16/07/24 15:05:11.35 2hwVu4BH.net
>>653
このスレでは毎回トイレットペーパーより価値の無い本が出てくるので、まともな本の紹介。
想定読者は高校から大学学部の前半の学生。
「チベット旅行記」(河口慧海著)
普通に旅行記として読んでも面白い。青空文庫で読める。
「「甘え」の構造」(土居健郎 、弘文堂 )
そろそろ古典に入るかな。日本社会を理解するのに必要。
「銃・病原菌・鉄」(ジャレド・ダイアモンド著、倉骨彰訳 草思社)
いろいろ論争はあるが、歴史を理解する助けになる。
「一九八四年[新訳版] 」(ジョージ・オーウェル著、高橋和久訳 早川書房)
最も有名なディストピア小説。最悪な社会とその仕組みを知っておけば、誰が敵で誰が味方か分かる。
「詩学」(アリストテレス著、松本仁助訳 岩波書店)
創作活動を志望しているなら読むべき。基本的な手法自体は現代と変わらない。
「君主論」(ニッコロ・マキャヴェリ著、岩波書店)
政治とか外交の常識が凝縮されている。
「理科系の作文技術」(木下是雄著 中央公論社)
理科系という題だが、実は文系こそ読んで得をする名著。
「堕落論」(坂口安吾著 新潮文庫)
坂口安吾の著書は基本的に面白いので、まだ読んでないならまずはこれから。
「暗号解読 ロゼッタストーンから量子暗号まで」(サイモン・シン著、青木薫訳 新潮社)
暗号について技術と歴史をまとめた書。壮大な歴史ドラマでもある。
「監獄の誕生 監視と処罰」(ミシェル・フーコー著、田村俶訳 新潮社)
難しいと思ったら、入門書を先に読んでおくと良い。
「フォークの歯はなぜ四本になったか」(ヘンリー・ペトロスキー著、忠平美幸訳 平凡社)
デザインとか設計に関係するなら、知らなきゃいけないことが書いてある。