18/11/10 21:08:59.54 Y8uR/XY50.net
>>574
まず前提としてだが、最も好ましいのは無税国家である
税以外の財源(たとえば莫大な資源輸出!)を公平に分配し、国家が回るのなら、それに越したことはない
しかし現実にそれは難しいから、何らかの形の財源を用いることになる
機能的財政論の立場にしても、インフレやバブルを抑制するためにこそ、時として課税が必要になる
不本意ながら課税を用いるときに、数々の税制が存在する中で、わざわざ消費税(付加価値税)を採用するのに、理があるのだろうか?
欧州諸国における消費税は、軽減税率を活用することによる、事実上の関税の代替としての側面がある
フランスにおいて、国内生産が主なフォアグラ・トリュフは軽減対象、輸入が主なキャビアは非軽減となっている
日本も、このような形で消費税を運用するのであれば、興味深い成果が得られるかもしれない
フラットな消費税については、「課税逃れがしにくい」という点以外のメリットが考えられない