15/12/01 09:27:17.46 Gbe3haTX0.net
今度はラブライバーに喧嘩を売る気か。
それ以前に、扉はラブライブを良く知らないだろうから教えてやろう。
俺は優しい男だからな。
《羅舞雷武(らぶらいぶ)》…
古代中国拳法三大集団決闘法に挙げられ、拳法史上過酷を極めたとされる決闘法の一つである。
拳法の流派や道場同士が雌雄を決する為に行われた団体戦で、流派や道場を代表する9人対9人が、日の出から日没まで休み無く闘い、
日が完全に沈んだ段階で、闘場に立っていた人数の多い方が勝者となった。(同数の場合は、引き続き次の日の出までの延長戦に入る。)
この闘いに勝った者達は『凄駆盂鏤哀怒流(すくうるあいどる)』の称号を与えられ、周囲から尊敬と畏怖の対象となった。
だが負けた方は、流派の断絶や道場の廃止の上、それらに属する者全員自決しなければならないと言う、恐るべき修羅業行であった。
この『羅舞雷武』の名は、決闘が雷の落ちやすい山の頂上付近で行われた事と(この為、闘いの最中に落雷により命を落とす者が相次いだ。)、
決闘に挑む者達が拳法を司る神に対し、相手と正々堂々と闘う事を誓い、且つ勝利を祈る意味あいを持つ、
『羅漢の舞い(羅舞)』を捧げた事が由来とされる。
だが、あまりにも死人が出過ぎたため、時の皇帝により禁止令が発せられ、以来歴史、拳法史の闇に消えていった。
近年、固い友情で結ばれた9人の少女達が、愛する学校の存続を懸け、運命のライブステージに挑むというアニメ作品が人気を博しているが、
仲間を信じ、力を合わせてライブに挑戦する彼女たちの姿は、かつてこの決闘法に挑んだ猛者たちの姿を彷彿とさせる。
【民明書房刊『改訂三版 世界決闘大全 ～その起源と終焉～』より】