し三等兵
08/05/29 23:51:19
>>596
T4「たった今本部より返事が届きました、雪風殿をお連れする様に、と」
雪風「承知した。では紫電改、これから私は未来の
航空機達と会見しに行くので後は頼んだぞ」
紫電改「え…、これから戦いが始まるってのに。
何なら俺もついていこうか?」
雪風「馬鹿言うな。戦況がこちら側に不利になれば
状況を打開する為お前にも働いてもらわねばならん」
紫電改「てかこっちが不利になったら負け確定じゃ…」
雪風「そうなったとしても何かしら出来ることはあるはずだ。
あの雷電も明野で奮戦してるそうじゃないか、
お前も日本男児の意地を見せてやれ」
紫電改「はあ…(行っちゃった)」

600:名無し三等兵
08/05/29 23:57:18
>>599
震電「雪風さん気をつけてー。僕も頑張るから」
こちらは対照的に笑顔で雪風を見送る震電。

601:名無し三等兵
08/05/30 02:10:18
(まあ俺も代行任務を雪風様から命じられている訳だが)
物陰からこっそり見守っている防空駆逐艦秋月。

602:名無し三等兵
08/05/30 02:30:32
明野から厚木まで急いで飛んできたハリケーン。

ハリケーン「赤松貞明分隊士ですね、雷電にあなたを明野まで連れてくるよう頼まれて参りました」
赤松分隊士「明野だと?この非常時に、なんで雷電は陸軍の基地にいるんだ」
整備兵「それが…(かくかくしかじか)というような事情でして…」
赤松分隊士「あの馬鹿が非常時に…このような事態の中で陸軍の手助けをしたら…」
ハリケーン「このような…?」
赤松分隊士「陸軍の基地に居ながら何も知らんのか?(斯斯云々)という事になっているんだぞ」
ハリケーン「そんな…!我々外国機には何も知らされていません!」
整備兵「あの大規模作戦というのが……分隊士、雷電はこのことを知りません!」
ハリケーン「雷電は義に厚い奴です。それに一機の戦闘機を巡って陸海軍が争うなど馬鹿げています」
整備兵「今は陸軍と海軍が仲間割れをしている時ではないはずです、どうか力を貸して下さい」
赤松分隊士「…分かった。整備兵、貴様は源田司令に事情を説明してくれ」
ハリケーン「今からなら敵の第二波攻撃に間に合うでしょう。基地への説明には私の無線機を使って下さい」


混乱する厚木を後に、ハリケーンで飛び立つ赤松分隊士…

603:名無し三等兵
08/05/30 15:22:14
>>591
FSX90「ついにおいでなすったか…
(子供たちに)いいか、俺の言った通りに動き回るんだぞ」
電光&極光「お母さん…」
FSX90「なあ、見ての通り俺は次世代型の戦闘機だ。
まともにやりあえばそちらに勝ち目はない、
怪我したくなかったら大人しく従うんだ」
月光「果たしてどうかな…(冷笑)?助っ人を頼むとは海軍も堕ちたものよ、
つべこべ言わずにかかって来るがいい!」
FSX90「やはり戦わざるを得ないのか…行くぜ!」

604:名無し三等兵
08/05/30 18:27:09
平成へ来たT4と雪風。

T4「あそこに居られる4枚の尾翼を持つ機がイーグル様です。」
雪風「あれがこの世界の指導者…」
T4「行きましょう。
あ…貴方は船だから無理でしたね。失礼。」
イーグルを呼びに行くT4。

605:名無し三等兵
08/05/30 19:27:08
>>603
空中での攻防を繰り広げる二機。
FSX90(何て機動力だ!旧式の機体とは思えない。
これは本気を出さないとヤバいか…)

見守るF2たちの元に現れるP-3C
P-3C「間もなくこちらにF4が参ります。
合流次第、大量の陸軍機にかけられた集団催眠の原因を
突き止め、事態の収集を計るようにとの事です」
F2「しかし、家族が大変な状態にあるというのに、この場を離れるのは…」
P-3C「お気持ちは分かりますが
貴方にはまだ重要な任務が課せられています。
忍びないとは思いますが、ここはFXS90達に任せましょう」

606:名無し三等兵
08/05/30 19:29:57
最近のスレの流れに乗れず、格納庫でお茶を挽いてる
九六艦戦と九七戦。

607:名無し三等兵
08/05/30 20:20:40
スレリンク(army板)
ほとぼりが冷めるまでこっちにおいでよ~と二機に誘いかける零戦。

608:名無し三等兵
08/05/30 21:17:56
>>607
そっちのスレの方が居心地が良さそうなので行ってみようかな~
なんて考えてる紫電改

609:名無し三等兵
08/05/30 22:32:50
そんな様子の紫電改に気付いた二式水戦ちゃん。
「あらあら…スレ主がそんな様子でいいのかしら?」

「スレ主たる者どんな事があろうとも、スレと運命を共にするのが筋じゃないの?」
「逃げ出そうとするなんて、男の子のする事じゃないわ~」
強風姉さんと紫電姉さんも気付いたようだ。

610:名無し三等兵
08/05/30 23:53:35
F2をやっと捕まえたF4。

F4「随分探したぜ。」
F2「P3Cから話は聞いている。催眠の原因を突き止めるのだな。」
F4「ならば話は早い。その前に、夜戦の催眠を解く手段を考えてみたんだが」
P3C「何か良い方法が?」
F4「お前が2機に埋め込んだ催眠抗体を元にして(略)」
P3C「ふむ。何故そのことを?」
F4「イーグル様はご存知だ。
それは良いとして、どちらか一機を俺に差し出してくれないか?」
P3C「それって…まさか?!」
F4「そうだ。だが、一機の犠牲で救われる。戦いは終るのだ。」

P3C&F2「…」


611:名無し三等兵
08/05/31 00:35:06
>>605
FSX90「止むを得ん。ここでミサイルを…ん?あの煙は…まさか赤外線フレア?
馬鹿な!この時代に高度な誘導妨害装置が存在する筈が…」
月光「先程の威勢はどこにいったやら…ならばこちらから行くぞ!」
極光「電光、準備は出来た?そろそろ飛ぶよ!」
電光「うん!分かった!」


一方陸軍航空基地内部では、
天山「こんなところにいたのか、探したぞ」
屠龍「貴様か…来ると思っていた」
もう一つの戦いが始まろうとしていた。

612:名無し三等兵
08/05/31 01:05:49
姉どもの目を盗んで>>607のスレに行ってみる紫電改

613:名無し三等兵
08/05/31 01:50:20
「要するに今の状況を分かりやすくたとえると、
ばいきんまんによって悪の心を植え付けられたロールパンナを改心すべく、
奮闘するカレーパンマンやメロンパンナたちみたいなものか?」
いきなり突拍子のない事を言い出す雷電。

614:名無し三等兵
08/05/31 02:16:37
「じゃアンパンマンは俺様だな。そんな事よりさっき南部牛追い歌聴いたら
頭から離れなくなったんだがどうにかしてくれないか」
と紫電改。

615:名無し三等兵
08/05/31 02:56:18
「俺様という一人称を使うのは、ばいきんまんだろうが…
歌は、一度工場に戻ってみたらどうだ?輸送には牛を使うから、そのうち牛にも飽きるだろう」
適当な事を言ってみる零戦先輩。

616:名無し三等兵
08/05/31 10:14:33
>>610
F4「すまない、だが代わりの方法は他にないのだろうか…」
P3C「お言葉ですが貴方の意見には私も賛同出来かねます」
F4「オライオン、お前まで何を言い出すんだ」
P3C「たとえそのやり方で洗脳を解くことに成功したとしても、
残された家族は深い傷を負うでしょう。
特にあの母親は正気に戻ると同時に我が子を
見殺しにしたという罪を一生背負わなければならないのです。
これほどまでに強い絆を持つ家族にとってそれがどんなに酷な事か…」
F4「この時代、戦争によって家族を引き裂かれた者たちなど数限りなく存在する。
このまま戦況が悪化すれば、もっと多くの犠牲者が出ることになるんだぞ!」

