【カリスマが】倉山満part793【追いついた】at SISOU
【カリスマが】倉山満part793【追いついた】 - 暇つぶし2ch482:右や左の名無し様
18/11/10 01:15:51.18 BxfzKVIRF.net
>>445
一方で保守は失われることに対する恐れの気持ちも強いからそこんとこジレンマだな

483:右や左の名無し様
18/11/10 01:17:31.14 Y8uR/XY50.net
>>465
楽観的に見るならそのような解釈もできるね
一方で、悲観的な解釈もでき、総力戦が20世紀のテクノロジーを前提とした特殊な事象であったことから、
21世紀では、いかなる政治的な事象も、問題の解決に結びつかない可能性があるどころか、戦争ですら無効になっている可能性が高い
(たとえば、アフガン・イラク戦争は、アメリカの格差縮小にまったく貢献しないどころか、むしろ格差を助長した)
ここは「富国と強兵」で中野も触れてるところで、彼は「ピケティですら楽観的」と評してる
少なくとも、世の誰であっても、総力戦に代わるような政治的な一大事を示すことができていないことは明らかだ

484:右や左の名無し様
18/11/10 01:20:16.44 Y8uR/XY50.net
>>466
国際社会(国際世論)がポワッとしたものであることは間違いない
現代の国際世論を説明するのは不可能だし、過去の国際世論を説明するのも極めて難しい
ただ、サウジアラビア大使館バラバラ殺人事件への反応を見れば分かるように、最低限のゆるいコンセンサスも存在はする
ここを刺激しないように立ち回るのは重要で、日本は倫理的にも(世界全体から見れば)そこそこは先進的だから、そうそう国際世論を刺激することはないが、
「第三者の目」を気にすることは、自らの利益を確認する意味でも重要なことであるように思われる

485:右や左の名無し様
18/11/10 01:25:40.67 Y8uR/XY50.net
>>469
とはいえ、そもそも日本の「保守」が守りたいものは何なのだろうか?
私自身は、自らを保守と思ったことはなく、単なる国家主義者であるという認識を持っているが、
保守を自称、または他称される人々が、いったい何を守りたいのか、率直に興味があると同時に、
いかなる理由から守るかという点において、納得のいく説明を見聞きしたことがない
個別の事象に対する私的な愛着から、それを保護し、未来へと残そうとする姿勢は大いに理解できるが、
これはあくまで私的領域のことであり、公のイデオロギーには適合しない
公としての保守とは、なんだろうか

486:右や左の名無し様
18/11/10 01:39:04.14 p9LPpaWt0.net
>>470
それらの戦争は総力戦?それに米国は戦争がなくとも、社会腐敗を是正してきた(進歩主義時代)
むしろ、今までのアメリカは非常にイデオロギーによって支配されていた時代でもあったしね。
勿論、昔もイデオロギー関係なしに鉄道会社などが暴利をむさぼる事はあったけど
なんなら今以上に人権意識なんてないし、格差も


487:広がってた時代ですら是正してきた人々が居た 故にルーズベルトなんてのは米国で人気の政治家だからね。 米国の人気の政治家って実は経済ナショナリスト(アメリカンシステム)が多いんだよね ジョージ・ワシントン、リンカーン、セオドアルーズベルト、フランクリンルーズベルト、アイゼンハワー 彼らはどこまで意識的か分からないけど、結果として政府の介入や大きな政府の立場の人々なんだよな そう考えると、今の米国の若者が社会主義(大きな政府)に好意的なのも頷ける。



488:右や左の名無し様
18/11/10 01:41:47.21 mmAD8lo50.net
>>472
それは認識が違う。
西部によれば
①人間は不完全なモノ。
②社会は有機体→人間の手を加えるべきじゃ無い。
③改革は漸進的に。
要は「何かを守れ」という視点でホチュウを語っていない。
人間は不完全だ→故に、監修や歴史の英知に学べ。
が出発点。な訳。

489:右や左の名無し様
18/11/10 01:45:41.29 Y8uR/XY50.net
>>473
セオドアを筆頭とした米国の進歩主義時代については、総力戦の準備時代として解釈できる
セオドアがマハンに強く影響を受け、来るべき海上覇権戦争に備えていたことは、よく知られている
ドイツのビスマルク期、フランスの第二帝政も同じであり、
これらの大国は、押し並べて安全保障上の危機があったがために、安全保障への貢献させるための大衆動員へと向かった
大衆動員のために、社会政策は有効な手段であり、それを実現した結果、これらの国々が世界大戦の主役の座に座ることとなる
一方で、一次大戦における失敗国家であるロシアとオーストリアは、開戦前夜の段階で、国防の大衆化に失敗していた
両帝国は崩壊し、オーストリアに至っては、現代に原型すら残らない始末

490:右や左の名無し様
18/11/10 01:47:42.28 p9LPpaWt0.net
wikiより
歴史家達はジェファーソンとハミルトンの間の対立を、アメリカ合衆国の政治、政治哲学、経済政策および将来の方向に関する象徴的なものとして捉えてきた。
ウィレンツ(歴史家)は2010年に、学者の支持がハミルトンに傾いていることを次のように指摘した。 近年、ハミルトンとその評判は学者の間で決定的な評価を得てきた。
学者達はハミルトンが近代的自由資本経済のビジョンを形作った者であり、動的な連邦政府を精力的な実行力で舵取りした者と描いている。
対照的にジェファーソンとその一党は、ナイーブで夢見る理想主義者として評価されるようになってきた。
多くの歴史家が評価する中でも、ジェファーソン派はアメリカをヨーマンの理想郷に変えようとして、資本主義的近代化の奔流に抵抗した反動的理想主義者という評価が良い方である。
最も悪い評価では、西部をインディアンから取り上げ、奴隷制度の帝国を拡大し、政治権力を地方の手に置いておこうと望んだ、奴隷制度擁護派の人種差別主義者であり、
さらには、奴隷制度の拡張奴隷所有者の人間資産に対する権利を保護しただけだとしている。
ハミルトンとジェファーソンという対照的な立場を考えれば、小さな政府を国是とする米国ですらこの見解になっているというのは非常に面白い

491:右や左の名無し様
18/11/10 01:48:07.94 zkw9ZAjR0.net
>>460
牽制鹿学会ですか?

492:右や左の名無し様
18/11/10 01:53:58.48 Y8uR/XY50.net
>>474
私は西部の著作には幾分か触れているが、そもそも西部を保守主義者と定義することに違和感がある
西部の思想は、人間の不完全性を強調し、理性万能を否定するという点で、ジャコバン的な革新主義とは対極に位置しているが、
しかし果たしてこれを、保ち・守るという括りで解釈して良いのだろうか
なんらかの価値規範や事象を保守するという態度もまた、人間の頭の中から生み出されるものに他ならない
人間に対して懐疑的な態度を取るのであれば、「(左翼的な意味での)科学的判断」と同様に「(右翼的な意味での)伝統的判断」にも、懐疑が向けられて然るべきではなかろうか
つまり、革新・保守という軸とは別に、信仰・懐疑という軸が存在し、もっぱら西部は懐疑の軸に強く依っていたのではないかということ

493:右や左の名無し様
18/11/10 01:58:06.01 p9LPpaWt0.net
>>475
進歩主義時代の米国は確かに第一次大戦と第二次大戦の前までなので確かに大衆世論を動かしたのだろうが
それ以前の金ぴか時代の対する党員の危機感からとも言われてる。
そのため、移民法や悪法と言われてる禁酒法(票マシーンを潰すため)を導入し科学的手法を推し進めた。
むしろ、経済が悪化し国際的に不均衡を作る事で国民をまとめる必要がある。
そのため、EHカーやウォルツ、マッキンダーらは自由放任こそが不均衡を促すとして批判的に見てるわけだし。
ビスマルクについてはオーストリアを敵視してたし単純に票を獲得するためと言われてるね。
結構、忘れた部分が多いから、もう一度読み直す部分がありそうだけど(ドイツ帝国を築いた政治外交術)
そう考えると自業自得というか、外交による国家防衛の為、格差是正など社会をまとめる運動に動く可能性があるが
そもそも、そんなことをする必要になったのは格差を生み国民の不満を逃れる為、外交手段に訴えたり
国際経済(軍事)の不均衡を生んでいる経済体制そのものということ

494:右や左の名無し様
18/11/10 02:05:07.24 mmAD8lo50.net
>>478
言いたい事はわかるが視点の違いだね。
西部が例として適切かどうかはともかく
このスレ界隈では西部の言うホチュウ思想(人間は不確実、故に斬新的に)が前提のはず。
そこで、何を守るのがホチュウなのか?
っって質問は無意味。

495:右や左の名無し様
18/11/10 02:05:53.06 Y8uR/XY50.net
>>479
「安全保障上の危機」が、国内外の不均衡から生じるというのは当然としても、
その危機が、国内の福利厚生の向上に繋がるという事象については、やはり近代戦と密接な関係が否めない
騎士の時代、傭兵の時代は、対外戦争や疫病などの深刻な危機が生じても、それが社会政策に結びつかなかった
国民皆兵の時代に突入したことで、社会政策が徐々に拡張していく
現代は、軍事技術の変化のより、高度な専門性を持った軍備が主流となりつつある
高度な専業軍人という点では騎士の時代に似ているが、血族の義務ではなく雇われる軍人という点では傭兵の時代に似ている
少なくとも、一部地域を除いて国民皆兵的な規範は崩壊しており、近代的安全保障の崩壊、中世への回帰が観測できる
これはすなわち、社会政策の面でも反動が起き、中世への部分的な回帰が生じることを示唆している

496:右や左の名無し様
18/11/10 02:15:24.84 p9LPpaWt0.net
>>481
近代的な軍隊でも別に国民皆兵じゃないよ。
それはあくまで精神論として国民皆兵と近代国家、主権国家(国民主権)だからね
近代的安全保障と言うのは主権国家を軸とする考え方であり、それは変わらない。
勿論、リベラリズムが主張するような国際機関、多国籍企業が安全保障に与える影響は大きなものはあるが
それだって、結局は国の保護ありきだからね。
それにスェーデンやフランスでは徴兵制の復活など、むしろ近代国家主体の安全保障の強化が謳われてる
まぁこれは国民統合を促すという意味合いだろうと言われてるけど

497:右や左の名無し様
18/11/10 02:20:49.43 Y8uR/XY50.net
>>480
西部が、自らを保守の文脈で位置づけ、他人からも保守主義者として認識されたことが、
このスレの中、あるいは論壇全体における一種の思想的なネジレを産んでいる可能性もある
このような記事もある
URLリンク(www.jmrlsi.co.jp)
筆者は、西部をいくらかポジティブな文脈で評価しつつも、保守というよりニヒリストであるとしている
左翼の吉本隆明との相対化、保守の西尾幹二との比較は、たしかになるほどと思わせるところがある
宮台真司は、西部の死に際して「保守というロールプレイをやり切った」と(いささか感情的に)評したが、
これになんとなく同意できるのは、ある種のアウトローである西部が、革新一辺倒の世論への反発心から、
保守という役割を引き受けることによって闘争し、また自らの懐疑主義を試そうとしたのではないか、という感覚があるからだ
また、弟子筋の中野剛志は、自らを保守と定義することを、極めて慎重に避けている
「強いて言うなら保守見習いです」というレトリックを用いたこともある
歴史的な保守主義者の文脈から多くを学び、それを用いながらも、それに依存はしないという反骨心、または自主性があるのではなかろうか

