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■マウントゴックス社の民事再生法適用申請を棄却
インターネット上の仮想通貨「ビットコイン」の大手取引サイトを運営するマウントゴックス社（東京）が破綻した問題で、
東京地裁は１６日、同社が２月に行った民事再生法適用の申請を棄却する決定をした。
再建に向けたスポンサー探しが難航し、同法の手続きを進めるのは難しいと判断した。
同社によると、地裁が選任した監督委員の小林信明弁護士が破綻の事実関係を調査していたが、
調査に時間がかかる見通しで、具体的なスポンサー選びにも入っていないため、
地裁から「再生計画を作成できる見込みはない」と判断されたという。
地裁は同日、改めて同社の資産流出を防ぐための命令を出し、小林弁護士を保全管理人に選任。
小林弁護士は「マウントゴックス社の財産について、国内外で公平で平等な管理に努めたい」とのコメントを出した。
ソース：YOMIURI ONLINE URLﾘﾝｸ(www.yomiuri.co.jp)