紫電改「あのー、お取り込み中すんません。
ちょっとこんなのが見つかったんですが…」
つ謎の機器

617:名無し三等兵
08/06/01 00:01:06
>>616
F-4「お、何だこれ?」

手(翼)を出そうとするF-4を制止するP3-C。
P3-C「むやみに触らない方が…」

F-2「見るからに怪しい。」
分解を始めるF2。

P3-C「あぁ言ってる側から。」


618:名無し三等兵
08/06/01 00:10:44
迎撃準備が進む厚木基地。

源田司令「赤松分隊士はどこだ?迎撃準備は整っているんだろうな?」
明野の整備兵「失礼します、赤松分隊士はB29迎撃の為に明野基地に向かいました」
源田司令「何だと?なぜ敵基地に向かっているのだ」
明野の整備兵「それが、(かくかくしかじか)という事になっておりまして…」
坂井分隊士「司令、赤松分隊士から無電が入っています」
源田司令「赤松!お前、今何をやっているのか解っているのか?」
赤松分隊士『解っています、雷電の奴があんな無茶をやっていると聞いたら放ってはおけません』
源田司令「これは利敵行為だぞ、軍法会議ものだ」
赤松分隊士『…私は雷電を連れ戻しに行くだけです、それに自分の身は自分で守れます』
坂井分隊士「(…赤松の奴、自衛を口実にして…)」
源田司令「そうか……解っているだろうな、自衛戦闘だけだぞ。すぐに雷電を連れて帰って来るんだぞ」
赤松分隊士『はい、すぐに雷電と戻って来ます』

源田司令「…まったく、この非常時に困ったものだ」
坂井分隊士「あの、司令…陸軍機にB29襲来の事実を知らせてみたらいかがでしょうか?」
源田司令「なるほど、自軍基地の防空を優先して…か。やってみよう。ところで整備兵、
        一応貴様の身柄は拘束させてもらうぞ。貴様がスパイだとも限らないからな」
明野の整備兵「はい、好きなだけ調べて下さって結構です(連れて行かれる)」
坂井分隊士「誰か、拡声器の用意を!」


全面的な内戦の回避に望みを繋げるための作戦が動き始めた…

619:名無し三等兵
08/06/01 00:13:35
爆撃の続く明野基地では…

Bf109E「燃料がもう無い、一旦離脱する」
Fw190A-5「息が切れる…日本機はこんな高度まで上がって戦ってたのか…」
LaGG-3「どうやら第1波は切り抜けたか?」
雷電「追撃はするな、すぐに第2波が来るぞ。下に降りて補給だ」
Bf109E「滑走路に大穴が開いてやがる…着陸機動に脚が持つか分からん」
LaGG-3「ハリケーンはまだ来ないのか?もう2時間近く経つぞ」
F6F「あれは…来たぞ!帰ってきた!」
ハリケーン「皆大丈夫か?雷電、赤松分隊士を連れてきたぞ!」

Bf109E「うぐうっ…脚が…」
LaGG-3「整備兵!Bf109Eの応急修理を!」
赤松分隊士「相当やられたようだな…雷電、お前は次も上がれるな?」
雷電「当然だ、援軍は来れそうか?」
ハリケーン「皆、それが…陸軍機が海軍基地に攻撃を仕掛けているらしいんだ」
F6F「なんだって?どういう事だ」
赤松分隊士「以前から月光を巡って駆け引きがあったんだが、それがこういう形になったらしい」
ハリケーン「そんな訳で…雷電と赤松分隊士は今、微妙な立場にあるんだ」
Fw190A-5「味方機は多いほうが良いが…しかし…」
Bf109E「俺はまだ飛べる。雷電がこのまま戦えば利敵行為で裁かれる事になるぞ。
      赤松分隊士は雷電を連れ戻しに来た事にして、一緒に海軍基地に帰ってくれ」
F6F「もう第2波の音が聞こえてきたぞ、どうするんだ」
雷電「そんな水臭いことが出来るかよ、おれにとっちゃ陸軍も海軍も関係ねぇ。相棒、上がるぞ!」
赤松分隊士「そう来なくっちゃ、そんな訳で皆、無理はするなよ」


奮戦を誓う一同。

620:名無し三等兵
08/06/01 00:58:47
>>617
紫電改「ん?あっちの上空でドンパチやってる陸軍機の攻撃が止まった…?」
F4「(バラバラになった部品を見て)ではこれが、
集団催眠の原因となった装置…?」
P3C「果たして本当に催眠が解けたのか、確認のため偵察に参ります」
F4「しかし一体どこでこれを見つけたんだ?」
紫電改「いや~あっちに新しい見張り台があって、
そういやちょっと前にはなかったなと思って覗いてみたら
てっぺんにそれがついてた訳よ」
F2「それは我々も気がつかない盲点だった…ありがとう」
紫電改「てへ(ちょっとは俺もスレ主らしく役に立ったかな)」

621:名無し三等兵
08/06/01 02:44:16
志摩沖を航行中の伊36にも連絡が入った。

先任「艦長、偵察に向かいましょう」
艦長「うむ、偵察任務で搭載機もあるからな」

先任「…という訳だ。敵機に見つからないようにな」
零小水偵「はい。超低空で行って、あまり接近しません」


雷電、男を挙げるチャンス到来?

622:名無し三等兵
08/06/01 08:18:15
ところ変わってこちらは平成の海自佐世保基地─

みょうこう「報告します、空自より至急応援要請が届いております」
こんごう「ふむ…日本近海にここ最近特に目立った動きは見当たらないが?」
みょうこう「恐らくこちらの哨戒機も出動している極秘任務に
重大な支障を来しているのではないかと…」
こんごう「あのオライオンか。確か数日前、陸自の主要兵器が
軒並み交信が途絶えた事件もあったからそれも気になるな…」
みょうこう「ただ今入りました情報によりますと、空自の代表者である
イーグルが浜松から厚木経由で横須賀に向かったとの事です。
何でも向こうの海軍の使者を迎えに行くとかで…」
こんごう「海軍だと?ならば私も自ら出迎えねばなるまい。
直ちに横須賀に向かうとあちらの護衛艦たちにも
伝えておくように、留守中は頼んだ」
みょうこう「お気をつけて、くれぐれも民間船には十分配慮されますよう」

623:名無し三等兵
08/06/01 09:50:33
ゆきかぜ「僕のご先祖様がくるなら一緒に行く!」

624:名無し三等兵
08/06/01 13:19:19
>>611
一方、天山と屠龍は…

天山「よくも俺の同志を…絶対許さねぇ!」

屠龍「こっちの台詞だ。俺の旧友に手出しやがって。」
天山「んなこと今は関係ねーよ!」

空き庫の中、罵声を浴びせつつ殴り合いをしていた。

紫電「あらあら…」

625:名無し三等兵
08/06/01 15:40:36
戦闘機はどうやって殴るの?

626:名無し三等兵
08/06/01 16:58:37
ここに出てくるキャラは船魂みたいな感じで擬人化されてる

627:名無し三等兵
08/06/01 17:47:05
というか、ただのネタ。
脳内変換は人それぞれだから擬人化ではないかもしれん。

628:名無し三等兵
08/06/01 18:24:47
>>626
「僕たちは技師の人たちに魂を与えられた飛行機の妖精みたいなものなんだ。
機関車トー○スやア○パンマンを想像して貰えばわかりやすいと思うよ」
と適当な答えをする飛燕

629:名無し三等兵
08/06/01 23:53:14
各務原基地では…

隼「(報告が入る)何?明野基地が空襲を受けているだと?」
五式戦「先輩、我々が迎撃に上がりましょう!」
隼「待て、ふむ…基地に居残っていた外国機たちが迎撃を行っているそうだ」
五式戦「彼らだけでは数が少なすぎます。ここからなら増援に行けます」
隼「だがここの防空体制も……」
五式戦「ここの防空は厚木に向かった部隊を引き返させれば良いでしょう」
隼「分かった、作戦参加機たちに連絡を入れよう」


一方こちらは厚木基地。

鍾馗「ここは……我々は…今まで何を…?」
疾風「作戦説明会があると言うので集まった所までは記憶があるんだが…」
四式襲撃機「……まさか奴が…いや、しかしそんな事までして…」

零戦先輩「陸軍機に告ぐ、明野基地上空にB29の大編隊が侵入している。重要拠点を失くしたくなければ
       迎撃に向かう事をお奨めする。燃料が足りなければこちらで補給を行う用意もある」

疾風「何だって…それは本当か?」
鍾馗「基地に確認すれば分かる事だ。とにかく問い合わせを行う事にしよう」
飛燕「…各務原から連絡が入った、明野はB29とP51を中心とした敵部隊の攻撃を受けつつあるそうだ」
九九式双軽「…現在は外国機たちが迎撃に上がっているらしい。隼と五式戦はこれから向かうと言っている」

陸軍機一同「「よし、引き返すぞ!」」

630:名無し三等兵
08/06/02 01:41:40
偵察から戻ってきたP-3C
「どうやらここから直近の厚木では陸軍機の攻撃が
一斉に止み、それに呼応して海軍機も応戦を中止、
特に目立った混乱もなくほぼ停戦状態となっております」
紫電改「じゃあ少なくともこの藤ヶ谷から飛んでいった
連中は、目が覚めたと見て間違いないな。
それにしても俺たちもこの上空を飛行してるのに
何ともないから、陸軍にだけ効果がある装置だったのか…」
F4「特殊な波長を出していて、特定の機種にしか効かないとか…」
F2「それでは他の地域も同様の装置を発見次第
破壊すれば、内戦の拡大を防ぐことが可能という訳か…
(紫電改に)見覚えのない怪しげな建造物がないかどうか
現地の目として一緒に見て回って貰えないか?」
紫電改「えー、でもここから離れるなって雪風さんから命じられてるしなあ…
相変わらず月光先輩の洗脳は解けてないみたいだし」
秋月「そういう事なら仕方ない。一緒に回ってこい」