498:右や左の名無し様
18/11/10 02:26:00.49 Y8uR/XY50.net
>>482
傭兵の時代から、国民皆兵の時代に飛ばしたのはいささか乱暴であったが、
たとえばイギリスのように、その地理的条件から国民皆兵に至らなかった国であっても、
男子の一定数を軍役に用いることは間違いなく、それは前近代の動員人口と、まったく比較にならない規模であった
また、「銃後」で戦争を支えるという点でも、近代戦はより多くの国民の戦争参加をもたらした
一方で、現代社会は戦争から大部分の国民が隔絶(または解放?)されており、これが現代の没落の大きな要因ではないかと推測している
大陸欧州における徴兵制の部分復活は興味深い
実際は(もっぱら技術的要因から)総力戦が生じようがないにも関わらず、なんらかの理屈を付けて動員を行うことで、
さも総力戦を行う予定であるかのような社会的な効果をもたらすかできるかという実証実験になる

499:右や左の名無し様
18/11/10 02:44:38.36 p9LPpaWt0.net
>>484
近代以前の場合はそもそも国が統一してないからね…
まずは国作り、国家統一という中世から近代までの時代の戦争への国民の参加と
近代国家が出来上がってからの国民の参加の数に違いがでるのは当然
そうなると、中世から近代国家への以降が大きな変化をもたらしたと言っていいだろう。
けれど、近代国家も中世からのあらゆる集団を受け継いだ有機体であり、それは国々寄って違う。
日本やアメリカは比較的海を隔てたりしてるので分かりやすいが、イギリスも結構面倒な歴史を背負ってるし
欧州各国は王族などグチャグチャしすぎて意味が分からない。
現代の武器に関しては、確かに高度化しすぎてはいるので一般的な国民は直接関与しない
けれど、その国民の経済力こそが高度な国家軍事を担保するわけで、間接的には関与してる。

500:右や左の名無し様
18/11/10 02:46:37.29 p9LPpaWt0.net
後、投げ遣りになってしまうけど流石に眠いので勝手ながらお休み

501:右や左の名無し様
18/11/10 02:47:39.70 jEJBcLBd0.net
>>478
>信仰・懐疑という軸が存在し、もっぱら西部は懐疑の軸に強く依っていたのではないかということ
西部さんは、人間は不完全なものだから、認識も完全にはなりえない。
全てに批判的で懐疑しなければならないという立場。
しかし、全てに批判的になり、絶望に陥れば虚無主義、厭世主義に陥る。
だから、仮説として良き理想があるはずだという信仰は手放さないという立場。
しかも一人の人間の知恵などたいしたことはないので(独善に陥る)、つねに人間との会話を重視した。
そこで修正していく。
>西部を保守主義者と定義することに違和感がある
西部さんは、保守主義者ではない。保守は性向であり、態度であり、生き方であるという立場。
あらゆる主義は、硬直化し、排他的であり、せせこましい人間のやることとしている。
あなたが、国家“主義者”として、国家を絶対視する立場と西部の保守は、あきらかに違うね
国家の認識の仕方も、国家に対しても不完全な人間が営む以上懐疑しなければならないとうい立場。
というか、不完全な人間が営む以上不完全なものにしかなりえないというべきか。

502:右や左の名無し様
18/11/10 02:55:19.08 TDPBr+X50.net
>>472
>とはいえ、そもそも日本の「保守」が守りたいものは何なのだろうか?
この問いを見て柴山さんの論考を思い出したので雑誌クライテリオンの2号目(ナショナリズム特集)を読み直してみた。
同じことが問われている。
保守にはユートピアがないのか。
「漸進主義」や「現実主義」が保守の特徴と言われるが、そこには一般的原則・原理がないと、
たとえば比較的保守に親和的な立場のハイエクもその様な批判を展開し、
だから自分は保守主義者だと言われると我慢ができないのだと言う。
積極的な理想の欠如、それが保守の決定的な欠点であるとハイエク。
柴山さんはそれに対して、保守にもユートピアはあるのではないかと言う。
江戸時代の本草学者・儒学者である貝原益軒の『養生訓』から「聖人は未病を治す」の解説を引いてきて、
比喩的にそれが保守のユートピアと語ることができると。
我々は聖人ではないが、聖人が未病を治すように、庶民が平穏な日常をそれぞれの職分において、
地域・家庭の中の努力において過ごしていけるのは、目立たなくてもその振る舞いこそが保守にとっての
「英雄的」振る舞いなのであり、それがよく行き届いた社会が理想であると。
しかしこういった柴山さんの説明は俺にはチェスタトンの荒馬を御す


503:者の知恵の比喩と同じに見える。 柴山さんは先に荒馬を御す者の知恵を引いて、保守派はその説明に納得するかもしれないが、 批判者は納得しないだろうと言ってるんだよね。そこから上記のハイエクの話になって、養生訓を引きと、 堂々巡りの議論のように見えるなぁ…。 だから保守とは「態度」なのだと福田恒存は言ったのかもしれないが、中野さんも同じ問いを立てて、 現状ではあえて「主義」を名乗ってもいいのではないかと(その一点に拘るつもりはないとしつつ)。 保守派は態度によって人を納得させるべきであって、イデオロギーによって承服させるべきではないと 福田さんは言うけれど、たとえばコールリッジにしたってどうしてそれが良いのかということを、 それなりに納得のできるような形で説明しようと試みているわけで、それを一般原則と言うのがどうしていけないのか。 主義か態度かの二元論に拘るということではなくて、保守思想の体系化がもう少し必要なのではないかと。



504:右や左の名無し様
18/11/10 03:05:56.33 TDPBr+X50.net
>>478
西部さんの『知性の構造』によれば、信仰・懐疑という軸と交わるのは感情・合理の軸で、
その交点を先の2軸とは違う方向に立体的に伸ばした先が真理であるとされているね。
それが真理探索のための思想的基盤の構図だと。
そこからさらに社会科学のTEAM(伝達・表現・尺度・蓄積)構造が示され、
それをメタ構造として立体的に交錯・拡張させながら、どうだったかな、難しくてよく分からないけど、
おそらくその交点の範囲を求めるべき真理へと向かわせるためのバランス感覚が
西部さんにとっての保守の要諦ということになるのだろう。

505:右や左の名無し様
18/11/10 03:08:30.56 jEJBcLBd0.net
>>488
>それなりに納得のできるような形で説明しようと試みているわけで、それを一般原則と言うのがどうしていけないのか。
>主義か態度かの二元論に拘るということではなくて、保守思想の体系化がもう少し必要なのではないかと。
そんなことは大きなお世話というか、あなたは、保守に否定的らしいが
逆にあなたは、国家“主義者” を標榜している以上、あなたの国家主義の一般原則を教えてもらいたい。
そしてあなたの国家主義と保守と左翼の一般原則の違いも
そのほうが、わかりやすい。

506:右や左の名無し様
18/11/10 03:32:40.57 jEJBcLBd0.net
>>488
まあ理想で言うなら、西部さんは政体で言うなら、君主制、貴族性、民主制の
三位一体の混合政体がいいと言っていたよ。
だから明治維新も公武合体で漸進的に行くべきだったと。
それでも戦前までは華族制度や武士道精神など、なんとか歴史の連続性が維持されていたと。

507:右や左の名無し様
18/11/10 03:37:50.83 TDPBr+X50.net
>>490
俺は国家主義者の人とは別人だよ。
>>472で保守とは何かという問いを立てている人はワッチョイ 7990-K50l、俺とは別の人。
その問いは昔から保守派に対する批判として展開されてきたし、
またこれからも提示され続けるだろうと、柴山さんが同じ趣旨の問いに答えようとしいる論考があったから、
それを紹介しつつ感想を述べているのが俺のレス。
あなたがそこで引用している二行は中野さんの主張なんだよ(俺なりの要約だけど)。
これも同じ問いに対してのことで、保守を肯定するのであれ、否定するのであれ、
ともかく保守とは何だろうかというのは常に重要な問いとしてあり続けるものだよね。
中野さんの主張はこちらを参照してみて。
URLリンク(www.youtube.com)
これは表現者塾の講演だったと思う。
福田恒存のエッセー『私の保守主義観』を引いて、保守とは態度であると。
保守とは何かという時によく引用されるよね。
そのエッセーの中で福田さんはこうも言っている。
イデオロギーに対して「常識に従い、素手で行って、それで倒れたら、そのときは万事を革新.派にゆずればいい」と。
中野さんは現状を説明しながら、福田先生!もう既に保守派は常識に従って、素手で行って、それで倒れてしまってるんですけど!と言うわけさ。
世の中革新派が席捲してもう頭おかしくなってるような状況ではないですかと。
保守とは態度であると言えばそれはそうなんだろうけれど、どうしてその態度が必要であるのかという、
ある程度の理論的説明もまた必要なわけで、その部分の体系化を現状を鑑みてもう少し強めてもよいのではないかという趣旨。
どうしても保守主義だと言わねばならんというようなことではなくて、
保守というが結局のところ守るべきものはなんなんだよ!ないじゃないか!というような、
先に紹介した柴山さんの問題意識も同様、それにどう答えるのかという話だね。

508:右や左の名無し様
18/11/10 03:47:19.34 mmAD8lo50.net
>>492
>保守とは何だろうか
長々引用して、結局答えがないやん。
馬鹿なんじゃね。

509:右や左の名無し様
18/11/10 04:07:21.01 jEJBcLBd0.net
>>492
ああ違う人か、失礼。
その中野の主張は前から知っているけど、
しかしそれも仮説の一つに過ぎないというのが保守の認識論(人間は不完全だから)で
それは中野も分かったうえで、一人の知識人として世に問うてるわけで
西部さんの保守論の中に内包されているものだと思うよ。

510:右や左の名無し様
18/11/10 04:26:49.80 TDPBr+X50.net
>>478
>つまり、革新・保守という軸とは別に、信仰・懐疑という軸が存在し、もっぱら西部は懐疑の軸に強く依っていたのではないかということ
クィントンの不完全性の政治学、保守の三原則で言うと、西部さんはやっぱり懐疑よりだったのかもしれないね。
伝統主義・有機体主義・懐疑主義の三原則。
西部さんも保守の簡潔な説明としてよく引用していたように思う。
それで思い出したのが、確か水島さんが西部さんを評して日本が足りないと言っていたそうな。
チャンネル桜の討論だかでその話題になって、藤井さんもちらっとその様なことを言ってたような…。
うろ覚えだけど。
伝統は精神の型だからそれをどれだけ


511:体現しているのか、足りているのか足りていないのか、 推し量ることは困難だけど、この部分を実践的にどう押し出す(?)のか。 有機体主義(論)と懐疑主義(論)と比べて、伝統主義(論)が最も困難なのかもしれない (それぞれ相互に関係し合って総体としての態度ということになるのだろうけども)。 荒馬を御す御者はそもそもどこに向かいたいのか。



