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元同級生側、改めて争う姿勢 大津いじめ自殺、損賠訴訟
大津市で中学２年の男子生徒がいじめで自殺した事件から５年となった１１日、
生徒の遺族が元同級生らに損害賠償を求めた訴訟の第２２回口頭弁論が大津地裁（山本善彦裁判長）であった。
遺族側が自殺につながったと指摘するいじめ行為について、元同級生側は改めて争う姿勢を示した。
遺族側代理人弁護士によると、この日までに元同級生側はいじめと自殺の関連や行為の内容などに関する反論を書面で提出した。
遺族側は、これまで主張してきたいじめと自殺の因果関係についての主張を補強する書面を１１月中に提出する予定。次回は１２月１３日。
訴訟は、学校内でのいじめが自殺の原因だとして、遺族が２０１２年２月に大津市、同級生３人とその両親らを提訴した。
現在は、家裁から提出された、捜査過程やいじめの内容を記した少年事件記録などをもとに、
遺族側が自殺につながったと指摘する暴力や人格否定など９８の行為について確認を進めている。
大津市とは２０１５年３月に和解した。
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