631:名無し三等兵
08/06/02 10:31:12
>>604
三笠「これはこれは懐かしい、久しいの雪風よ…」
雪風「爺さん、達者に暮らしているか」
三笠「儂はこの通り、変わらずに過ごしておる。
じゃが若い連中が不祥事続きで相当参っている様でな…どうじゃ、
お互いつもる話もあるだろうからこっちで茶でも飲んでいかんか」
雪風「折角だが余り時間がない。(飛来するF-15達を見て)
どうやら迎えが来たようだ、一旦これで失礼する」


横須賀港から少し離れた猿島の一画にて─
F-15「この度はわざわざ出向いていただきご足労をかけた。
その前に浜松から連れてきた零戦を紹介するが、
現存する機体の一つで既に自力で動くことは不可能だが
この者を通じて過去の情報をある程度把握している、
逆に必要な分だけこちらから向こうに伝える事も可能だ」
雪風「それはこちらが戻って一から説明し直す手間が省けるな。
では、早速本題に入ろう。互いの関係改善に向けて、
私からそちらに話しておきたい事、反対にそちらに
聞きたいことがそれぞれあるのだが、まず何から話そうか…」

632:名無し三等兵
08/06/02 17:14:32
>>630
紫電改(ヤバイなぁ暇そうな奴、他にいないし秋月はあー言っても、雪風の命令は絶対だしなぁ…)

珍しく悩んでいた。

633:名無し三等兵
08/06/02 17:28:03
>>630
紫電改「何だよいきなり出てきて!いるんなら最初から言えよ!」
秋月「俺も雪風様の留守を任されたんだが、
最初に出てきたらすぐ頼るからあんたの為にならんだろうが。
そういう訳でここの防衛は残った俺と震電で何とかするから、
次世代機たちに道案内をしてこい」

紫電改「よし、そうと決まれば話は早い。みんな俺について来い」
P3C「ではお願いします」

F4「分かっているんだろうな…安全確認のために
各主要基地を回るとなると、すぐには戻ってこれなくなるぞ」
F2「分かっている…それでも私はFSX90と子供たちに希望を託したい」
F4「最悪お前の大切なものを全て失う事になってもか?」
F2「その時は…己が選んだ運命として受け入れる」
紫電改「なあ、一体何の相談なんだ?後でこっそり教えてくれよ」

634:名無し三等兵
08/06/02 18:20:31
その頃の明野基地
Fw190A-5「そろそろきつくなってきたな……」
Bf109E「弾が無くなった。誰か弾を!」
F6F「チキショウ!」
進退極まる明野外国機勢。もはやコレまでと思ったその時。
???「お前さんがタ。俺の事を何時までお忘れなんダイ?」
???「そうそう。アタイも忘れてもらっちゃ困るねぇ」
雷電「誰だ!?」

???「誰だと問われリャ、こたえにゃなるマイ」
P-51B「中国戦線で鹵獲された男!マスタング!!」
B-17「フィリピンで鹵獲された女。スーパーフォートレス……」
2機「「ただいま参上!!」」

余りの事に、凍りつく両軍……。

635:名無し三等兵
08/06/02 21:02:08
>>633
それから数十分後…

紫電改「ま…待ってくれ~~ハアハア」
P3C「仕方ありませんね…(苦笑)私の背にお乗りなさい」

60数年の性能差をまざまざと見せつけられる紫電改。

636:名無し三等兵
08/06/02 22:27:51
P3-Cに乗せてもらう紫電改。
紫電改「俺、足手まといになってる?」

P3-C「仕方ないですよ。こうなるのも計算の内。」

紫電改「済まないなぁ(号泣)ところで、彼奴ら何の相談してたか知ってる?」
P3-C「さぁ…気になるなら直接聞いてみては?」

F-4「もうすぐ着くぞ。最初の目的地に。」

637:名無し三等兵
08/06/03 00:11:29
>>611
ついに意を決して電光と極光は翼をはためかせた。
月光とFXS90が繰り広げる銃撃戦の間をかいくぐり、
二機の周りを取り囲むようにして旋回する。

「お母さん、これ以上戦うのは止めてー!!」
「お願い、目を覚ましてよお母さーん!!」
闇に封じ込められた母親の心を取り戻そうと、
幼い姉弟機の悲痛な叫び声が硝煙立ちこめる空に響きわたった。

「敵の増援か、小賢しい!(しかし、このすっきりしない感情は
何だろう…母親、だと…?私は、私は一体…)」
闘いの気迫においてはFSX90のそれをはるかに凌駕していた
月光であったが、突如わき起こった迷いが一瞬、攻撃の手を緩めた。

638:名無し三等兵
08/06/03 10:10:53
>>624
「はあ…はあ…」
ひとしきり殴り合った後、睨み合う二機。

屠龍「覚えているか?大分前に俺が貴様を追及していた時の事を」
天山「何…?」
屠龍「あの時は素知らぬ顔で俺を全く無視していたのに、
今こうしてわざわざ出向きに来るとは…分からないものだな」
天山「てめえ、己のした事分かってるのか?
最早個々の機体で片付く問題じゃねえんだぞ!」
屠龍「…だろうな。遅かれ早かれどの道この国は滅びる」

639:名無し三等兵
08/06/03 13:58:27
>>631
雪風「ではまず、こちらから伝えるべき事を話そう。
我々の世界と貴殿らの世界を繋ぐ『門』についてだが、
少し前にその仕組みが変わったのはご存知だろうか?」
F15「確か旧来のシステムには問題があったため、大幅に変更したとか…」
雪風「左様。旧来の仕組みが廃止されるまで、我々の世界も
幾つかの兵器たちが時空を管理する役割に携わっていた。
その中にこの私と、陸軍戦闘機も含まれていた」
F15「という事は…」
雪風「当然ながら、既にその役目は解かれている。
しかし今なお当時の特殊な能力を持ち合わせていたとすれば…」

640:名無し三等兵
08/06/03 18:31:33
>>637
一瞬の隙をついて、月光を落とすFSX90。
電&極光「あっ!」
FSX「お前、本当に忘れちまったのか?コイツらや天山とか言う奴のこと。」
月光「放せ!そのような者は知らぬ。」
FSX「こうなれば一度、機能を完全に止めるか。いや…んなことしたらF2の奴に俺が機能止められるだろなorz」
月光「F2…何だ、この懐かしい響きは…」

641:名無し三等兵
08/06/03 21:29:14
その時、
「FSXさん、危ない!!」
極光が叫んだとほぼ同時に振り返ったFSX90の背後に小型の
ロケットの様な物体が接近しており、間一髪でこれをかわす。
「AAM…こんなものまで用意してあったのかよ」
月光がその隙を見逃すはずがなく、FSXの拘束から
逃れるや否や、草原の陰に消えていった。

「怪我はありませんでしたか!FSXさん!」
「お母さんはどうなっちゃったの、ねえ」
月光の追跡を一旦断念し、攻撃の源であるミサイル発射機の
破壊を優先した彼の元に、子供たちが心配そうに駆け寄る。
「心配するな。そう遠くには行ってないはず、ちょっくら様子を見てくるわ」


(天山、F2、そしてお母さんと呼んでいた幼子たち…
何かとても大事な者の名前だった気がする…
くっ、後少しで思い出せそうなのに…!)
一方、草原の中に隠れた月光の脳裏にはそれらの単語が繰り返されていた。

642:名無し三等兵
08/06/03 21:43:55
>>638
天山「ふざけんな、そう簡単に滅んでたまるか。
妙な術にかかった陸軍機の連中が海軍基地を攻撃してた
みたいだが、奴らは徐々に正気を取り戻りつつある。
月光の記憶が戻るのも時間の問題だ、何せてめえが葬り去ろうとした
子供たちが今ごろ命がけの説得にあたっているだろうからな」
屠龍「甘いな…奴の洗脳はそう簡単には解けんよ。
僚機たちにかけたのとは訳が違う」

643:名無し三等兵
08/06/04 02:38:23
ところで屠龍の大規模な暴走の第一発見者だった火龍>>515号機は、
しばらく海軍基地に潜伏しており、橘花と驚きの対面を果たしてたりもしたが、
混乱が収まったのを機にひとまず藤が谷基地へと戻る。