512:右や左の名無し様
18/11/10 04:41:37.47 bq15fVil0.net
保守の親分のエドマンド・バークは伝統主義者ではないような

513:右や左の名無し様
18/11/10 05:17:27.56 TDPBr+X50.net
人間は不完全なものだし理性には限界があるし、だから悉く不完全な議論を疑った先に、
いったい何を選択すればいいのか、選択するべきなのか。
ある理屈には一定の理があり、別の理屈にも一定の理がある。
どれを取っても何かしらの利益と弊害があり、そのジレンマを理性で超えることはできない。
懐疑を超えた先に何かを選択する、その規準をどこに見出せばいいのか。
それは歴史の解釈において伝統の精神において他にないであろう。
無限の懐疑をどこかで断ち切る覚悟は自らの実存を賭けた精神の勇躍である。
不完全なるものを「ただ」不完全であると言うだけではあまりにも無力だ。

514:右や左の名無し様
18/11/10 05:24:48.90 I3V9DNr00.net
かといって、仏教みたいな、モラル基盤の無いオカルト思想を正当化する理由にはならないけどな

515:右や左の名無し様
18/11/10 05:26:24.35 I3V9DNr00.net
>>491
それは、たまたま西部が戦前生まれだから、そう感じただけw

516:右や左の名無し様
18/11/10 05:30:07.07 I3V9DNr00.net
不完全というより「反知性的」なのよ
人間が全員、知的だったら、社会主義で何の問題もない
でも、現実はそうじゃない
仏教みたいなオカルト思想に取り込まれちゃうバカとか、ビジネスが生きがいのアホとか、そんなのが多い
だから、しょうがなく資本主義やってるだけ

517:右や左の名無し様
18/11/10 09:07:21.42 jEJBcLBd0.net
>>497
>不完全なるものを「ただ」不完全であると言うだけではあまりにも無力だ。
そんなことは西部さんをはじめ誰も言ってないよ。
ただ保守の哲学は、人間が不完全であるという前提を持つ哲学であるということ。
中野にしたって、それを分かったうえで、一つの仮説として保守主義を提示しているはず。
保守にとって、あらゆるものは仮説なのだから、公にした以上、これから歴史の中で多くの人によって検証される。
>荒馬を御す御者はそもそもどこに向かいたいのか。
それを人間が合理的に未来を計算し設計できると、大掛かりな社会実験を試みたのが社会主義。
だから設計主義的合理主義批判がある。
仮に設計をするとしても、試みられていないものより、過去に試みられたものを参考にするという意味で(失敗を含め)
歴史の英知(伝統の精神)を保守する。長く営まれてきた制度は、何世代もそれだけ多くの人に試されてきたもので意味があり
改革するとしても慎重にやらなければならない。
西部さんがよくいう人は後向きに未来に入っていく。

518:右や左の名無し様
18/11/10 09:28:08.15 sLVEYFNB0.net
西部は理論としては歴史や伝統の重要性を語るがその具体的内容についてはあまり興味がない印象

519:右や左の名無し様
18/11/10 10:02:09.71 I3V9DNr00.net
日本人より賢い北欧では、より成熟してこなれた社会主義が成功してるけどな
中国は、より長期スパンでの成長を目指してるし
ネオリベにしがみついて衰退し、しまいには移民に頼ってる周回遅れの日本とはエラい違いだよw

520:右や左の名無し様
18/11/10 11:25:39.53 Y8uR/XY50.net
>>485
>国民の経済力こそが高度な国家軍事を担保するわけで、間接的には関与してる。
国民の経済力が一定に均質な場合は、万民が安全保障を支える体制となるが、
格差が激しい国家の場合、一部の富裕層のみが安全保障を支える体制となり、
軍隊の性質も、国民のための軍から、富裕層のための軍に変質してしまう
労働集約から資本集約へ産業構造が移行すれば、多数の労働者が間接的にすら軍に関与できなくなる
これが恐れるべき事態で、下手をすると中世より都合が悪いことになるかもしれない

521:右や左の名無し様
18/11/10 11:30:54.69 Y8uR/XY50.net
>>487
おおむね当方の西部の理解と合致するところなんだが、
時として「伝統」や「民族」を強調する姿は、懐疑論、または不完全性の強調者としての保守の立場と、矛盾してるように見える
具体的に言ってしまえば、「朝まで生テレビ」などで反対派をボコボコにしてた西部の姿は、小気味は良いが、しっくりは来ない
>>499みたいな身も蓋も無い言い方もできてしまうが、この二重性は、何から生まれたものだろう?

522:右や左の名無し様
18/11/10 11:39:29.18 Y8uR/XY50.net
>>488
(大雑把に言って)西部的な保守観は、(>>502で指摘されるような)具体性の非存在がゆえに、
極めて形而的な概念、洞窟の影にも近いようなものになっており、それゆえに体系化・一般化しないと整理できるのだろうが、
私のような思想オタクからすると、「知性の構造」に代表される難解さこそが、西部流の魅力でもあり、あまり安直な体系化に走って欲しくないと思いもある
とはいえ、中野や柴山の若い世代が、社会に対して働きかけんとするならば、ある程度の体系化は必須であろう
このとき求められるのは、形而上の思想領域と、民衆の(良い意味での)素朴な感情・価値規範との共通領域を発見することではないかと、個人的には思ってる

523:右や左の名無し様
18/11/10 11:47:37.52 Y8uR/XY50.net
>>490
私は国家主義者を自称しているが、あくまでこれは便宜的なものである
もっぱら歴史を見たとき、人間社会を担保する上では、国民国家の存在が都合が良いだろうと考えることから、これを養護している
とはいえ、国民国家が絶対善と君臨することはないことも、歴史が明らかにしているところだ
しかしそれでも、個人としては国家と心中してやろうと思う、つまり思想的に「国家」に束縛されているからこそ、国家主義者であるという自認が生じている

524:右や左の名無し様
18/11/10 12:01:19.95 jEJBcLBd0.net
>>505
だからそれは、良き理想の仮説として「伝統」や「民族」を信仰すると
信じるだけの価値はあると
西部さんはそれを、信じてる、かのように振舞うと言っているね
でもそれは、「伝統」や「民族」を無批判に信仰するのとは違う
だからそれらを盲目的に信仰する、水島たち右翼からすれば、日本が足りないとなる。
もっと日本を信じろよコノヤローとなる。
しかし、信じてる、かのように振舞うと言うのは、斜に構えるというのとも違う。もっと真剣なもので
それを福田恆存の言葉「人を騙すには、自分も騙されなければならない。
騙すと言っても、命をかけるぐらいでないといけない」を引用して説明しているね。

525:右や左の名無し様
18/11/10 12:05:59.91 Y8uR/XY50.net
>>496
便宜的な分類ではあるが、バークは、トーリー(保守党)ではなく、ホイッグ(自由党)の人だからね
ハイエクがバークを称賛したのも、ホイッグとして立ち回った実績を評価してのこと
トーリー達は、バークが国王大権を制御せんとしたことを、「伝統社会の破壊者」と批判した
これに対しバークは、国王大権はノルマン・コンクエストによって生じたに過ぎず、
それ以前のブリテンを鑑みれば、むしろ国王大権こそ伝統に反すると指摘する
当時のトーリーとホイッグは、もっぱら歴史解釈・法解釈で論争しており、
シンプルな表現をすれば、「伝統の奪い合い」「伝統の後継者争い」をしていた
とはいえ、両勢力ともに歴史�


526:ノ重点を置くことには変わりなく、後に出現する第三勢力(労働党)とは一線を画している



527:右や左の名無し様
18/11/10 12:13:42.03 jEJBcLBd0.net
>>490
しかし通常、国家主義は国家が、人間に国家が必要という素朴な意味ではなくて
国家を個人や地域また社会共同体より優先させる主義のはずだが。
それは少なくとも西部さんの個人、中間共同体、地域共同体で平衡とる(同列にするのとは違う)考えとは違うね。
このように主義は規定した瞬間に何かがこぼれ落ちる

528:右や左の名無し様
18/11/10 12:18:14.58 jEJBcLBd0.net
間違えた>>510>>507に訂正

529:右や左の名無し様
18/11/10 12:40:50.71 Y8uR/XY50.net
>>510
国家・中間団体・個人を、上・中・下と縦に位置づけるのが当方の立場
横並びに捉えたり、円型に配置する立場もあるが、あくまで上下に固執する点は、国家主義的な特徴だろう
なぜこのように考えるか、その根源は運命への肯定にある
中間団体・個人よりも国家が上位とされる社会に生まれ落ちた以上、その枠から脱することなく、最期はこれに殉じようではないかということ
内心で言えば、一ミリも国家に期待などしていないし、日本に対する愛情など無い(これは照れくささ半分)だが、
それでも日本国家の中で生きて死ぬという覚悟を持ったときから、国家主義者という自己定義が生じた
私の本質はニヒリストだろうが、国家という仮面を身に着け、国家主義者として振る舞わんとする
>>508
西部はその晩年において「信じているかのように振る舞う」態度を、半ば放棄したように映る
かの象徴的な自裁は、民族的、伝統的な行為とは言い難く、むしろ「私的な行為(本人談)」であった
西部は「保守という仮面」ではなく「私的な死生観」に殉じたように、私には映った
水島とかが「もうちょっと生きてみませんか」と言ったのは、保守としての西部の姿に期待したものであったろうが、
この期待にはまったく逆らう形で死んでみせた

530:右や左の名無し様
18/11/10 12:53:44.76 jEJBcLBd0.net
>>503
中国は一党独裁資本主義どころか、習近平独裁政権
いくらうまくいってそうだと言っても真似できないだろう
これからどうなるかもわからんし。
しかし社会主義の再評価、再検討、部分的な取り込みはありうる。
あなたは、北欧を社会主義(社会民主主義)の成功例だというが、そうだとして
スウェーデンの消費税、25%をどう考えるか?
たしかここでは消費税自体を悪とみる考えが主流のようだが、
桜の討論で齋藤進がスウェーデンがリーマンショックの被害が一番少なかったと言っていたが
確かに消費税はバブルの抑制、未然に防ぐ予防効果があるように見える。
事実、日本のバブルも消費税導入より前で、アメリカの内需拡大の要求に従って、財政を拡大させ続けた結果
バブルが発生した。
消費税がないアメリカは、巨大なバブルに何度も見舞われている。
勿論、時期よって多少の増税減税の調整、何%が適切か、何に使うかは、議論があっていいが
消費税自体を悪とみて、消費税廃止論には疑問があるんだよな

531:右や左の名無し様
18/11/10 13:08:27.14 Y8uR/XY50.net
>>513
スウェーデンは一見すると消費税大国だが、税収に占める消費税(付加価値税)の割合は、20%弱に留まる
これには、軽減税率の存在に加えて、所得税率が高いことが、影響している
なお、日本が消費税収を10%に引き上げた場合、税収に占める消費税の割合は、スウェーデンに並び、場合によっては追い越す可能性がある
つまり、スウェーデンを消費税大国、日本を消費税小国とする認識が、既に間違っている
スウェーデンでリーマンショックの被害が少なかったのは、消費税そのものの税率ではなく、
税制全体が累進的な傾向があり、ビルト・イン・スタビライザーが機能したからと考えるのが自然であろう
また、スウェーデンはユーロに加盟していないがために、金融政策の自律性を保つことができたという事情もある
消費税は、軽減税率が無い場合、逆進性が強く、ビルト・イン・スタビライザーの機能を全くもたない
この点においては、悪税としての側面が強いと断じざるを得ない

