21/09/11 22:44:21.91
ニューヨーク=中井大助
2021/9/11 16:59
米同時多発テロから20年を前に、ニューヨークの世界貿易センター(WTC)の跡地に設けられた追悼施設を訪れる人が相次いでいる。10日も、親族や友人を亡くした人たちの献花が続いた。
キャシー・ロプリオレさん(31)はこの日、母親のいとこ、メリッサ・ドイさんの名前が刻まれた場所に花束を置いた。「ここに立つことは、まだつらい。それでも毎年、気持ちを示すために来る」
ドイさんは当時、32歳。WTCの南棟で働き、飛行機が激突した後は83階に閉じ込められた。救急隊に助けを求める電話で
「私たちは息ができない。そして、とても、とても、とても熱い。私は死ぬ。分かっている」と悲痛な声で訴える様子は記録され、テロに関連した被告の裁判でも公開された。
生きていれば、まだ働き盛りの年齢。「多くの人がまだ事件から影響を受けている。悲しみは続く」とロプリオレさんは語った。
カンザス州から両親とともに、ニューヨークへ観光に来たダン・ホフマンさん(36)は初めて、追悼施設を見た。ツアーガイドから、知人女性が亡くなったと教えてもらい、
その女性の名前に一輪のバラを捧げた。「犠牲者に知り合いはいなかったが、これで個人的な事柄になった。意味合いもそれだけ大きい」と語る。
「時間とともに、テロの記憶はかすれてしまうが、ここに来ると現実のこととして感じられる」
===== 後略 =====
全文は下記URLで
URLリンク(www.asahi.com)