火龍「あそこにいる坊やは確か震電とか言ったな。
どうした?そんな難しい顔をして」
震電「あの時のお兄ちゃん…。あのね、今あそこで戦ってる
機体(ヒト)たちを見張ってるように言われてるんだけどね、
よくよく見たら基地の周りに変なものが並んでいて…」
火龍「とうとうドンパチが始まったのか…
そりゃ見てる方も辛いよな。あの地上物は対空砲か?
箱型の武器は見たこともないなあ」
震電「それでね、邪魔になるからあれを全部
壊そうかと考えてたところだったんだ」
火龍「どう見ても陸軍(うち)の所有じゃないから
壊してもお咎めはなさそうだし、別にいいんじゃね?
こう見えても爆撃は俺の得意分野だから、良かったら手伝ってやるよ」
震電「本当?」

秋月「待て待て。あの箱型兵器から発射されるタケノコみたいなのは、
どうやら目標物を自動追尾する機能がある様だ。
そのまま突撃したらただの的になるぞ。こんな事もあろうかと、おまじない兵器を
雪風様から預かっているから持っていくがいい」

つ新型電波欺瞞紙

644:名無し三等兵
08/06/04 05:41:31
>>634
妙な空気が漂う明野上空では…

B17E「あら…失敗?」
P51B「あの…そんな目で見ないでくれよ…せっかく焼けた発電機交換してきたんだから…」
F6F「見事に滑ったな…まあそんな事は良い、とにかく戦うぞ」
Bf109E「滑走路が穴だらけだ、これじゃ着陸できん…」
ハリケーン「弾切れの奴は各務原に行け。あそこなら着陸できるはずだ」
Fw190A-5「ここを凌ぎ切ればしばらく攻撃は無い、最後のひと踏ん張りだぞ」

しかし戦況は思わしくなく…

F6F「滑油タンクをやられた、後退する」
P51B「くっ…発電機が…規格が合わなかったか…」
赤松分隊士「生きて帰る事が大事だ。皆、後退するぞ」
雷電「そうは言っても…相手はまだやる気満々みたいだぞ」
LaGG-3「まったくどうやって切り上げれば……あれは…何だ?」
ハリケーン「…援軍だ!隼と五式戦が来てくれたぞ!」

五式戦「皆、遅くなってすまない」
隼「ここは俺たちが食い止める、後退してくれ」

騎兵隊の到着でどうにか後退できた外国機たち。

645:名無し三等兵
08/06/04 06:41:43
そのころ明野に接近する水上機が一機(ひとり)…

零式小型水偵「先任さんにはあまり接近しないって言ったけど、遠距離からだと状況がよく
           分かんないんだよね…上空に雲はあるみたいだし、3000m位まで上がろっと」

そして…

五式戦「どうやらひと段落したか…?」
雷電「まだ少し燃料が残ってるな、滑走路の穴が埋まるまで警戒に当たるわ」
隼「そのようだが…内陸に入った敵機が残ってるかもしれん」

零小水偵「あ~あ滑走路が穴だらけ…写真写真っと……あ、敵機!雲に隠れなきゃ!」

赤松分隊士「…おや、あれは…零式小型水偵?…敵機が接近中だ!」
雷電「助けるぞ相棒!……今だ、20mmを食らえ!」
零小水偵「あ…ありがとう…」
雷電「何、いいってことよ。それより、足の遅い機がこんな高度をうろついてたら拙いんじゃn」
赤松分隊士「お取り込み中に悪いんだが、今の戦闘で燃料を使いすぎたぞ。燃料計が0を指してる、
         これじゃ滑走路まで辿り着けるか分からん」

どうなる雷電?

646:名無し三等兵
08/06/04 07:39:40
>>641訂正
×AAM(空対空ミサイル)
○SAM(地対空ミサイル)
の誤りですたorz

647:名無し三等兵
08/06/04 14:46:14
>>639
F15「では今回の一連の騒動は、旧来の時空管理の
一員だったその陸軍戦闘機の仕業であると…」
雪風「いかなる手段を用いたのかまでは定かではない。
ただこの時代より持ち出されたのが陸上部隊の兵器にほぼ限定されて
いるのは、かの者が陸軍出身である事を考えれば納得できる」
F15「向こうの陸軍機たちが一斉に催眠状態になったのは…」
雪風「いかに能力者といえども、一度に沢山の集団を操るのは
容易ではないから、恐らくは装置などの物理的な力も利用しているだろう。
尚これは私が独自に調べた結果だが、流出した兵器の大半は
国内からであるものの、ごく一部海外からのも含まれている」
F15「日本以外からも流出しているだと?…何という事だ」

648:名無し三等兵
08/06/04 17:41:02
>>641
月光を見付けたFSX。

FSX「正気に戻ったか~?」
月光「教えてほしい。お前達は私の何なのだ?」

FSX(少しずつ戻ってきてんのか?)「彼奴らはなぁ、お前の味方で仲間で…」
月光「お前は?」
FSX「あ、俺?その…何ていうかF2のサンプルってか影のF2とも言えるし…」
月光(この苦しさは一体何だ)

649:名無し三等兵
08/06/04 18:22:51
突然近くで爆発音が聞こえると、頭を抱えて苦しみ出す月光。
FSX90「おい、大丈夫か…」
月光「触るな!!(突き飛ばして再び草原の中に隠れてしまう)」

(…あの地上物は確か、私が窮地に立たされた時のために、
屠龍が予め配備してくれた援軍と言っていた…
そうだ、思い出した…今ここにいる者たちは皆、
私と屠龍の行く手を阻もうとしている………敵だ!!)

FSX90「そこにいるんだろ?
子供たちも心配してるから詳しい話はあっちで…」
月光「…これより持てる力を全て解放し、一切の障害を排除する」
FSX90「え…?」

その時草原の一画から一筋の光が見えたかと思うと、
たちまちにして周囲から煙が上がった。

650:名無し三等兵
08/06/04 20:18:31
極光「さっきの光は?まさかFSXさんに何か…電光、ここにいて。」

煙の中で極光は倒れているFSXを見付ける。
しかし、月光は既にいない。
極光「FSXさん!」
FSX「あぁ…極光か。
済まないな、月光を助けようとしたらこの様だ。」
極光「しっかりして下さい。」
FSX「俺はもう…最後の力をお前にやる。」
泣き出す極光。
FSX「泣くな。俺は元々存在しなかったんだ。強く生きろ。」
極光に力を与えると小さな硝子玉になったFSX。

極光「FSXさん…(涙)」

651:名無し三等兵
08/06/04 21:56:42
月光「やってくれましたね、みなさん…
よくわたしの最強戦闘機への夢を見事に打ち砕いてくれました…
地上兵器の反応がありませんね…あなたたちが破壊したんですか?
どうやったのかは知りませんが、これはちょっと意外でしたよ…
それにしても、あと一息のところで海軍制圧の野望が打ち砕かれてしまうとは…
屠龍さんには残念でしたが、わたしはもっとでしょうか…

はじめてですよ…
このわたしをここまでコケにしたおバカさん達は……
まさかこんな結果になろうとは思いませんでした…

ゆ…
ゆるさん…

ぜったいゆるさんぞ虫ケラども!!!!!
じわじわとなぶり殺しにしてくれる!!!!!
ひとりたりとも逃がさんぞ覚悟しろ!!!」

こうですか?分かりません><

652:名無し三等兵
08/06/05 01:15:25
>>650
無言で電光の元に戻った極光。

電光「お姉ちゃん、お母さんたちはどうなったの?」
極光「…言いこと?これからは私たち二機だけで
お母さんと戦わなくてはならなくなったの…分かる?」
電光「そんなあ、お母さんを倒すなんて僕には出来ないよう…」
極光「そうじゃないわ、いなくなったFSXさんの分まで
私たちが力を合わせて悪の心に捕らわれたお母さんを助け出すの。
もう一つの、お父さんの世界の技術も受け継いでいるんですもの。
さあ、この広い大空に自由に羽ばたく姿をイメージして、自分の力を信じて…」

硝子玉は輝きを増していき、温かい光で二機を包み込んでいった……

653:名無し三等兵
08/06/05 05:42:21
各務原まで後退した外国機たち。

Bf109E「マズイ、脚が出ないぞ…」
F6F「遠心力で引っ張り出せよ」
Bf109E「今やってる……よし、出たぞ!」
Fw190A-5「着陸は慎重にな」

ハリケーン「それにしても皆穴だらけになったな…」
Bf109E「ハリケーンはいいよな~、布張りだから張り替えるだけで済むし」
Fw190A-5「でも日本機で布張りの奴っていたっけ?」
LaGG-3「赤とんぼ…くらいかな。それより木製の俺はどうすればいいんだ」
F6F「金属製機はパッチを当てるし…接着剤でベニヤ板でも貼っとけば?」
LaGG-3「出来の悪い日曜大工かよorzそれじゃ重くなっちまう」
F6F「だったら障子紙でも貼ったらどうだ」
LaGG-3「板の節穴ですかorz」

