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木下陽一 2019.12.28 ビジネス
初詣からの帰り道や、大晦日に仲間同士で歓談するのに便利なファミレス。子供にとっては、お年玉をもらったらすぐにでも買い物に行きたいデパート。さらには、そのために何かと物入りな年末年始の現金を引き出すための銀行ATM。
今までは、年末年始といえば、1年で最も売り上げや利用客が望めるかき入れ時と思われていました。しかし、そのような年末年始にお馴染みの光景も、サービス業や小売業、金融業の分野で変化が起きようとしています。
ロイホにガスト…年末年始「営業休止」に
これまでも年末年始に「営業休止」を表明したチェーンはありました。
たとえばロイヤルホールディングス傘下のファミレスチェーン「ロイヤルホスト」は、2018年の元日に初めて休業しましたが、その結果、その年の売り上げは前の年よりも数%減少するも、従業員の労働環境に対する満足度が上がり、人材の確保に対して、プラスの効果をあげたようです。
2019-2020年の年末年始も、そのような流れは拡大。次々と大手サービス業、チェーン店が「営業休止」を表明しています。
まず前述のロイヤルホストは、今回の年末年始は全国219店舗のうち、一部を除いて2019年12月31日と2020年1月1日の営業を休業するようです。さらに、同じくロイヤルホールディングス傘下のステーキチェーンの「カウボーイ家族」も18店舗中17店舗が元日営業をお休みします。
ロイヤルホールディングスの他にも、天丼チェーン「てんや」は、国内201店舗中157店舗と、ほとんどの店舗で元日1月1日の営業を休止。
すかいらーくホールディングスは「ガスト」「バーミヤン」「ジョナサン」などの主力チェーンの80%にあたる店舗を、12月31日18時から1月1日正午までを休業にすると発表しました。
また、ラーメンチェーン「幸楽苑」は、12月31日の営業時間を短縮し、元日は休業する方針を発表(一部店舗を除く)。同社は2018-19年の年末年始を休業にする際、「売上が2億円減少する」と明かし話題になりましたが、2020年も社員第一優先の姿勢は変わらないようです。
さらに、「大戸屋ごはん処」も直営店の半数以上で、大晦日と元旦を休業にすることを発表しています。
小売、コンビニにも流れは波及
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