532:右や左の名無し様
18/11/10 13:23:41.90 jEJBcLBd0.net
>>510
一ミリも国家に期待などしていないし、日本に対する愛情など無い国家に全てを捧げるとは
自己を国家と同一視した(右翼にありがちだが)自己喪失としか思えない
戦前の国家主義者のようだ
自己と家族と友人の関係、社会の要請などの人間の葛藤を考えず
一直線に国家に突っ走る。しかも理念だけなので、言葉だけは威勢がいいが
実際はどんなことができるのか。
この手の人にはついていけんわ
まあ人の死については軽々しく言えんわ
民族的、伝統的な行為とはどんな死なのか
自死の日本史を読めば、どこかで繋がっているような気もするが

533:右や左の名無し様
18/11/10 13:32:17.74 Y8uR/XY50.net
>>515
国家に積極的に命を捧げるというよりは、国家が滅ぶとき、それを受け入れ、自己もまた滅びんとする消極的な態度である
具体的には、日本が大災害や内戦に見舞われたとき、わざわざ海外に脱出するのも癪だから、列島の中で死んでやろうじゃないのということ
小松左京の「日本沈没」では、日本列島の事実上の消滅に伴って、高齢者を中心とした二割程度の日本人が、海外脱出を選択せず、列島に殉ずることを選択するが、
この「運命を共にする」感覚を、是とせんとしているのだ
ただ、こう言い切れるのは、幸か不幸か妻子を未だ持っておらず、老親を見送ればそれまでの生涯であることからであり、
まかり間違って(?)妻子を持ったら、考えが変わる可能性は否定できない

534:右や左の名無し様
18/11/10 13:36:36.24 jEJBcLBd0.net
>>514
>スウェーデンは一見すると消費税大国だが、税収に占める消費税(付加価値税)の割合は、20%弱に留まる
>スウェーデンを消費税大国、日本を消費税小国とする認識が、既に間違っている
そんなことは知っているよ、菊地英博が言っていたから。
それに菊地英博が言うように税全体で見る必要があるのにも賛成だよ
だから時期よって多少の増税減税の調整、何%が適切か、何に使うかは、議論があっていいといっている。
しかし累進的な傾向が強かった当時の日本でも、バブルは起きた
齋藤進が言うように財政拡大するなら消費税はバブルの抑制、未然に防ぐ予防効果としてある程度必要だろう。

535:右や左の名無し様
18/11/10 13:39:53.36 Of85wTJw0.net
>>464
偏差値的に上位の大学が実学重視はやめるべき。エリート養成が上位大学の使命であると俺は考える。
大量生産方式ももう限界でしょ。
教養のない大企業の奴隷生産してもしゃーないでしょ

536:右や左の名無し様
18/11/10 13:41:06.01 Y8uR/XY50.net
>>517
バブルについては、金融市場の過剰な膨張を指すわけだが、
これを消費税が抑制する効果があるかという点は、極めて疑問がある
累進税は、景気拡大期により多くの税収を吸い上げる特徴があるが、
消費税は、景気拡大期だろうが収縮期だろうが大きく税収が変化しないため、とにもかくにもビルト・イン・スタビライザーの機能が無い
他の財源とのバランスの中で消費税の運用を考えるのは理解できるが、
バブル抑制のための消費税運用というのは、まったく理解しがたい

537:右や左の名無し様
18/11/10 13:44:44.09 HsgYajY20.net
てか日本は朝鮮にやられすぎ

538:右や左の名無し様
18/11/10 13:45:48.38 jEJBcLBd0.net
>>519
まあキャピタルゲイン課税とかも考えなければならないんだろうが
抑制税は中野の説でもあるんだけどな。

539:右や左の名無し様
18/11/10 13:47:06.25 Y8uR/XY50.net
>>517
>累進的な傾向が強かった当時の日本でも、バブルは起きた
これについてだが、日本の所得税の最高税率の推移は、
それまで75%だったのが、84年に70%、87年に60%、89年に50%と、バブル突入の90年の前に、明らかな低下トレンドがあることが見える
つまりバブルに向かう道は、「累進性の緩和」「規制緩和」「金融緩和」の3点セットであったということ
更に財政支出も拡大したことから、これはもうバブル発生は不可避だろう
累進課税がバブルを防げなかったのではなく、累進性の弱体化がバブルを誘引したのである

540:右や左の名無し様
18/11/10 13:47:52.63 Y8uR/XY50.net
>>521
中野が消費税にバブル抑制効果を見出しているというのは初耳だな
どの著作に、どのような形で掲載されてる?

541:右や左の名無し様
18/11/10 13:55:35.31 jEJBcLBd0.net
>>523
桜の討論だったかな
消費税はやったが、その他を減税してしまったので、実質的にバブルを煽ることになり
抑制効果が出なかったと。

542:右や左の名無し様
18/11/10 13:58:34.35 Y8uR/XY50.net
>>524
それは消費税そのものの、バブル抑制の効果を指摘してるんじゃなくて、
「増税」という大カテゴリの効果を指摘してるんじゃないかな?
たしかに増税それ自体に、バブル抑制の効果はある
ただ、消費税は数ある税金の中では、累進性の弱さという点で、その効果が低い
消費増税、所得減税という選択は、あらゆる選択の中で(状況からして)最悪であった
「富国と強兵」では、日本がバブルに至るまでの過程を、アメリカとの関係性を踏まえながら解説しているが、
この中では、消費税について触れた項目は無かったはず

543:右や左の名無し様
18/11/10 14:02:42.93 jEJBcLBd0.net
>>525
累進課税強化には賛成だし、税全体の見直しも賛成だよ
しかし現実に消費税の三年殺しの言葉通りバブルは崩壊したわけだし

544:右や左の名無し様
18/11/10 14:08:28.14 jEJBcLBd0.net
>>525
それに菊地英博によれば、アメリカの戦前のバブルも、連邦税に消費税をかけたことが
大恐慌になったといっている。

545:右や左の名無し様
18/11/10 14:23:24.56 Y8uR/XY50.net
>>527
繰り返しているように、消費税には基本的にビルト・イン・スタビライザーの機能が無い
恐慌に片足を突っ込んだとき、ビルト・イン・スタビライザーが十全に機能する税制であれば、
税収の減少という形で、政府の財政赤字が拡大するために、恐慌の拡大を抑制することができる
しかし、消費税は税収を安定させてしまうがため、恐慌の拡大にまったくの無力
これが消費税の最も危うい点の一つで、運用の難しさを示している

546:右や左の名無し様
18/11/10 14:27:13.55 jEJBcLBd0.net
消費を抑制する以上、バブルの予防効果(バブルになりにくい)はあると思うんだよな。

547:右や左の名無し様
18/11/10 14:35:59.97 kmprJZ+aa.net
消費税推進論者を説得するのは不可能です。
彼らは、消費税は消費する分に一律にかかるから、老若男女、貧富の格差に関係ないから平等だ、だから良いのだ、という言い方をしてるので、
ビルドインスタビライザーが組み込まれていたらダメなんですよね。
財政再建に資するのは、安定財源の消費税が良いのだ、という言い方もしてますが、これはどうだって良いんです、思想の補強に過ぎません。
弱者救済とか、そういうのは恥だと思わないとダメだと思ってるし、弱者を甘やかしたらいけないんですね。所得税とか法人税とか、せっかく稼いだものから、しかも累進課税でとるなんてもってのほか。

548:右や左の名無し様
18/11/10 14:41:11.81 kmprJZ+aa.net
>>529
バブルだからといっても、庶民はばぶってるわけではない。
バブル牽引するのは、金融所得者~金持ちなので、金持ちに響くぐらいの消費税増税となると、庶民にダメージがでか過ぎるでしょう。

549:右や左の名無し様
18/11/10 14:47:08.07 kmprJZ+aa.net
経済を支えているのは庶民なので、金持ちに響かなくとも、庶民に響く消費税であれば、直ちに経済は縮小して、バブルも終わるでしょうが、
いずれにしても、庶民にダメージがありますからね。

550:右や左の名無し様
18/11/10 14:54:10.97 EJOzAV7x0.net
古谷経衡@テレビ朝日『ワイドスクランブル』隔週木曜日出演@aniotahosyu
私は、ハロウィンとか大嫌いだが、その祭りの後のゴミ清掃を、なぜドヤ顔で自力救済的に市民が片付けすることが美徳とされて
いるのかが良く分からない。汚れた街路や公園は清掃業者に委託すれば良いと思う。そうすれば清掃業者は潤い、清掃需要が増える。
経済にとっては吉だ。私の方が変なのだろうか?

551:右や左の名無し様
18/11/10 15:38:51.64 Y8uR/XY50.net
>>531
そこだよな
バブルバブルと言うが、中間層以下はさしたる恩恵を受けるわけではない
その一方で、バブル崩壊後の恐慌では、中間層以下が酷い目に遭う
こういう現実の理不尽を踏まえれば、課税には慎重になって然るべきだと思う

552:右や左の名無し様
18/11/10 15:39:06.89 XFfg277eK.net
安倍がビジネスマンぞろぞろ連れて媚中しまくってるのを、
その後インドの首相と会ってたってだけのことを見てオナニーしてるのが安倍信者

553:右や左の名無し様
18/11/10 15:46:53.71 LCdkYfMCF.net
こびちゅう

554:右や左の名無し様
18/11/10 15:49:24.12 LCdkYfMCF.net
>>502
西田もそうだな。
伝統文化にはあんま興味ないとか言ってた

555:右や左の名無し様
18/11/10 15:55:47.25 B07ksfQd0.net
>>472
自分は主義者じゃない、うっかり場違いなスレに迷い込んだ一般庶民だけど
>個別の事象に対する私的な愛着から、それを保護し、未来へと残そうとする姿勢は大いに理解できるが、
>これはあくまで私的領域のことであり、公のイデオロギーには適合しない
これって、私的に愛着のあるものを残そうとするのはただの感傷で、大っぴらに主張が許されるものじゃない、
っていう意味ですか?
自分にしたら、私的な愛着のある事象を保護し未来へ残したいって思いが一番大切で
それが無いからグローバリズムは嫌だという気持ちなんですが

556:右や左の名無し様
18/11/10 15:59:27.61 jEJBcLBd0.net
>>534
いや俺は西部さんの中位の政府(中福祉、中負担)を念頭に置いて言ってるんだが
そこで西部さんのいう能力説(累進課税強化)と応益説(消費税)の併用が理にかなっているように思っている
ビルト・イン・スタビライザーの機能の話だが、それはバブルの起こった後の話か
不景気の時を問題にしているようだが、
俺はまず第一に財政拡大が前提で言っているし
第二にバブルが起こりにくい予防効果の話をしているわけで
しかしバブルが崩壊した後や不景気の時、消費税にビルト・イン・スタビライザー機能がないというが、
それはあるよ
それは政治的スタビライザー機能というか、それほど深刻な不景気で庶民に打撃をあたえてるというのなら
政治的にできるかどうかは、別にして消費税を減税すればいいんだよ。
消費税論者の俺だって今は不景気で財政出動しないんだから、8%から5%に戻せという意見なんだから。

