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2020年01月21日19時17分
【北京時事】中国で多発している新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎は、「ヒトからヒトへの感染」が確認されたことで、帰省や旅行などで大勢の人が移動する24日からの春節(旧正月)連休中に、
さらなる感染拡大が避けられない見通しだ。ネット旅行代理店中国最大手・携程(シートリップ)がまとめた春節の海外旅行先ランキングでは日本が第1位だった。
中国国家衛生健康委員会は21日、新型肺炎の国内患者数が同日午前0時(日本時間同1時)までに291人に達したと発表した。武漢市を含む湖北省で72人増え、同省の累計患者は270人。ほかは北京市5人、上海市2人、広東省14人。
これ以外に、疑い例54人も発表。地域は吉林、安徽、浙江、江西、海南、貴州各省など14省・直轄市・自治区に拡大した。同委は22日午前、肺炎対策について初めての記者会見を開く。
中国国営中央テレビによると、武漢市では新型肺炎で新たに2人が死亡し、死者は計6人となった。
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