Bf109E「俺たち交換部品が少ないからな…俺の脚、部品あったかな…」
P51B「輸入されたBf109とFw190A-5はまだ良い方だろ、鹵獲機は部品が無かったりするんだぞ」
F6F「そんな事言ったら身一つでここに来た俺はどうなるんだよ」
LaGG-3「お前はグラマン鉄工所製だから大丈夫だろw」
F6F「さっきのお返しですかorz 第一それを言ったら亡命してきたお前は(ry」


どこへ行っても騒がしい外国機たちであった。

654:名無し三等兵
08/06/05 18:39:00
その頃の伊勢湾沖合い……。

XVF-14A「これより我々海兵隊は、この時代への介入を行う。」
AV-8B+「おーっ!」
A-4E「目標はこの世界に介入している現代日本空軍航空機。及びその協力機だ。」
XVF-14B「邪魔する奴は全て打ち倒せ。いざとなったら俺と兄貴が援護する。」
XVF-14A「チョット待て。つまり戦闘機の面倒は俺たちで見ろと?」
F/A-18E「俺らの事を忘れんじゃねぇよ。ジャップの合いの子」
XVF-14A「悪かった。それでは出撃は1325。ただし、この時代の戦闘機とは、極力戦闘は避けろ。」
XVF-14B「兄弟達!俺たち海兵隊の根性見せてやれ!!」

全機「おぉ!!」

655:名無し三等兵
08/06/05 19:09:31
一方、紫電改たちは

紫電改「あれ、お前泣いてんの?何かあった?」
P3-C「…一つの戦いが残念な形に終りました。君はここにいて下さい。バイパー、ちょっとこちらに。」


P3-C「FSXは私に伝えてきました。こう言う訳で…」
F-2「何てことだ。」
P3-C「今、私が心配なのは貴方です。貴方の゙陰゙がいなくなったということは貴方も…」
F-2「分かっている。私も、もうじき消えてしまうのだろう。」
P3-C「…。」
F-2「私は出来ることをするまでだ。」

656:名無し三等兵
08/06/05 20:30:35
>>647
雪風と会談中のF15のもとにも知らせが入った。

F15「陸海軍の内戦状態はほぼ収まったものの、FSX90が夜戦の奪回に失敗しただと…
そんな馬鹿な!!たかだか60数年前の旧式戦闘機に敗れるはずが…」
雪風「認めたくはないだろうが、これは60数年前の日本で現実に起こった出来事なのだ」
T2「いかが致しましょう。雪風殿を送り届けるまで
ドルフィンはこちらに残しておいた方がよろしいかと」
F15「うむ。済まないがアーガス、一足先に現地に向かってくれ」
T2「了解」

657:名無し三等兵
08/06/05 20:49:05
壁|ω゚`)。o(ご先祖様って凄いなぁ~)
ゆきかぜが影から見てます

658:名無し三等兵
08/06/05 21:04:28
>>657のゆきかぜが宇宙戦艦ヤマトのやつなら艦船はいちころであろうが、
戦闘機主体のこのスレではフルボッコに遭うだけだろうなぁと思う雷電(つーかゆきかぜの設定を理解していない自分)

659:名無し三等兵
08/06/05 21:13:34
>>656
F15「…先ほどは失礼した。
それにしてもかの旧陸軍戦闘機は、何故禁断の能力を用いてまで
この時代の国内外の兵器を持ち出したりしたのだろうか。
圧倒的な軍事力で当時の日本を制圧する事が奴の狙いなのか…」
雪風「多分それは違う。余り面識がある訳ではないが、
大それた野望を抱くような者ではなかった。
第一そんなことでは時空管理の仕事は務まらん。
恐らくはもっと単純かつ純粋な…彼にとっての掛け替えのない戦友を
思う気持ちが余りに強く、ただそれだけの為に無謀な行動に出たのだろう」
F15「純粋な願いは時として狂気にも転じる…か」

雪風「さて。こちらから伝えるべき事は大体話したから、
今度はこちらが問う番だ。
何故我々の時代に介入しようとしたのか。
以前から次世代機の交流があったのは知っていたが、
そもそも我々だけの問題ならば今回の戦闘機を巡る騒動も
もっと小規模な小競り合いだけで済んでいたはず。
そちらの介入の意図を聞かせて貰おうか。返答次第によっては、
これ以上時代の綻びが広がらない様、時空の門を
完全に封鎖せねばならんからな…」

660:名無し三等兵
08/06/05 21:55:51
>>642
一方、藤が谷基地では屠龍と天山の口論が尚も続く─

天山「簡単に解けない催眠だと?おかしな真似しやがって…糞が」
屠龍「それより天山よ、今の日本軍がいかに絶望的な
状況にあるか貴様にも分かるだろう?
只でさえ勝ち目の薄い強大な国相手の戦争だと言うのに、
陸海は互いに足を引っ張り合いながら航空機生産競争に明け暮れている。
そんな中、海軍機は無能な奴らばかりだと思っていたが、
彼女だけは共同任務を通じて無二の親友となった…
尤も会ったばかりの頃は『彼』だったがな」
天山「………!」
屠龍「敢えて問うが、『彼』から『彼女』へ属性が変化したのは貴様が原因だな?」

661:名無し三等兵
08/06/05 22:18:49
>>660
天山「あの時は…ああするより他になかったんだ。
俺はいくら責められても一向に構わん、だがあいつには何の罪もねえ」
屠龍「俺だって変貌した親友の、ありのまま姿を受け入れるつもりだった。
新たに作られた子供たち二機も進んで面倒見てやった。
だがな、又しても馬鹿な海軍機連中が、生真面目でお人好しで
自分の事も省みず世話好きなあいつの性格につけ込んで、
寄ってたかっていい様にこき使おうとしていたじゃないか。
このままじゃ無駄に消耗して機体の寿命が早まってしまう。
そう思った俺はあいつを陸軍に転属させようと決意した。
少なくとも海軍よりは遥かにましだからな。だが今度は…」
天山「今度は子供たちが猛反対したから邪魔になり、
あいつの記憶を消去した上で、引き離して処分しようとしたのか…?」

662:名無し三等兵
08/06/05 22:38:10
>>661
屠龍「ちょうど都合の良い時に、未来の戦闘機たちが
この時代に介入してきたからな。どういう訳だか海軍側についたが、
その分こちらも未来技術を利用させて貰った。
これはな、馬鹿げた家族ごっこが引き起こした結果なのだ。
多少の衝撃や説得程度では洗脳は解けるどころか
逆に強化される。ますます犠牲は増える一方だろうな…」
天山「それは違う!!!あの家族はそんな中途半端な絆なんかじゃねえ!!
この俺だって、今までどんなにあの家族に救われた事か…」

663:名無し三等兵
08/06/05 22:38:21
>>655
戻ってきた二機。
紫電改「何だよ、お前ら~俺放ったらかしで。
ん…F2、何か透けてるんだけど?」

F2「思ったより早いな。時間がない。急ごう、P3-C。」
P3-C「はい…。」
F2「紫電改、私がいなくなったら子供達は雪風に預けてほしい。」
紫電改「え、どうゆうこと?いなくなる…
それより置いてかないでくれ~。」

664:名無し三等兵
08/06/05 22:58:42
>>662
「この馬鹿野郎ーーーーっっ!!!!」
再び屠龍に殴りかかる天山。
「俺は…あいつに取り返しのつかない事をしてしまった。
だから一生涯かけてあいつを守り続けようと誓ったんだ。
それを、てめえは…『親友の為を思って』だと?
そんなのはただの自己満足じゃねえかーー!!!」
殴り、叫びながらもいつの間にか彼は泣いていた。
それはかつての過ちに対する贖罪の表れだったのだろうか…。

天山「本当なら今すぐにでもバラバラにしてやりたいところだが、
こんな屑野郎でもあいつが悲しむだろうからな。
とにかく今はあの家族を助けないと…」

そして、人気のない空き格納庫に取り残された屠龍は、
「確かに許される事じゃないよな…だが、仮にあいつが
元に戻ったとしても、俺にはまだ切り札が残っている」
不敵とも自嘲とも取れる笑みを浮かべていた。

665:名無し三等兵
08/06/06 18:01:07
>>663
その様子を苦々しい表情で見ているF4。

F4「だからあの時、俺の言うことを聞いていれば
最悪の事態は免れたものを…。
そもそもあの夜戦に強力な後ろ盾がついていたのが誤算だった」
紫電改「なあなあ、ずっと気になっていたんだけど、
一体何のことを指してるんだ?
あいつが薄くなってく様な気がするのと何か関係あんのか?
まあ元々先輩の旦那にしては影が薄かったけどな」
F4「(説明したとしても、こいつに理解できるんだろうか…)
とにかく、各主要基地の混乱はほぼ収まったから一刻も早く関東方面に戻ろう。
本部より何かしらの指示が出ているだろうから」

