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2019年10月31日 3時48分
31日未明、那覇市にある「世界遺産」の首里城跡に復元された「首里城」から火が出て、城の「正殿」と「北殿」が全焼しました。城内にあるほかの建物にも次々と燃え広がっていて、現在、消防車およそ20台が出て消火活動を続けています。
31日午前2時40分ごろ、那覇市首里当蔵町にある首里城から煙が上がっていると消防に通報がありました。
消防によりますと、城の「正殿」などが激しく燃え、現在、消防車およそ20台が出て消火活動を続けています。
警察によりますと、この火事で、「正殿」と「北殿」は全焼しました。
また「南殿」などほかの建物にも次々と燃え広がっているということです。
消防などによりますと、これまでのところ、けが人の情報は入っていないということです。
首里城では、今月27日から琉球王国時代の儀式を再現する「首里城祭」というイベントが開かれていて、警察によりますと、31日未明まで開催予定の催しの準備などが行われていたということです。
首里城は、琉球王国時代のおよそ500年前に建てられ、昭和8年に国宝に指定されましたが、太平洋戦争中の沖縄戦で焼失しました。
平成4年には正殿が復元され、その後、城の跡が県内のほかの城の跡とともに「世界遺産」にも登録されています。警察や消防が火が出た原因などを調べています。
那覇市によりますと、首里城の周辺の住宅への延焼のおそれがあるとして、市は午前3時に災害警戒本部を設置しました。
市は、首里公民館と石嶺公民館の2か所を避難所として開設する準備を進めているということです。
首里城周辺には住宅街があり、午前4時すぎには南から南東の方向に小さな火の粉が飛んでいて、警察は近くに立ち入らないよう呼びかけています。
那覇市消防局は、午前4時すぎから市の防災無線を使って市内全域に対し、首里城で火災が起きていることと、風にあおられて火の粉が飛ぶおそれがあるとして住宅などの火災に警戒するよう呼びかけています。
「正殿」とは
===== 後略 =====
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