22/02/10 07:59:29.19 gou4ivmC.net
>>267 追加
東証マザーズ指数は、昨年11月につけた直近高値から3カ月間で約4割下落した。直接の原因はもちろん、米金融引き締め懸念に起因する世界的なグロース(成長)株のバリュエーション(株価評価)調整だ。
足元は世界株安の震源地となった米ナスダック総合指数がいったん下げ止まって反発しているが、マザーズ指数は戻りが鈍い。ウォール街の相場格言は「デッド・キャット・バウンス(死んだ猫でも高いところから落とせば弾む)」というが、日本は「IPO値付け問題」が投資家心理を強く冷え込ませたままだ。
流通市場の株価低迷はIPO市場にも波及している。3日に今年の上場第1号案件としてマザーズに上場した訪問看護のリカバリー・インターナショナルの初値は、公開価格を14%下回った。年間第1号案件の「公募割れ」は、ブックビルディング方式を導入した1997年以降では初めてという。
続く4日の美容師求人サービスのセイファート(ジャスダック)の初値も公開価格を8%を下回った。9日にマザーズに上場した人材管理システムのライトワークスは初値が公開価格を43%上回って「連敗記録」は止まったものの、IPO市場は明らかに変調をきたしている。
今年に入り、ビッグツリーテクノロジー&コンサルティングなど2社が東証への上場申請を取り下げた。「水面下では、3月までに上場を予定