18/11/05 18:52:28.30 pcrWma0X0.net
>>108
新卒一括採用のような慣習の問題、セーフティネットのような制度の問題、もちろんこれらは無視できない
理想で言えば、このような慣習・制度は長い時間をかけ、緩やかに現実に即したものに改変されるべきであった
ただ、>>104にも示したように、再雇用を決定する主因は、あくまで労働市場の需給の状態である
いくら企業がピチピチの新卒を望む心理を持っていようが、ヨレヨレの中年の労働者が必要なほど、労働市場の需要が激していれば、再雇用は容易になるだろう
慣習や制度というものは、需給の状態に基づいて、後付で決定されるものだ
つまり、需給が適切に管理されることは、慣習・制度を望ましい方向に誘引する効果をもたらす
逆に、日本の30年間の、一貫した労働力の供給過剰は、慣習・制度を望ましからざる方向に誘引する結果をもたらしたであろう