666:名無し三等兵
08/06/06 20:04:39
その頃の各務原

F6F「おおむね修理は終わったな」
LaGG-3「さて、どうしようかね?」
Fw190A-5「おいちょっと待て。アレはなんだ?」
フォッケウルフが指差す先には、ゴマ粒のような飛行機の影が……。
Bf190E「なんだ?伊勢湾の方から飛んできたから、海軍の援軍か?」
ハリケーン「……援軍にしちゃ爆音がでか過ぎないか?」
F6F「っつーか速すぎね?どんどんこっちに近づいて来るぞ」

頭上をフライパスしていく所属不明機。その翼には――
Fw190A-5「……アメリカマーク。敵機だ!」

XVF-14A「作戦開始。この滑走路を使用不能にする。」
XVF-14B「イェア!行くぜベイベー。レッツロックンロール!」

667:名無し三等兵
08/06/06 21:02:41
紫電改「だから、どういうことだよ。なあ~」
F4「分かった。後で説明してやるから。今は戻るのが先だ。」

F2「子供に会うまで、何とか持ってくれ。我が機体よ。」
P「お気を確かに…」

668:名無し三等兵
08/06/07 00:48:48
>>643
一方、敷地内の地上兵器を破壊していた火龍と震電は…

震電「あともう一息だね」
火龍「ああ、坊やがばらまいてる金属片のお陰でロケット花火もどきも………
危ない!!伏せろ…ぐわっっ!!」
震電「大丈夫?一体何があったの?!」

月光「この基地内で破壊活動を続けるお前たちを直ちに始末する」
震電「嘘…でしょ?どうして、どうしてそんな事を…」
月光「問答無用!」
火龍「いいからすぐ逃げるぞ!話し合いが通用する相手じゃない」

震電は火龍をぶら下げた状態で、月光の追撃を振り切って
何とか物陰に潜んでいた秋月の元までたどり着く。

震電「一体どうしちゃったのかな…記憶がないって
いうのは聞いてたけど、あんなに優しかった機(ひと)なのに…」
火龍「ありゃ陸軍機の集団催眠ってレベルじゃねーぞ、
正に殺人機の目つきだ。さっき背後からいきなり
光ったと思ったら、気がついたら片方の翼を焼かれてたんだ」
秋月「恐らくそれは、光を一カ所に集めて線上に飛ばす全く新しいタイプの武器だろう。
砲弾とは比べものにならない速さと破壊力を持つという」

669:名無し三等兵
08/06/07 01:04:21
>>668
火龍「そう言えば、坊やの他にまだ誰か周りにいなかったっけか」
震電「うん、紫電改さん達は出かけてるし、あの子たちはまだ戦闘中。
一緒にFSXもいたはずなんだけど見当たらないね」
火龍「まさかあの光線にやられたのか?
なかなかの男前だったのに惜しい機体を…」
震電「え?(意味が分かってない)」

秋月「(上空を見上げて)どうやらここを探し当てた様だな。
だが心配はいらん、こんな事もあろうかと思ってこの艦には
特殊な防壁を張り巡らしてあるから、多少の光線兵器には耐えられる」
火龍「また謎な物を持ち出してきて…あんた何者なんだ一体」
秋月「別に…雪風様の補佐を務める単なる防空駆逐艦だが」

670:名無し三等兵
08/06/07 05:05:30
最近の流れについて行けず、これはきっと一式陸攻姉さんあたりが書いた
新作同人誌のストーリーなんだと思う事にした新司偵さん。

671:名無し三等兵
08/06/07 07:59:48
まさかここまで長くなるとは思わなかった、でも今更中断できる
状態じゃないしこのスレの中で何とか終わらせたいと思ってる。
それまで見たくない機体たちには申し訳ないけど、
関係ない一発ネタを振るのは構わないし或いはあぼん設定するなり
零戦スレに避難するなり各自対処してもうしばらく辛抱して欲しい。
後は複数の機体たちでリレーしてるみたいなのでどうやって完結させるかとか、
いずれにしてもどこかで話し合いの場を設けるべきなのかな、と一式陸攻。

672:名無し三等兵
08/06/07 13:23:27
>>667
F-2「君達は先に行ってくれないか?私は寄るところがある。」
F-4「子供のとこか…残り時間も少ないみたいだな。」
P3-C「過去に干渉したばかりにこんなことに(涙)」
紫電改「俺、完全に蚊帳の外~(まだ分かっていない)」

そして、先程より薄くなったF-2は子供の元へ…

極光「誰か来る。」
電光「えっ、お父さんだ!?」

673:名無し三等兵
08/06/07 14:34:43
そもそも何で月光ってこんなに人気あるの?
震電とかは実力未知数で色々妄想をかき立てるからまだ分かるけど、
はっきり言って海軍機の中でも大して活躍してないじゃん。
ましてや陸軍に移ったらお荷物になるのは明らかなのに、
スカウトしてる屠龍って馬鹿なの、ゆとりなの?

男塾の三面拳の方は最強っぽいけど戦闘機としては雑魚クラスだよね
と無駄に煽ってみる烈風。

674:名無し三等兵
08/06/07 16:37:14
そんな烈風に銃口を向ける月光

「綺麗な形だからじゃないっすか~」
さりげなくフォローする飛燕(逃腰)

675:名無し三等兵
08/06/07 17:21:45
>>671
問題は、書きたいと思ったパートが被った時に考えてたネタが没になって
練り直したりすると余計話が長くなるって事だろうか。
このスレ内で完結させるためにどこかで摺り合わせを
した方がいいと思うけど、ここでやるのは無理だし
何かいい方法はないだろうかと強風。

676:名無し三等兵
08/06/07 17:32:09
>>675
「それなら、私らにいい考えが」
と、手を上げるB-29”エノラ・ゲイ”と”ボックスカー”。

677:名無し三等兵
08/06/07 18:26:48
と言うか、半ば冗談交じりに言ったFSX-90が、まさかココまで持て囃されるとは思わなかった。

と、事後述懐するF-1支援戦闘機。

678:名無し三等兵
08/06/07 21:43:35
>>673
「俺は馬鹿でも余裕でもねえ!
ただ、苦労ばかりしてたコイツを守りたいだけだ。」
月光を抱き寄せ、宣言する屠龍。

679:名無し三等兵
08/06/07 22:23:24
>>678
ならばお前が海軍に行けば良かっただろうに。
陸軍に連れてきても厄介者扱いされて辛い思いをするのはあいつの方だぞ。
ところで艦上攻撃機の天山が何故地上型の月光に
ちょっかい出す様になったんだ、ググっても
関連性のある資料が見つからないので誰か説明出来ないか?
と冷静に突っ込みを入れる五式戦。

680:名無し三等兵
08/06/08 00:08:36
紫電改「そこは謎なんだよな~。
それより、このスレ内で月光先輩は元に戻るのかな?あと400きったぞ。」

681:名無し三等兵
08/06/08 01:56:52
>>680
一式陸攻「一応、きちんとした形で終わらせるためのプロットは漠然と考えてる。
もちろん他の航空機さんが書いたのに合わせて修正はしていくけど。
書きたいパートがそれぞれ分かれていれば問題ないんだけどね。
流石の私も独断で突っ走ったりしたらもうここにはいられなくなるし。
それにしてもB29>>676号機さん達はどうしたのかしら、
いい案があるなら是非聞かせて欲しいのだけど。
スレが残り少なくなっていよいよになったら、
ほとんど使われてないところを作戦会議場として、
一時的に借りることはできないかしら…例えばこことか」

スレリンク(army板)

682:名無し三等兵
08/06/08 02:33:08
>>681
「紫電改のスレだけど俺が許すから、10レスくらい使って完結させたらどうだ?」
無責任なことを言ってみる零戦


683:名無し三等兵
08/06/08 03:46:49
このスレには物書きさんが何人いるんだろうか?

自分は明野外国機+雷電パートを書いてたんだけど、>>634>>666は違う人が書いてますね。
個人的には>>653で外国機パートは終わりのつもりだったんだけど…
とFw190A-5。

684:681
08/06/08 08:22:29
>>683を除くほとんどのパートに手を出して
泥沼長期戦のきっかけを作ったのはこの私だ。
今あるネタを通しで放出したら多分零戦>>682先輩の言う長さでは終わらないorz
特に月光ファミリーパートは複数で書いているっぽいので、
軌道修正はほぼ必要になるだろうし。
てかネタバレ&スレ消費を防ぐために本当に>>681のスレで打ち合わせする?

