ねずさん(=小名木善行)ってどうよ Part.5at SISOU
ねずさん(=小名木善行)ってどうよ Part.5 - 暇つぶし2ch793:右や左の名無し様
17/04/18 07:58:57.98 QuxiNSYk.net
本日の記事
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静御前

は、過去記事
静御前の舞
URLリンク(nezu621.blog7.fc2.com)
そのものです。前回の私の解説を多少訂正の上採録いたします。

この記事は義経記の内容を恣意的に翻案したものと推察致します。

そもそも義経がしずやしずの歌を静に贈ったということはありません。この歌は伊勢物語にもある古歌を一部変えたもので、元の歌は
古の賤の苧環繰り返し昔を今になすよしもがな
です。"しずやしず"の歌も"古の"の歌も、はじめの5-7は "繰り返し" を引き出すための序詞で、文言自体に深い意味はありません。
更に "静" と "賤" は同じ音で、しずやしずとした場合リズムも良く、義経と静の関係を暗示するような意味もあります。
どちらにしても、伊勢物語の歌の意味もこちらの歌の意味も同じで "昔を今になすよしもがな" です。もう昔のことは返ってこない、という述懐です。
もちろん

以下引用
この「しづやしづ」の舞を、静御前が白拍子だったから「賤」である、などと書いているものもあるけれど、とんでもない話です。
義経は、静御前を「苧環の花」にたとえているのです。
引用終

お得意の造反有利的解釈です。氏にとってはご理解不能のことかも知れませんが、これが静の “苧環の花” では “繰り返し” になりません。麻織の苧を巻いたもの、という詞が "繰り返し" を引き出す序詞です。
苧環、は花の苧環ではなく、麻布を織るための苧のことです。賤は、綾に対するもので賤機織は麻布です。麻の苧を績む作業 (紡績作業) は糸を繰る同じことを何回も何回する作業ですので "繰り返し" を引き出すための序詞となります。
苧環の花とこれを結びつけるのは自然ではありますが、静を苧環の花に例えたと受け取るのは間違いで、あくまで二次的な意味です。ところで蛇足になりますが "賤" に対する "綾" は絹織物です。

続きます


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