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[2019年3月7日20時14分]
日銀釧路支店は7日、4月に放送開始予定のNHK連続テレビ小説「なつぞら」の舞台となる、北海道・十勝地方への経済効果が95億円に上るとの試算を発表した。
同支店は、十勝地方の2019年度の観光客数は、17年度より約13%多い約428万人と予想。「あまちゃん」など、過去8作品の舞台となった地域の観光客数増加率から試算した。
観光客が宿泊や外食などに使う直接効果が63億円、宿泊施設の清掃や飲食店で使われる食材など、関連業者の収益増といった間接効果が32億円に上るとしている。
「なつぞら」は女優の広瀬すずが主演。終戦後に十勝地方で育った主人公が、アニメーターとして感性を発揮する姿を描く。帯広市などでつくる「なつぞら」応援推進協議会は、十勝地方の魅力を広めようと、コラボ商品の開発を支援したり、道内外でドラマのPR活動をしたりしている。
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