685:名無し三等兵
08/06/08 13:10:39
>>684
一気に書き流してもらって、このスレで終らせるか

あまり機能してない例のスレで打ち合わせするか…
皆はどうすれば良いと思う?

と、真面目に提案する
雷電@空腹モード

686:名無し三等兵
08/06/08 19:50:21
ここは>>681に頑張ってもらうか…?

687:名無し三等兵
08/06/08 20:02:09
取りあえず、こちらからも提案したい事があるので
何か意見があれば向こうでお願いします、
とあっちのスレに飛んでいく一式陸攻>>681号機。

688:名無し三等兵
08/06/08 20:29:14
向こうにも住人はいるんだし、大勢で押しかけてきて関係ない話をされるのは嫌だろう。
相談はこっちのスレでした方が後腐れがなくて良いと思うんだが…とFw190A-5

スレリンク(army板)l50

689:名無し三等兵
08/06/08 22:38:48
何度もすみません、それではフォッケウルフ>>688号機さんの言うスレを使わせて貰います

再び方向転換する一式陸攻

690:名無し三等兵
08/06/09 01:41:10
URLリンク(jp.youtube.com)
URLリンク(jp.youtube.com)
URLリンク(jp.youtube.com)

色々迷惑かけて済まなかった、お詫びにこれを見てゆっくりしていってくれ…
と零戦

691:名無し三等兵
08/06/09 23:00:36
>>645
墜落の危機に瀕した雷電。

赤松分隊士「不時着も覚悟しておけよ、無茶した対価だ」
雷電「分かってる、それじゃ零小水偵、気をつけて帰れよ」
零式小型水偵「ありがとう、このお礼は何時かさせてもらうから」
赤松分隊士「雷電よ…お前やけに落ち着いてるな、気味が悪い」
雷電「ふふふ、こんな事もあろうかと用意していたのだよ。操縦席の後ろを見てみな」
赤松分隊士「あ~!俺の秘蔵の天狗舞!第一これでどうやって飛ぶんd(ry」
雷電「待て冗談だって。燃料計の浮子が引っ掛かってるだけだから」
赤松分隊士「…それを早く言え!とにかく戻るぞ!」

…どうにか穴埋め成った明野の滑走路に滑り込むことができた雷電。

692:名無し三等兵
08/06/10 01:16:07
>>664
基地を出て月光たちを探す天山に、何者かが話しかける。

F2(声)「確かそなたは海軍の…間に合って良かった。是非伝えたい事があるのだ」
天山「あんたは月光のダンナか?そんな物陰から話さないで、こっちに出てこいや」
F2(声)「それが残念ながら出来ないのだ、既に私の身体は消滅してしまっている。
     その事でたった今、子供たちにも別れを告げたところだった」
天山「消滅…な、何だって!!あんた一体どうなったんだ、まさか、死・・・」
F2(声)「何と説明すれば良いのだろうな(苦笑)、影の存在であるFSX90が倒れた事により
     私の存在も消えてしまうのだ」
天山「FXSまでもが…何てこった」
F2(声)「尤も平成の時代に戻り、新たな身体を得れば復活は可能だ。
     ただこの時代にやって来る事は、最早難しいだろうな…」
天山「こっちには二度と来れないってか?じゃあ残る家族は…」
F2(声)「子供たちは今、母親の心を取り戻すために立ち上がろうとしている。
     紫電改には雪風殿に託すようにと申し伝えたが、
     是非そなたにも家族の事をお願いしたい。
     子供たちもずい分と懐いているし、そなたなら、
     どんな事があっても妻を裏切ったりはしないだろうから…」
天山「……おい!」

その言葉を最後にF2の気配は完全に消え去ったのであった。

693:名無し三等兵
08/06/10 01:17:28
>>672
「お父さん…」
FSX同様子供たちに最後の力を与えると、F2は消滅し、小さな硝子玉だけが残された。
子供たちはしばらく泣いていたが、やがて極光が静かに立ち上がる。

極光「さあ、電光。いつまでも悲しんでいないで、そろそろお母さんのところへ向わなきゃ」
電光「(泣きながら)でも、お母さん本当に元に戻るのかなあ、
   それに戻ってもお父さんはもういないんだよ…」
極光「今はお母さんの心を取り戻すのが先。さっきも言ったとおり、
   FXSさんとお父さんが残してくれた力を自分の中で思い描いてみて…」
電光「分かった、やってみる…」

すると二つの硝子玉はみるみる輝き出して、子供たちと一体になった。
「すごい!体内からとてつもない力がみなぎっていく様な気がする…!!」

694:名無し三等兵
08/06/10 01:20:07
>>669
一方、執拗に攻撃をしかける月光に対空砲で応戦する秋月は…

秋月「そろそろきつくなってきたかな、俺がここで抑えている間にお前達は厚木まで逃れるんだ。
   橘花の兄弟機と言えば、その陸軍戦闘爆撃機も修理して貰えるだろう」
震電「でも、そうしたら秋月さんはどうなるの?」
火龍「片方の翼さえやられてなきゃ、あの㌧デモ兵器に気をつければ俺でも戦えそうなんだがな…」
秋月「いいから早く逃げろ、俺もいつまで持つか分からん。下手な反撃は命取りになるだけだ」
火龍「そう言われると、ますます逃げづらくなるじゃないか~」

その時…
???「これ以上、関係のない兵器たちを傷つけるのはなりません!」
???「貴女のお相手は、この僕たちがしましょう!」
見たこともない形の戦闘機が二機、音速のスピードで近づいてきた。
月光「新手の援軍か?面白い、まとめてかかって来るがいい」

震電「F2さん達とは違う…?一体、君たちは誰?」
火龍「日の丸マークって事は、味方機だよな?一応」

天山「やっと月光を見つけたか…ん?何だあの見たこともねえ奴らは、消えたF2達の代わりに派遣された連中か?」
???「おじさーん、ここは僕たちに任せて一まずみんな下がってー」
天山「おじさん…??」震電「という事はまさか…」火龍「あの子達が変身した姿!?」

変身した電光、極光をサポートするかの様にFSX-90及びF2の残留思念が現れる。
FSX90(残留思念)「いいか、今のお前達は俺たちと同等以上の力を持っている。
    言われた通りの動きをすれば、まず負けはしない」
F2(残留思念)「但しいつまでもという訳にはいかない。一定時間が経過すると
    負荷に耐えられなくなり、元の姿に戻ってしまう。限られた時間内で勝負するのだ」
電光&極光(変身中)「分かりました、やってみます!」

ちょうど同じ頃、僚機とは別行動をとった陸軍機が単独で藤が谷に向っていた。

695:名無し三等兵
08/06/12 00:45:14
残留思念となった二機の作戦指示が続く。

FSX90(残留思念)「あの胴下部分に取り付けられた銃器が見えるか?強力な破壊光線を照射する装置だ。
   つまりあれを封じ込めさえすれば、向こうの攻撃はほぼ無力化できる」
F2(残留思念)「高威力であるが故の弱点もある。膨大なエネルギーを消費するため連射はできない、また照射の瞬間は全機能を
   集中させるためその他の攻撃及び行動は全て停止する。その隙をついてあの装置に空対空ミサイルを叩き込のだ」
FSX90(残留思念)「目標物に照準を合わせてロックオンすれば後は自動追尾する。光線と相殺されるのを考慮し
   二方向から挟み撃ちにすれば、ほぼ確実に破壊できるだろう」
F2(残留思念)「お前達がこの姿でいられるのは限られた時間だが、向こうも状況は似たようなものだ。度重なる戦闘と不釣り合いな
   強力兵装で機体を酷使しているため、最早限界に近づいているはず。一瞬の判断が勝敗を決めるだろう、健闘を祈る!」

極光(変身中)「そうか、光線を撃たせるような状況をとにかく作り出せばいいのね」
電光(変身中)「でもどうやって?お母さんもさっきに比べて大分慎重になってきたみたい」

その様子を見守っていた火龍たちは…
火龍「済まないが坊や、もう一度俺をぶら下げて飛ぶ事は出来るか?」
震電「…分かった!あの子達が行動しやすいように囮になるんだね?でもそれなら僕が単独で行くよ」
火龍「いや、ちょっと考える事があってな…それじゃ頼んだぜ!」

一対二で睨み合う中、上空から話しかける声がした。
火龍「そこのオバサン!さっきより動きがのろくなってるみたいだけど、もう年なんだから無理しない方がいいんじゃない?
   (子供たちに目配せをする)」
月光「死に損ないが…まずはお前たちから片づけてやる(レーザー光線充填開始)」
極光(変身中)「(火龍さん、感謝します)電光!今がチャンスよ!目標物捕捉、ミサイル発射準備完了!」
電光(変身中)「了解!こちらもミサイル発射準備完了!」
「「行っっけぇぇぇーーーーー!!!!!」」

