22/07/03 17:12:19 /OZbvson0.net
>>316
>壁が何かしらの仕事(情報ではなく)をしてると見做すべきように思えるんだよな
「大枠の箱はともかくその中に壁を設置したら左右の空気が遮断されて
その時点で仮に左右が不均質ならその後の実験に影響が出てしまうのでは?」
という旨の意見だと思うけど
思考実験がスタートなのでそこは均質であると(箱や中の壁が実験に影響を与えない状況を準備するのが実験の前段階であると)思っていいと思うよ
>情報を使わずランダムなタイミングで開閉する仕切りがあったとして、
>偶然の産物として速い分子だけを通し続けた場合はどういう態度を取るのかも疑問
ランダムに開閉するのを放っておくだけなら誰も選別していないという点で開けっ放しと大差はないし
マクスウェルの悪魔がいないなら出ていくのを防げないので両方向からの流れが打ち消し合って均質になるよ
その上で偶然に偶然が重なって……という
あと一応共同研究者の1人が書いた共同研究の前半部分の当時の解説を置いとくね
Maxwellの悪魔の実現 - 中央大学
URLリンク(www.phys.chuo-u.ac.jp)