557:右や左の名無し様
18/11/10 15:59:35.89 bq15fVil0.net
ちょっと目を離すと話に入れなくなっちゃうスレになっちゃった

558:右や左の名無し様
18/11/10 16:09:42.56 bq15fVil0.net
保守の形而上の思想領域って例えばどんなん?
ちょっと思いつかないんだけど

559:右や左の名無し様
18/11/10 16:17:11.61 vRUQVSB50.net
カリスマフロンターレ連覇おめ

560:右や左の名無し様
18/11/10 16:21:09.56 bDKXDLw30.net
今回のBTS騒動は、
①原爆投下を笑ったBTSに本気で怒ったり心痛めてる人達
②原爆投下を笑ったBTSに怒ってるフリをして排除できた陶酔に浸ってるだけの連中
③原爆投下を笑ったBTSを擁護する連中
に分けられると思うが③は論外。
しかし「おもしろさ」「暇潰し」「カタルシス」が動機の②(いわゆるネトウヨ)
の増加もそれはそれで問題あると思う。
日韓問題に関しては徴用工判決をきっかけに②が世論形成していくと思うから注意が必要。

561:右や左の名無し様
18/11/10 16:41:35.98 we+KC59a0.net
名著復刊ご紹介『役人道入門』
2018年11月10日
緊急復刊だそうだ。
新装版 役人道入門―組織人のためのメソッド (中公新書ラクレ) 新書 – 2018/11/8
久保田 勇夫 (著)
著者は昭和41年大蔵省入省。阪田内閣法制局長官や二人の国会議員(中山恭子、成彬夫妻)と同期。
武藤敏郎氏が次官になった年で、花の41年組。他に不祥事で次官候補二人(中島・長野)が失脚した年次でもある。
他庁の次官も含め5人の次官を輩出。著者自身も国土庁事務次官。
この本でおもしろいのは、「上司を育てよ」とか、役人と言うより、官僚の心構え。頭がいい東大での上司を操れたら、政治家なんて簡単に操られるわな、と思えてくる。苦笑
単なるイエスマンではない官僚像を知るのに最適。
一番笑ったのは、主計局入りを決めてくれた上司に対し、著者が「体力に自信ないんで主税局でいいっす」と断り、
上司が「おれがどんなに苦労したと思っているんだ?」とキレる場面。
再刊版で、入っているかどうか、あとで本屋に行こう。
URLリンク(office-kurayama.co.jp)

562:右や左の名無し様
18/11/10 17:20:29.11 5TX9WGel0.net
>>522
>日本の所得税の最高税率の推移は、
>それまで75%だったのが、84年に70%、87年に60%、89年に50%と、
>バブル突入の90年の前に、明らかな低下トレンドがあることが見える
とても興味深くみました
今に繋がる種がどのように撒かれたのか
当時に何か起きていたのか?を知って行きたい
(70年代~90年代前半に出た政治・経済思想に関する本をぼちぼち集めてる)

563:右や左の名無し様
18/11/10 17:38:31.57 9B1erIgQ0.net
>>543
西田が責められたヘイト規制の相互性の話にはなるんじゃないの?
相互性は全く担保されてなかったってのがモロに出ただけ
ドンドンやれって話じゃなくて想定してた国に対しては同じように規制を求めないとダメだった
オリンピックや観光立国に目がくらんで議論をやんなかったのはダメだった気はする

564:右や左の名無し様
18/11/10 17:42:04.68 Y8uR/XY50.net
>>538
厳しい言い方をすれば、私的な愛着は、それが古いものを対象としていようが、新しいものを対象としてようが、単なる我欲に過ぎない
我欲は否定されるべきものではないが、社会に対し、そのものの保護を訴えるのであれば、なんらかの公的な価値を発見し、付随させる必要があるのではなかろうか
単純に数の論理で、多数派がそのものに愛着を感じているから、保護されるべきとすることもできるだろうが、
多数派が好まないものを保護しようとしたときは、多数派に訴えかけるレトリックが必要であり、感傷だけではどうしても弱くなる

565:右や左の名無し様
18/11/10 17:42:55.92 u70JE/amr.net
西部も自著を最後に山本太郎に渡すならまだしも、最後に渡した相手が古谷とお笑いの村本だからな
完全に耄碌してたんだろう

566:右や左の名無し様
18/11/10 17:47:04.15 Y8uR/XY50.net
>>539
負担については、もっぱら能力説に準拠する立場なもので、西部の併用論には同意しない
けっきょくのところ、応益に基づく思想は個人主義に行き着く危険があり、もちろん西部などが用いてる分には心配ないが、
応益説が悪用されることの懸念を鑑みれば、ここについて譲歩しないほうが良いと考えるわけ
ビルト・イン・スタビライザーは、好景気のときも不景気のときも、同じように機能する
代表的なのが法人税だが、これは法人の利益にかかるから、好景気のときは大きな税収、不景気のときは小さな税収になる
これにより、財政出動を伴わずとも、自然に景気の調整が可能となる
柔軟な財政出動による景気調整が可能であれば、税制にビルト・イン・スタビライザーは必要ないが、優れた指導者の下でも、政治的な限界はある
そもそも、極端な好景気、極端な不景気の発生を防ぐこと自体が、社会の利益に叶っているのだから、
ビルト・イン・スタビライザーによって、「景気の波の振れ幅を小さくする」ことは、大いに善であると考える

567:右や左の名無し様
18/11/10 17:52:49.58 Y8uR/XY50.net
>>541
>>497で「伝統の精神」ついて触れられているが、これをより噛み砕いて言えば、
「歴史的伝統」は、一見すると個別的事象の蓄積であり、実存的な存在である
しかし、個別性を超越した次元に、なんらかの真善美があると考えると、伝統の価値は途端にボンヤリとしたものになる
我々が伝統を見つめるとき、絶対的に「正しく」それを解釈することは不可能だ
とはいえ、たとえモヤのかかった伝統であっても、それに取り組むという姿勢こそが重要であり、保守の精神性が試される部分なのだ

568:右や左の名無し様
18/11/10 18:04:25.21 Y8uR/XY50.net
>>545
時代精神というものが、不明瞭ながら確かに存在するだろうが、70年代から90年代の時代精神は、
70年代初頭の急激な危機と変化、オイルショックとニクソンショックに端を発するであろう
オイルショックは、無限の成長による明るい未来像を根底から覆し、日本国家を「小さくする」方向を進める契機となった
これが具体的に現れたのは、オイルショック同年に緊急で行われた「第一回日本人口会議」であり、
政財界の大物が集ったこの会議では、人口減少を目指すことが大方針として決定され、それまでの経済拡張路線が放棄された
人口という基盤の縮小は、未来像を暗いものとし、官民を問わず投資の縮小、規模の縮小に繋がっていく
ニクソンショックは、中国訪問と、金兌換の停止の二つであるが、これが明らかにしたのは
従来、日独などを東側への対抗のため「甘やかしてきた」アメリカが、それを放棄し、締め付けはじめるという戦略転換であった
日本は、アメリカの対日経済制裁と、在日米軍の規模縮小を恐れたことから、アメリカの意に隷従することを強いられていく
この隷従がもたらしたのは、意外にも成功であった
アメリカの内需拡大要求は、結果として70年代後半から80年代の日本経済を好調とし、本来ならオイルショックで停滞していたはずの日本を救った
しかし、その裏で進んでいたのは、日本経済の成長の地盤の沈下であり、バブルへと続く金融の暴走であった
二つのショックは、短期的にはむしろポジティブな結果をもたらし、80年代のジャパン・アズ・ナンバーワンに繋がる
しかしこれこそが深刻な罠であることを、多くの日本人は予想することができず、失われた30年へと向かっていく
もし、オイルショックとニクソンショックのどちらかが無ければ、日本の90年代の姿は大きく変わっていたことであろう
とはいえ、この二つの事象には強い関連性があり、起こるべくして起こったものであるから、言っても詮無きことである

569:右や左の名無し様
18/11/10 18:08:15.06 bq15fVil0.net
>>550
知を愛せよということかw

570:右や左の名無し様
18/11/10 18:09:07.95 bq15fVil0.net
>>551
日本における少子化問題って人為的なものだよね

571:右や左の名無し様
18/11/10 18:29:35.34 Y8uR/XY50.net
>>553
半分は人為的なものだが、半分は想定外の事態であった
73年の人口目標は、さすがに合計特殊出生率が1.4とか1.3になることを目指したわけではない
より緩やかな人口安定を目指したものであったが、実際は、政策の効果が過剰に出たか、はたまた時代精神の表れか、
未婚率の上昇があまりにも急激に進み、結果として深刻な少子化がもたらされた

572:右や左の名無し様
18/11/10 18:39:21.09 bq15fVil0.net
>>554
君本書いたら?
キンドルで無料で出せるし総合的に何考えてるかぜひ読んでみたいんだけどw

573:右や左の名無し様
18/11/10 18:46:09.44 Y8uR/XY50.net
>>555
本を書くにしても、自分の考えをまとめたものより、カリスマの一代記を書きたいね

574:右や左の名無し様
18/11/10 18:49:56.56 TDPBr+X50.net
アマゾンの山賊カテゴリーで1位を獲得しました!という未来が見える。

575:右や左の名無し様
18/11/10 18:53:13.94 sLVEYFNB0.net
>>544
目次と旧版のレビューから察するに中々面白そうな本だ
しかし何故か読んでみようという気が全く起きない…
>>556
タイトルは『転生したらカリスマだった件』で

576:右や左の名無し様
18/11/10 18:56:36.11 jEJBcLBd0.net
>>549
まあ社会観の人間観の違いがあるからしょうがないけど
なぜ個人主義の権化アメリカでは、消費税がないのか
何らかのサービスに対して、ある程度は、低所得者でも税を払うのは当然だと思う
それは、低所得者も社会資本や社会保障の便宜をうけるのだから(それらに使うことが前提)。
医療・介護・福祉サービスなど、所得に関係なく受けたサービスの内容に応じて対価を支払うことだから
それも社会保障などで還元される
政治的な限界はあるというが、そんないい方ならなんだってある。
>極端な好景気、極端な不景気の発生を防ぐこと自体が、社会の利益に叶っているのだから
だから消費税にはあるていど、バブルなどを未然に予防する抑制効果があるのではないかといってるわけ。(齋藤進、菊地、中野)
勿論、累進課税にもあるだろうが、だから併用なわけで(財政出動も前提)
それに好景気、不景気で税収が上下するものばかりなら社会保障も不安定になる
ある程度(どの程度かは議論の余地はある)景気に左右されない安定的な税収も必要だというのが俺の考え
勿論、極端な好景気、不景気は、増税、減税で対応すればいい。

577:右や左の名無し様
18/11/10 18:59:09.35 bq15fVil0.net
>>558
>タイトルは『転生したらカリスマだった件』で
ライトノベルかwww