「……何!!!」
月光が周囲に注意を向けた時は既に遅く、二発のミサイルが回避不能なまでに接近していた。

696:名無し三等兵
08/06/12 00:47:17
火龍「あの子たち、どうやら上手くやってのけたみたいだな…さて。震電よ、最後のお願いなんだが、
   俺をさっきの地上兵器の設置場所までこのまま連れてってくれないか?あとデカいのが一基残っているんでな」
震電「最後のお願い…?」
火龍「あんな物残しておいて悪い奴らに利用されたりでもしたら、大変な事になるからな…だから爆弾ごと突っ込んでやるよ」
震電「駄目だよ!自力で飛べないのにそんな事したら…じゃあ、お兄ちゃんが爆弾落としたら、僕がそのまま安全なところまで
   運んでいってあげる」
火龍「いいのか…?逃げ遅れたらお前も爆発に巻き込まれるんだぞ」
震電「必ず逃げ切ってみせる、だから…僕を信じて!」

たった一基そびえ立つミサイル発射台が近づいてくると、残りの電波欺瞞紙を震電がばら撒く。
「これでも食らえーーーーー!!!!!」
舞い上がる箔紙に呼応するかの様に、未来からもたらされた悪魔に向けて、火龍の爆弾が炸裂した。

轟音と共に黒煙が立ち込める上空を、固唾を呑んで見守っていた秋月の元に戻ってくる二機。
秋月「お前達…!よくぞ無事に戻ってきた」
火龍「へへっ、あの化け物兵器は残らず退治してやったぜ」
震電「雪風さんにも伝えて…僕、最後までこのお兄ちゃんを守り抜いたって。
    でも…ちょっと疲れたから休ませて…(そのまま倒れこむ)」
火龍「…おい!!しっかりしろ!!」
秋月「どれどれ…何、気を失っているだけだから心配するな。しかし爆発した破片で傷だらけになっとる、こりゃ修理が必要だな。
   (つかこの子に何かあったら俺が雪風様…いやその前に武蔵にぶっ頃されるわ)」
火龍「(震電を抱きしめつつ)有り難う!こんなボロボロになりながら俺を救ってくれたんだな、お前は最高の相棒だ(感涙)!!」

陸海という枠組みを越えた新たな友情が今、ここに誕生した。

697:名無し三等兵
08/06/12 02:48:41
>>695
「…ぐはあっ!!」
直接胴体を狙ったものでないにしろ、二発もの対空ミサイルによる損傷が著しく、蹲るようにして強制着陸する月光。
彼女の元に、変身が解けて元の姿になった子供たちが駆けつけてくる。

極光「お母さん、私たちのこと思い出しましたか?」
電光「どうしよう…ちょっとやり過ぎちゃったみたい」

月光「み、見事だ…この私をここまで追い詰めるとは…。だがしかし…旧友との約束を果たす為にも、負ける訳にはいかない…」
子供「え……?」
月光「お前達を葬るだけの機銃はまだ残っている…覚悟するがいい」
「!!!(とっさに電光を庇う極光)」
月光「死ねえーーーーーっっ!!!!!」
天山「止めろーーーーーーーー!!!!!!!」
機体に無数の穴が開けられる音を耳にしながら、月光に体当たりをする天山。
もつれ合うようにして二機は地面を転がりながら、数十㍍先の野原で静止した。

しばらくして…
月光「……ここは、一体…(倒れている僚機を発見して)ねえ、天山、何があったの?どうして私はここで倒れているの?」
天山「まさかお前…とうとう元に戻ってくれたんだな…(泣き笑い)」
月光「戻った…?そう言えば屠龍に話があるって地下室に呼び出されて、その後どうなったのか全く覚えてないんだけど、
   一体ここで何があったのかしら…辺り一面焼け野原で、貴方も傷だらけだわ」
天山「俺は別にどうって事ねえよ、だがな、子供たちが…」
月光「電光と極光が…?まさか、陸軍機たちに虐められたとか、それとも……ううっ(その場でよろめく)」
天山「無理すんな。お前は俺の何十倍もボロボロで、立ってられるのが不思議なくらいなんだぜ?翼貸してやるよ」

698:名無し三等兵
08/06/12 02:50:24
そして子供たちは…
「………」
「…………あれ?」
電光「…お姉ちゃん、僕たち動ける、助かったんだよ!」
極光「でも、あんな至近距離で、どうして…?」
目を開けて恐る恐る周囲を見渡してみると
「あなたは………!!!」
「…良かっ…た、間一髪…間に合って…」
機体に無数の穴を空けられ、弱々しいエンジン音を立てながら、四式襲撃機>>515号機がそこに横たわっていた。

極光「あなたが私達の盾になって下さったんですか?しっかりして下さい!」
四式襲撃機「あの時は…あいつに逆らえなくて…言う事を聞いてしまったんだけど…酷い事をしてしまって…本当に…ごめんね…
        あの日から…ずっと…ずっと…後悔していたんだ…」
電光「でも僕たちはあの後助かったし、そんなの気にしなくていいんだよう…」
四式襲撃機「臆病者の俺なんかに比べて…君たちは命がけで…お母さんを取り戻そうとしていたね…こんないい子達なのに…
        崖下に突き落とした俺が…君たちのお母さんに叱られて…当たり前だよね…?」
極光「……!早く手当てを、誰か!」
四式襲撃機「もしも…再び飛び回れる時が…来るのならば…今度こそ…君たちと…友だち…に…」
その言葉を最期に、四式襲撃機の機能は完全に止まったのである。

699:名無し三等兵
08/06/12 02:54:20
「電光!極光!どこにいるの、返事して!!」
「お母…さん……?」
子供たちが顔を上げると、そこには天山に支えられながら戻ってきた母親の姿があった。

月光「お前たち、無事だったんだね!良かった…あら、その子は一体…」
電光「最後の最後に、僕たちを助けてくれたんだ…酷いことしちゃってごめんなさいって…」
月光(これは…紛れも無く私が撃った機銃の痕…本当に可哀想な事をした…子供たちを助けてくれて有り難う…)
今や物言わぬ四式襲撃機の残骸を、慈愛の気持ちを込めて撫でたのであった。

電光&極光「お母さん…本当に、本当に元に戻ったんだね…」
抱擁し、涙を流して再会を喜ぶ親子三機。
天山「どいつもこいつも、泣かせる真似しやがって、畜生…(貰い泣き)」

その様子を、FSX-90とF2の残留思念が上空から笑顔で見守っていた。

一方、関東方面に向う紫電改たちの元にもその知らせが届く。
P3-C「T-2より通信が入りました。藤が谷の戦いは全て終わったと、これより僚機の魂を回収するとの事です」
F-4「我が陣営から二機、旧陸軍機から一機、合計三機の損失か…やはり、多少の犠牲なくして解けない、強力な洗脳だったのだな」
紫電改「損失…って事はまさか、月光先輩は今や未亡機?」
P3-C「紫電改殿、私達から是非お願いしたい事があるのです。我々の行動が裏目に出て、戦渦の拡大を招いてしまいました。
    どうか、彼女を責めないで下さい。不本意に操られてたとは言え、己のしでかした大きな過ち、そして愛する家族との別離と、
    正気に返った今だからこそ、深く傷ついているはずです。残された彼女と子供たちを支えてあげられるのは、
    仲間であるあなた方海軍機以外に他はないのですから」
紫電改「その辺は任しときな!まあ子供たちを助けたあんた方には感謝してるし、海軍(うみ)の男達に心の狭い奴なんざいねえよ!
     (てか未来戦闘機をフルボッコにするぐらいのあの方を怒らせたりなんかしたら、命が幾つあっても足りないって)」

700:名無し三等兵
08/06/12 05:37:04
>>666
現代米軍機の襲撃を受けた各務原。

LaGG-3「掩体に退避だ、ここも危ないぞ」
ハリケーン「ああ…滑走路が粉々になっていく」
F6F「集束型の爆弾…か?あの敵機、どこかで見た事あるような…」
Bf109E「これじゃ離陸できんぞ、復旧にも時間が掛かりそうだな…」
Fw190A-5「離陸できてもあんな高速を出す相手とじゃ戦闘にならないだろう」
F6F「…去っていったぞ…なんて仕事の速い連中だ」


一仕事終えて離脱した現代米軍機は…

XVF-14A「作戦の第一段階は完了だ。我々の力を“彼ら”も思い知っただろう」
A-4E「次の目標地点は館山基地。この時代のリーダーを通じて“彼ら”と接触を持つ」
XVF-14B「“彼ら”との交渉は兄貴がやる」
F/A-18E「その間は俺たちが警戒にあたれば良いのだな」
XVF-14A「その通り。それでは一旦母艦に帰投する」

現代米国機の狙いとは…?


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