22/06/19 08:53:58 ukZo+aFV0.net
ねずきちが日本人の1/3が帰化人だったという記事を書いていたのを非常に不思議に思っていたのですがやはり根拠がないものだったのですね。
以下Amazonの 日本建国史 の評です。
・ただ筆者の独特な史観で解説をしてくれているのは良いが、その科学的・学術的な根拠が不明で、どこまで信じて良いのか悩ましく、史書として読むには疑問が残る。
・例えば、「平安初期に書かれた新撰姓氏録には帰化人が日本の人口の1/3を占めた」と書いてあると言う。しかし次には「近畿の豪族の1/3」となっていて、また次に「日本の人口の1/3」と記載されている。
この新撰姓氏録に載っているのは人口ではなく姓氏で対象地域は五畿のみで、かつ姓氏の半分も記載されていないという資料だ。その資料によれば姓氏を皇別(335)、神別(404)、諸藩(＝渡来系氏族で326=30.6%)に整理分類してある。
そもそも豪族は姓氏を持っているが、大方を占める農民は持っていない。それなのに「日本の人口の1/3を帰化人が占めていた」などと良い加減な内容を記載して歴史書としている気が知れない。
もちろん私はねずきちの本を買おうとも思わないので、不思議に思うものの確認はしていませんでした。
今日、Amazonの書評を見ていたら、ねずきちは新撰姓氏録の姓の数が1/3諸藩となっているということを根拠にそう言っているようです。まあ想像に難くないですが。
やっぱりねずきちでした。