578:右や左の名無し様
18/11/10 18:59:53.70 TDPBr+X50.net
朝起きたら、自分が倉山さんになってたとか、
車にひかれて死んだはずなのに目が覚めたら倉山さんになってたとか、
街角で倉山さんとぶつかった瞬間に精神が入れ替わって倉山さんになったとか、
絶望が足りてしまいそうww

579:右や左の名無し様
18/11/10 19:00:39.52 XFfg277eK.net
>>558
『カリスマ転生~異世界行ったら本気だす』~でも良いし、
『この素晴らしいカリスマに祝福を!』でも良い

580:右や左の名無し様
18/11/10 19:12:24.47 9B1erIgQ0.net
>>562
なろう系ってやつか
異世界にカリスマが行くんやな
向こうの住人に憲政史を披露する事で驚かれるやつ
最近は力士も異世界行ってるし、なんかできるはず

581:右や左の名無し様
18/11/10 19:16:50.60 dtvDiMsaF.net
>>538
古きものを守りたいというその気持ちは大切だと思うので、無理に保守思想に合わせなければならい、保守の枠や型にはまらなければならいと考えなくてもいいのでは

582:右や左の名無し様
18/11/10 19:19:17.77 sLVEYFNB0.net
>>559
機能的財政においては、税金は政府支出の原資ではない。
課税の是非は、財政収支がどうかではなく、それが国民経済全体に及ぼす効果によってのみ、判断されなければならない。
という中野の主張とはちょっと税に対する認識が違ってるように思われる

583:右や左の名無し様
18/11/10 19:29:12.51 G5YXye8B0.net
そういやこの前朝のローカルラジオでゲストの九州大学の教授が国の借金問題が云々って言ってて乾いた笑いが出た

584:右や左の名無し様
18/11/10 19:30:17.30 aZu6w0bAF.net
>>564
×ならい
○ならない

585:右や左の名無し様
18/11/10 19:32:34.96 jEJBcLBd0.net
>>565
中野の主張は知っている
これは消費税の抑制効果についての話
それに税金は政府支出の原資ではないとしても、
取る税金にはやはり名目が必要なはずで、
それは何らかの形で社会、国民に還元される形にしなければならないだろうということ

586:右や左の名無し様
18/11/10 19:50:32.49 B6dlWomU0.net
>>559
横からだが、
>何らかのサービスに対して、ある程度は、低所得者でも税を払うのは当然だと思う
>それは、低所得者も社会資本や社会保障の便宜をうけるのだから(それらに使うことが前提)。
例えば、所得税なら現在でも195万円以下は5%課税されているよ。
1974年は60万円以下に10.5%の課税があったから、累進税が良いと考える人は、消費税を導入するよりも税率の変更を選択するのではないかな。
社会保障は、国保や年金などサービスを受ける前に既に対価を支払っているのではないかね。
既にほかの人も指摘しているが、徴税は財源を得るための手段ではなく、人々の行動を変化させる手段として用いられるべきではないかな。
不景気時(デフレ時)の財源については、(自国通貨建てであれば、)国債で行えば良いし、その償還についても借り換えで行えば良い。
(ここで何度も我が国の財政法について書いている私が言うべきではないかも知れないが。)
あなたの主張で分からないのは、何故バブル抑止の方法について、累進税ではなく消費税を選ぶのかという点。
消費税が累進課税よりもより良いと考える理由が知りたい。
例えば、バブルを抑止するなら、金融取引に関する課税の強化などでも良いだろうし、実際行うべきだと思う。

587:右や左の名無し様
18/11/10 19:58:12.24 B07ksfQd0.net
>>547
その「多数派」の取り方の大雑把さが納得しにくいな
個人の愛着が我欲なら、家族の思い、村の思い、地域の思い、国の思いも我欲?

588:右や左の名無し様
18/11/10 20:12:54.21 XFfg277eK.net
>>563
新しい経団連会長の中西って人が、業務にパソコンを導入しただけで驚かれ、職員からは「これが中西さん流だ」と絶賛されたらしいが、
ネットでは「なろう系経団連会長」とバカにされていた
また過去に「国民の痛みを伴う改革を~」と竹中みたいなこと言ってたから「国民スレイヤー」とも言われていた

589:右や左の名無し様
18/11/10 20:21:58.85 p9LPpaWt0.net
カリスマにはカリスマ論を出してほしいけどね
カ�


590:潟Xマ伝記でもいいけど  ネタはたくさんあるからね 恵方巻 165万円 メール?電話?で辞める そのほかに何かあったっけ? まぁ兎に角、誰かのじゃなくて自分の歴史書を書いてほしい



591:569
18/11/10 20:44:41.65 B6dlWomU0.net
>>569
自己レス。
>1974年は60万円以下に10.5%の課税
1974年は60万円以下に10%の課税、に訂正。
あと追記で、累進課税に頼る場合低所得者の負担を増やしたいなら、所得を上げればよい。

592:右や左の名無し様
18/11/10 20:44:44.87 jEJBcLBd0.net
>>559
>>累進税が良いと考える人は、消費税を導入するよりも税率の変更を選択するのではないかな。
>あなたの主張で分からないのは、何故バブル抑止の方法について、累進税ではなく消費税を選ぶのかという点。
上にも書いたが、累進課税(能力説)との併用を言っている。累進税率強化の変更には賛成だよ。
これは西部さんの「社会は「共同の企て」と「個別の企て」の二重的構成になっている。
現実の公共施設・サービスはそれら両層に及ぶであろうから、実際の税制にあっては能力説と応益説とを併用するほかない。」の影響と
消費税(応益説)が累進課税よりもより良いと言っているわけではなく、齋藤氏などによれば、リーマンショックなどで
一番被害を受けなかったスウェーデンなどは税体系に関係があると
累進課税と消費税の構造がバブルの抑止しなっていたことと社会保障などの手厚さ
一方アメリカは、累進課税の低さと消費税がないためバブルになりやすいのと社会保障の不安定さ。
>社会保障は、国保や年金などサービスを受ける前に既に対価を支払っているのではないかね。
>徴税は財源を得るための手段ではなく、人々の行動を変化させる手段として用いられるべきではないかな。
先にも書いたが、徴税は財源を得るための手段ではなくとも、取る税金にはやはり名目が必要なはずで、
それは何らかの形で社会、国民に還元される形にしなければならないだろうということと
あなたより、中福祉、中負担に寄っているせいかもしれない。
>例えば、バブルを抑止するなら、金融取引に関する課税の強化などでも良いだろうし、実際行うべきだと思う。
それも上に書いたが、キャピタルゲインの課税強化には賛成。

593:右や左の名無し様
18/11/10 20:47:25.00 jEJBcLBd0.net
>>574>>569に訂正

594:右や左の名無し様
18/11/10 20:57:56.38 Y8uR/XY50.net
>>561
まずチンコの大きさチェックすると思う

595:右や左の名無し様
18/11/10 21:00:53.38 Y8uR/XY50.net
>>570
今を生きている人間としての欲望だけであれば、それがどんな多数意見になろうと、究極的に一億すべてが同じ考えを共有しようと、
やはり我欲にしか過ぎないと考える
過去-未来の軸を取り入れることで、はじめて社会性が成立し、我欲を超越できるのではなかろうか

596:国家社会主義山賊労働者党
18/11/10 21:07:20.30 kGduMSj/r.net
>>507
移民ダメ!絶対。

597:右や左の名無し様
18/11/10 21:08:59.54 Y8uR/XY50.net
>>574
まず前提としてだが、最も好ましいのは無税国家である
税以外の財源(たとえば莫大な資源輸出!)を公平に分配し、国家が回るのなら、それに越したことはない
しかし現実にそれは難しいから、何らかの形の財源を用いることになる
機能的財政論の立場にしても、インフレやバブルを抑制するためにこそ、時として課税が必要になる
不本意ながら課税を用いるときに、数々の税制が存在する中で、わざわざ消費税(付加価値税)を採用するのに、理があるのだろうか?
欧州諸国における消費税は、軽減税率を活用することによる、事実上の関税の代替としての側面がある
フランスにおいて、国内生産が主なフォアグラ・トリュフは軽減対象、輸入が主なキャビアは非軽減となっている
日本も、このような形で消費税を運用するのであれば、興味深い成果が得られるかもしれない
フラットな消費税については、「課税逃れがしにくい」という点以外のメリットが考えられない

598:国家社会主義山賊労働者党
18/11/10 21:09:33.22 kGduMSj/r.net
>>446
ハゲの生徒で
優秀な人材は輩出してんのかと・・・

599:右や左の名無し様
18/11/10 21:11:27.20 B6dlWomU0.net
>>574
>消費税(応益説)が累進課税よりもより良いと言っているわけではなく、齋藤氏などによれば、リーマンショックなどで
>一番被害を受けなかったスウェーデンなどは税体系に関係があると
齊藤氏の議論を知らないんだが、
イギリスやフランスなどは、消費税(付加価値税)を導入しているが、リーマンショックの影響を受けていたと思ったが。
これらについては、斎藤氏はどう説明されているのかな。
>あなたより、中福祉、中負担に寄っているせいかもしれない。
デフレ時の国債の発行と借り換えについて説明したが、経済の状況によっては財源は必ずしも税に依らずともよいというのが、私の主張なのだけれど。
>先にも書いたが、徴税は財源を得るための手段ではなくとも、取る税金にはやはり名目が必要なはずで、
これの意味が理解できない。
所得税、法人税、金融取引税、固定資産税などこれらで何が悪いのかな。
消費税という名目で課税をすると、何か良いことがあるのかね。

600:右や左の名無し様
18/11/10 21:16:12.48 p9LPpaWt0.net
移民って経済問題より国家としての歴史問題の方が大きいと思うんだよな
だって、別に今の移民は将来必要とは限らないわけだしね。
そもそも移民入れずに経済成長したのは日本人自身じゃないのかよって…
それこそ移民に頼らないといけないとか、自虐史観もいい加減抜け出せとしか言いようがない
あれだけ自存自衛・独立自尊と言いながら経済まで頼るのかよ
歴史を直視しろと言いながら数十年前の歴史すら見えてねぇじゃないか
日本人の凄い所とか言いながら他国にどんどん頼ろうとしてる、しかも情けない形で
それでいて国体がどうのこうのって、そんなこと言う資格ないだろ

601:国家社会主義山賊労働者党
18/11/10 21:38:02.21 kGduMSj/r.net
日本にやってきた外国人は
出国


602:時に払った消費税の払い戻しを受けます。 外国人観光客が日本国内で爆買いしても 免税なんだよ。



603:右や左の名無し様
18/11/10 21:40:11.41 uIHECSira.net
実体経済と金融経済がある。
バブルは金融経済側の現象。1960年代の高度経済成長時代程度まで遡って、経済成長率を参照すると、1980-90年代のバブル期の経済成長率が特別高いということはないし、2000年代のITバブル期の経済成長率は低い。今の官製バブル期の経済成長率も低い。
これらはバブルは金融経済が実体経済から乖離しているが故にバブルであることの証拠である。
しかしながら、バブルの真っ只中にいて、その恩恵にあずかる者は、金融経済が上手くいっているように見えている限りにおいて、実体経済も上手くいっていると考える傾向がある。
何が言いたいかと言うと、実体経済がどの程度ダメージを受ければ、彼らが金融経済でうつつを抜かしている場合ではないぞと思うのか~バブル崩壊へと向かうのかはわからない。
換言すると、彼らが実体経済が上手くいっていると錯覚し続ける限り、どれだけ実体経済が痛めつけられてもバブルは続く。

