【核融合】イオン温度1億2,000万度を達成   - ヘリカル型核融合炉実現への見通しを確立-[08/09]at WILDPLUS
【核融合】イオン温度1億2,000万度を達成   - ヘリカル型核融合炉実現への見通しを確立-[08/09] - 暇つぶし2ch1:シオフキランチφ ★
17/08/09 21:16:59.99
プレスリリース
平成29年8月9日

大学共同利用機関法人自然科学研究機構
核融合科学研究所

イオン温度1億2,000万度を達成
概要
 自然科学研究機構 核融合科学研究所(岐阜県土岐市 所長 竹入康彦)は、我が国独自のアイデアに基づいた世界最大級の超伝導核融合プラズマ実験装置である
大型ヘリカル装置(LHD)を用いて、平成29年3月7日より行ってきた重水素実験で、プラズマ中のイオンの温度1億2,000万度を達成しました。
この温度は核融合を実現するために最も重要なプラズマ条件の一つであり、今回の成果により、定常運転性能に優れたLHD方式によるヘリカル型核融合炉実現への見通しを確立しました。

研究の背景
 LHDでは、これまで軽水素ガス(一般に用いられる水素ガス)を用いて実験を行ってきましたが、本年3月7日より、軽水素の同位体で2倍の重さを持つ重水素ガスを用いた実験(重水素実験※1)に移行しました。
これまでに行われたトカマク型※2のプラズマ実験装置における実験結果から、重水素プラズマは軽水素プラズマより性能(温度等)が向上することが分かっており、
同様の性質がヘリカル型※3のプラズマ実験装置でも観測されることが期待されるため、ヘリカル型装置で初めてとなるLHDの重水素実験によるプラズマの高性能化に関心が高まっています。
 核融合を実現するために最も重要なプラズマ条件の一つに、イオン温度1億2,000万度があります。トカマク型装置では、既にこの条件を達成していますが、将来の核融合発電に必須の定常運転に課題を残しています。
それに対して、LHDのようなヘリカル型装置は定常運転性能に優れていますが、イオン温度1億2,000万度に代表されるプラズマの高性能化に課題を残していました。世界最大級のヘリカル型装置であるLHDでは、
トカマク型装置においてプラズマの高性能化が達成されている重水素実験を開始したところですが、僅か1週間でイオン温度1億度を達成するなど、この課題を解決することが期待されていました。


実験方法
     ===== 後略 =====
全文は下記URLで

 URLリンク(www.nifs.ac.jp)


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