18/11/05 19:11:17.86 pcrWma0X0.net
>>112
産業の空洞化、国内市場の縮小に対し、財界の連中が出した解決策は、海外(特に途上国)への進出だったわけ
これは財界にとっては成功で、現に多くの企業が、バブル期以上の、史上最大の利益を挙げている
しかし、大多数の労働者にとっては悲惨であった
構造上、海外市場における利益は、日本国内の労働者にほとんど還元されない
これは、大英帝国が植民地で得た利益が、スラムの民に還元されなかったのと同じことである
根本的には、資本家と労働者の利益が相反していることが問題
敗戦からバブル崩壊までのわずかな期間は、資本家と労働者の利益にいくつかの一致が見られ、共栄することができた
しかし現在はそうではないがために、資本家と労働者の協力関係も崩壊し、経済そのものの停滞の一因となっている