604:右や左の名無し様
18/11/10 21:42:36.36 TDPBr+X50.net
>>576
そりゃチェックしなきゃだなww 大事なこと忘れてたw
新しい方の映画『ジュマンジ』で女の子が小太りのおっさんになってさ、
始めて立ちションするシーンを思い出したわ。
始めてだから分からんから教えてくれって男友達に頼んで立ちションするの。
そんで、超簡単~、便利~とかって喜んでんのw
女友達に見て見てとか言い出すし。
カ、カ、カリスマの~、チンコもチンコでカリスマ級♪♪

605:右や左の名無し様
18/11/10 21:44:00.03 z5a0Ynia0.net
>>584
実体経済と金融経済は完全には分離していない。
相互が連関している。

606:国家社会主義山賊労働者党
18/11/10 21:44:41.28 kGduMSj/r.net
>>582
そのとうりやでしかし。
財界にとっての移民=賃金をチープにする為。
左翼にとっての移民=民族国家破壊の為。
新自由主義者と共産主義者は利害一致している双子の姉妹。

607:右や左の名無し様
18/11/10 21:51:15.15 we+KC59a0.net
         ___
       /      \
      /         ヽ
     i   _ ヘ, , ,/丶 i
    /l∂-( -=-)-(-=- )
   /  |   '''''(__人_)'''''|
   l  / \   `ー'  /    >>585 いや~  恥ずかしながらこんなもんですよ
   \       ̄   ヽ∩
    ⌒l         l三 |
      |         ヽ.__|

608:右や左の名無し様
18/11/10 21:57:42.58 jEJBcLBd0.net
>>581
>イギリスやフランスなどは、消費税(付加価値税)を導入しているが、リーマンショックの影響を受けていたと思ったが。
>これらについては、斎藤氏はどう説明されているのかな。
それは言ってなかったが、イギリスやフランスよりリーマンショックの影響を一番受けたのはアメリカで
というより震源地でもあったわけで
>デフレ時の国債の発行と借り換えについて説明したが、経済の状況によっては財源は必ずしも税に依らずともよいというのが、私の主張なのだけれど。
しかし福祉や社会保障を得る以上、相応の負担は必要だと思うのだが
負担なしに受けられるとなれば、人を堕落させることもありうるし、バブルを引き起こす可能性もある。
>所得税、法人税、金融取引税、固定資産税などこれらで何が悪いのかな。
>消費税という名目で課税をすると、何か良いことがあるのかね。
能力説と応益説とを併用という意味と
バブルなどの抑制や予防と、社会保障などの必要負担
勿論、税全体の中でのバランスは必要だが、それらは悪くはないが
そこに消費税をなぜ入れてはいけないのかが今一つわからない。(税率の問題は当然ある)

609:右や左の名無し様
18/11/10 21:58:42.38 M/ppak92F.net
>>460
たとえ学界で評価されなくてもキラリと光る著作を出す路線だと思っていた。
テリー伊藤が大蔵官僚にインタビューした本はいろんな大物作家に引用される。立花隆だったり佐藤優だったり。もちろんカリスマも

610:国家社会主義山賊労働者党
18/11/10 22:09:38.11 kGduMSj/r.net
壁をー作れーアメリカン♪
不法移民処刑♪

611:国家社会主義山賊労働者党
18/11/10 22:14:03.12 kGduMSj/r.net
>>585
『中村君』に勝てるとでも?

612:国家社会主義山賊労働者党
18/11/10 22:15:46.06 kGduMSj/r.net
経済学における比較優位性がー

613:右や左の名無し様
18/11/10 22:19:22.86 B6dlWomU0.net
>>589
>それは言ってなかったが、イギリスやフランスよりリーマンショックの影響を一番受けたのはアメリカで
スウェーデンの一例だけでは、消費税とバブルの抑止効果との関連性を見出すのは、説得力に欠けると思うが。
>しかし福祉や社会保障を得る以上、相応の負担は必要だと思うのだが
低所得者であっても、税の負担や国保、年金、介護保険など利用前にも利用時にも負担をしているのは、
既に示した通り。
低所得者に多くを負担させることを考えるよりも、彼らの所得を上げることを考える方が経済全体にとっても有益だろう。
>そこに消費税をなぜ入れてはいけないのかが今一つわからない。
累進税にはビルト・イン・スタビライザーの効果があるが、消費税にはそれが無いし、逆進性の問題もある。
また、軽減税率も何を対象とするのか、その公平性なども問題になるし、
税の複雑さによって、混乱が生じる恐れがある。

614:右や左の名無し様
18/11/10 22:38:40.20 TDPBr+X50.net
消費税の応益説というのがよく分からない。
以前も話題に出したガルブレイスの主張の場合は少しだけその応益性について納得できる部分もあるような、
でもよく分からないな。
応能負担は分かるよ。能力(所得)に応じて租税を支払うべしという原則だよね。
応益負担は能力に関係なく受けた便益・サービスについて一律に租税を支払えと。
だから(?)消費税も応益負担に分類されるというのが一般的な解説のようだけど、
たとえば医療費を一律3割負担というような話だったらそのままだから分かるが、
消費税の応益の「益」とはいったい何のことなんだろうか??
民間消費から公共サービスへの公平な分配を行うために“過剰”な消費全般に対して、
社会的に抑制すべきものとして課税するものであるというのがガルブレイスの売上税に対する考えだったと思うけど、
この場合は社会的抑制の必要性が説かれているので(消費全般が過剰であるとするのがガルブレイスの立場なので、
売上税も消費全般に課税するべきだとされる)ガルブレイスの主張の場合は分からないでもない。
しかし、彼は結構滅茶苦茶な前提を提示していて、たとえば今のアメリカで塩の値段の2倍3倍の課税をしたからといって、
それがどれ程生活に影響を与えるというのだ、大昔の塩が貴重な時代でもあるまいにというような、
ぶっ飛んだ話をいろいろ提示してるんだよね。影響大ありだろうと思うのだが。
他にも食品や衣服について、今ではそれが生活必需品というよりは嗜好品として消費される場合も少なくないだろうと。
それはその通りだけど、だから消費全般が嗜好品のようなものだといわんばかりの主張展開は納得できない。
公共サービスについて、民間消費を促すための洗脳の嵐のような広告がうたれることがないこと、
インフレを抑制するのが難しいような「豊かな」消費社会において、消費を多少抑制したからどうだというのか、
それを公共サービスへと付け替えるのだ、分配なのだというのは一理あるとは思うけど、
他に調整のしようがあるだろうという話になる。デフレを懸念するような局面では尚更だ。
そもそも公共サービス拡充のためではないとなれば、そもそもの話も違ってくるし。

615:右や左の名無し様
18/11/10 22:51:02.77 p9LPpaWt0.net
女性は生む機械で問題発言になるなら、生産者・労働者はコストだって発言も十分に問題になると思うんだけどな…
どちらも機械って言ってる事には変わらないし
なぜもっとそこの思考まで行かないのかな?
後、企業も俺たちが稼いだのに政府や低所得者に取られるのは嫌だとか言うけど
低所得者は取られる側だし政府がなければ企業活動すらできないのにない言ってんだって話なんだよな~
単なるご都合主義でしかないんだから、もっと普通に突っ込めばいいんじゃねって思う

616:右や左の名無し様
18/11/10 2


617:2:58:31.91 ID:jEJBcLBd0.net



618:右や左の名無し様
18/11/10 23:03:12.37 TDPBr+X50.net
>>595追記
あとガルブレイスは地方財源として売上税を主張している。
繰り返しになるけれど、民間消費についてはたとえばテレビなんかで四六時中広告の嵐が垂れ流されて、
雑誌でも新聞でもいいし、街中のネオン看板でもいいけれど、じゃんじゃか消費しろと急き立てられるが、
公共サービスはその点すこぶる分が悪くて広告なんて殆どうたれないんだよね。
だからその過剰なまでの消費社会の消費はもうちょっと抑制して、替わりに公共サービスの投資へ回すべきだと。
広告全般をうつなという制度を設けるわけにもいかないし、つまりは消費されたところから、売り上げに課税して、
公共部門へと回すのが正しい分配であると。
でもこれを地方財源の底上げになっていいだろうとやってしまうと、日本なんかは特に、
東京での消費が圧倒的で余計に地域格差が拡大していくことになるのではないだろうか。
その点は地方へ還付して調整という話になるのかもしれないが、
ガルブレイスの主張だと公共全般と民間全般の格差の是正をいいながら、
その実態としては貧富の格差の拡大や地域格差の拡大を招いてしまうように思う。
日本では実際に法人税のバーターやら輸出企業への還付金だのなんだの、
消費税は悪税でしかないように思うよ。恒久的に消費を抑制して失われた数十年を振り返って、
ほらね、バブルを抑制できたじゃん!というのは、それは話が違うんじゃないだろうか。

619:右や左の名無し様
18/11/10 23:15:59.91 Y8uR/XY50.net
>>597
北欧の中で、アイスランドはリーマンショックによる甚大な被害を被り、最終的にデフォルトに至った
アイスランドの消費税は、25.5%と、当時世界2位の税率であった
つまり、恐慌抑制の効果は、世界第2位の税率をしても無かったということ
アイスランドがリーマンショックで痛烈な打撃を受けたのは、
その経済が、著しく金融に依存していたからであった
一方で、スウェーデンは比較的に強い金融規制を持っており、スウェーデンが被害を留めた要因は、やはり金融規制にあると考えるのが自然ではないか

620:右や左の名無し様
18/11/10 23:21:54.72 S253UWQE0.net
あたり前田のクラッカー!

621:右や左の名無し様
18/11/10 23:23:26.45 bq15fVil0.net
本書いてるけどしんどいわ
今年中に出せればいいけど無理かも

622:国家社会主義山賊労働者党
18/11/10 23:23:35.80 kGduMSj/r.net
てか、税制なら
・税率
・課税標準
・税率軽減
・税額控除
租庸調からなんだよ。
律令制がーじゃ
ねーんだよ

623:右や左の名無し様
18/11/10 23:26:19.98 TDPBr+X50.net
>>601
彼女にチアガールのコスプレしてもらって目の前で応援してもらうといいよ。
いろいろ元気出ちゃうから。

624:国家社会主義山賊労働者党
18/11/10 23:27:00.00 kGduMSj/r.net
>>601
古谷君に勝てそうですか?

625:右や左の名無し様
18/11/10 23:28:12.40 bq15fVil0.net
>>604
カリスマ伝記だし余裕

626:右や左の名無し様
18/11/10 23:31:30.71 S253UWQE0.net
西部戦記書いて遺族から訴えられればええねん

627:右や左の名無し様
18/11/10 23:32:54.53 sLVEYFNB0.net
ID:jEJBcLBd0さんは『富国と強兵』は読んでいるのだろうか?

628:右や左の名無し様
18/11/10 23:42:59.79 p9LPpaWt0.net
富国と強兵ってどんな感じ?
やっぱり経済系を重きに書いてある?
読んでないけど、戦争が国家を作り、
必要性から通貨発行権や機能的財政論などが導きだされるのかな?って思ってるけど。
そして現代の話に戻り時代は不安定・多極化だから生き残りを掛けて財政出動をして
富国と強兵を目指せ的なまとめ方をしてると予想してる

629:右や左の名無し様
18/11/10 23:45:53.62 jEJBcLBd0.net
>>599
それこそ小さい国の例外では
>その経済が、著しく金融に依存していたからであった
それはそうだろうね、確かに金融規制も関係してるんだろうが
しかし日本でもバブル崩壊は消費税導入と関係があるだろう
また菊地もアメリカ大恐慌は連邦税に消費税を導入したからといっている。
つまり消費税だけとは言わないが、抑制効果はあると思うが

630:右や左の名無し様
18/11/10 23:58:04.58 B6dlWomU0.net
>>597
>スウェーデン含め広く北欧といっていたが、説得力に欠けると言われたら仕方がないね。
例えば、スウェーデンでは1969年に付加価値税が導入しているが、1990年にバブルが崩壊している。
URLリンク(www.waseda.jp)
このPDFの145ページに、「金融危機の進展」という項があるが、
これを読むと、付加価値税の導入している国々でもバブルが発生していることが分かるし、リーマンショックに先駆けて、フランス、ドイツ、イギリスの金融機関が破綻しているのが分かる。
148~149ページには、リーマンショック後に公的資金の注入を受けた金融機関のリストがあるが、付加価値税の有無に関わらず、公的資金の注入を受けている。
本当に付加価値税とバブル抑止に関連性があると言えるのかね。
(158ページにスウェーデンについても少し記述があるので、興味があれば。)
>政治的にできるかどうかは、別にして理屈で言えば消費税を減税すればいいんだよ。
累進税では、これらの調節を行う必要性は低下するので、消費税に対するメリットとして挙げられるね。
消費税でフレキシブルこれを行うと、政治的なリスクを伴うことになるので、実現は困難だろう。
>これだと消費税だけやり玉に挙げるが、そんなことすべての税に当てはまるだろう言うこと
消費税は累進税ではないので、景気の変動による調節機能が働かないから。
>経済の状況によっては財源は必ずしも税に依らずともよいなら、なんでそこは強化しなくちゃならんのか?
デフレの時もあれば、インフレの時もあるし、バブルの発生の抑止にも役立つ。
また、富の偏在が経済成長を阻害するのは、このスレでも何度か指摘されている通り。

631:右や左の名無し様
18/11/10 23:58:35.40 YucOtiUb0.net
>>601
中野さんお宮仕えとの両立大変ですね疲れ様です

632:右や左の名無し様
18/11/11 00:05:44.51 BKhZEBZf0.net
>>608
そのあらすじで本書いたほうがいいよw
富国と強兵とはかぶらないからw

633:右や左の名無し様
18/11/11 00:05:59.16 97obOvKi0.net
確かに日本も金融緩和によってミニバブル化してると言えなくもない
しかし架空の話だけど、消費税がなければさらにバブル化してたということもありうるのではないかな
アイスランドにしても消費税がなければさらに金融パニックの被害が甚大化してたとも
わからんが
それにアイスランドは何も無い国だしな

634:右や左の名無し様
18/11/11 00:12:09.76 BKhZEBZf0.net
税の三原則「公平・中立・簡素」 に消費税は当てはまるのだろうかw

635:右や左の名無し様
18/11/11 00:14:04.17 BnPI5z1s0.net
>>608
多分君が想像してる以上に歴史書だと思う
終章が全体の要約になってるので本屋で立ち読みしてみると良い

636:右や左の名無し様
18/11/11 00:15:16.47 BKhZEBZf0.net
富国と強兵はあまりおすすめできない

637:右や左の名無し様
18/11/11 00:20:07.29 /bc/U7ac0.net
>>612 >>615
そうなんだw 全然違うんだね
歴史書か…予想外だった
>>616
なんで? あまり面白くない?

638:右や左の名無し様
18/11/11 00:24:14.37 BKhZEBZf0.net
>>617
コスパ考えると時間の無駄な気がするw

639:右や左の名無し様
18/11/11 00:26:24.83 QX1OUp4d0.net
>>609
アイスランドは人口50万にも満たない極小国家だが、
人口500万のアイルランドも、付加価値税が高い国であるにも関わらず、金融危機で大幅なダメージを受けた
スウェーデンは人口1000万であり、アイルランドとスウェーデンの並列比較は、そこまで大きな問題を持たない
同様に、ハンガリーは、人口1000万で、世界で最も付加価値税の高い国だが、金融危機のダメージは激しいものがあった
仮に付加価値税の存在が、バブルの膨張に抑制をかけるとするのならば、
最低でも、付加価値税率と、危機前後の経済成長率を、包括的に比較する必要があると思う
それを怠って、たまたまスウェーデンという一例を切り出したところで、まったく根拠にはならない
なんらかの理論的な根拠も、経験的な根拠も、どちらも不足している

640:右や左の名無し様
18/11/11 00:27:28.43 97obOvKi0.net
>>610
全世界が被害を受けたことは知ってる
イギリスはアメリカと姉妹国で金融の依存度も高いし
しかし一番被害を受け震源地はアメリカだと
景気の変動による調節機能がないことは、すべて変動で上下するより
一つぐらい安定的な財源があってもいいのではないかと思う。(率の問題はある)
財政政策を拡大安定化させれば、さほど問題はないような
バブルの発生の抑止にも役立つ。
また、富の偏在が経済成長を阻害する云々は賛成だよ

641:右や左の名無し様
18/11/11 00:27:58.96 BKhZEBZf0.net
>>617
でもアマゾンでの評価は高いから読んでみたらいいかも

642:右や左の名無し様
18/11/11 00:35:20.18 QX1OUp4d0.net
>>608
序 章 地政学と経済学
第1章 貨幣と領土
第2章 資本主義の不安定性
第3章 通貨と財政
第4章 領土の政治経済学
第5章 戦争と国家
第6章 資本と強制
第7章 第一次産業革命の地政経済学
第8章 第二次産業革命の地政経済学
第9章 ハルフォード・マッキンダー(1)
第10章 貿易の地政経済学
第11章 ハルフォード・マッキンダー(2)
第12章 戦争の経済的帰結(1)
第13章 制度経済学
第14章 戦争の経済的帰結(2)
第15章 経済成長の地政経済学
第16章 平和の経済的帰結
第17章 東アジアの地政経済学
第18章 領域国家と通商国家
終 章 地政経済学とは何か
1~4章では、デヴィッド・グレーバーの貨幣論や、MMTに影響を受けた、「貨幣とは何か?」を論じる
4~6章では、中世から近代への変化を主に取り上げ、軍事史家のマクニール等を参照しながら、いかにして近代国家が成立し、国家間の差異が生じたかを論じる
7~11章では、イギリス・ドイツ・アメリカの比較検討を中心とし、産業革命以後の資本主義社会を解説しつつ、各国の経済政策に地政学の要因が大いに反映されたと主張する
12章~16章では、ナポレオン戦争からWWⅡまでの近代戦に着目し、改めてヴェブレン、ケインズなどを引用しつつ、戦時と戦間期の発展の道筋を辿っていく
17~終章は、それまでの章における内容を、日本の置かれた状況と照らし合わせ、戦後から現代までを解釈している

643:右や左の名無し様
18/11/11 00:37:33.70 QX1OUp4d0.net
>>609
>菊地もアメリカ大恐慌は連邦税に消費税を導入したから
これがどういう意味を指すのかが、良く分からない
どのような文脈において、菊池(英


644:博だよね?)がそういう主張をしてるのか教えてもらえると助かるな



645:右や左の名無し様
18/11/11 00:39:52.65 /bc/U7ac0.net
>>622
分かりやすく、ありがとう。
上の人が書いてるけど、コスパ悪いのかな?w
まぁかなり分厚いし、迷うな…

646:右や左の名無し様
18/11/11 00:40:35.53 97obOvKi0.net
>>619
もう少し調べてみるよ
それに消費税だけでなく税収に占める消費税(付加価値税)の割合の問題
それに抑制には、金融規制や累進課税などが複合的に絡んでいるとは思う

647:右や左の名無し様
18/11/11 00:43:46.63 QX1OUp4d0.net
>>613
>消費税がなければさらにバブル化してたということもありうる
バブル前夜・バブル期の消費税収は、およそ5兆円であった
旧物品税の税収が2兆円であったから、もし単純に消費税が導入されず、その分が「赤字国債」によって賄われていたのであれば、
3兆円の財政拡大の効果があるから、バブルの発生を早めたり、その規模を大きくした可能性はある
ただし、実際は消費税の導入に際し、半ば並行する形で、所得税率・法人税率の引き下げが生じている
つまり、過去にこのスレでも度々に指摘されているように、消費税と、所得税・法人税が、ある種のバーターの関係にあるのである
(※ただし、8%増税からは、所得税とのバーター関係は外れ、法人税のみとのバーターとなった)
仮を言わせてもらえば、1989年において、1970年代の税制(物品税・高所得税・高法人税)が維持されていたら、
それこそがバブルを抑制した可能性が極めて高い、そのメカニズムについては、ビルト・イン・スタビライザーであると繰り返し述べておく

648:右や左の名無し様
18/11/11 00:45:49.74 BKhZEBZf0.net
バブル期は税金も金利も関係ないんじゃないだろうか?

649:右や左の名無し様
18/11/11 00:46:07.34 QX1OUp4d0.net
>>624
図書館で良いんじゃない?
(内容が内容だけに)あんまり読む人は居ないだろうから、わりと簡単に長く借りれるでしょう
ゴリゴリとヨーロッパの知識人から引用する、学術性がそれなりに伴った内容でこそあるが、
文自体は極めて平易であり、おおむね読みやすい
要点については、あえてのことだろうが、しつこいぐらいに繰り返してくるので、流し読みでも話をつかみやすいはず

650:右や左の名無し様
18/11/11 00:54:07.46 QX1OUp4d0.net
>>627
そもそもバブルを発生させるものこそ、過剰な低金利、過剰な財政拡大、杜撰な金融規制、この三つなのだ
バブル前夜の日本では、
1.ブラザ合意による円高の進行で、財界からの金融緩和の圧力が強まり、公定歩合(金利)が戦後最低の値(2.5%)まで引き下げられた
2.アメリカとの貿易摩擦の解消を目指した内需拡大策として、歳出が右肩上がりの拡大を続けた
3.ブラックマンデー(1987年)の影響を受け、株価低下を恐れた大蔵省が、金融規制の緩和をさらに推し進め、投機市場に資金が流れやすい構造が作られた

651:右や左の名無し様
18/11/11 00:55:44.76 BKhZEBZf0.net
>>629
大恐慌時のアメリカは結構な高金利だったんだぜ

652:右や左の名無し様
18/11/11 01:00:30.87 97obOvKi0.net
>>623
そう菊池英博。
確かブラックマンデーが起きて、そのあと行ったり来たりの小康状態の後
連邦税に消費税を導入したことが大ショックとなって、大恐慌に突入したとそんな話
あってはいけない話だが、景気を冷え込ませる効果があり、別の言い方をすれば抑制されたと(極端だけど)


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