ねずさん(=小名木善行)ってどうよ Part.3at SISOU
ねずさん(=小名木善行)ってどうよ Part.3 - 暇つぶし2ch846:右や左の名無し様
16/10/20 11:49:35.01 ud6G9mjf.net
ところで俊成の歌の件です。

俊成は息子の定家の宮中での地位の改善の為にいろいろと手を回しています。

定家は1185年 (23才のとき) に宮中で雅行に乱暴したため、後白河上皇に昇殿を禁じられました。
昇殿は禁じられたまま年を越してしまったために、父親の藤原俊成が還り昇殿を願う為に

あしたづの雲居に迷ふ歳くれて霞をさへやへだてはつべき

という歌を詠んで藤原定長に送りました。あしたづ、は定家、雲居はもちろん宮中のことです。息子が宮中に戻れないままに年を越してしまいましたが春が来るまでには何とかしていただけ無いでしょうか、という意味ですね。
この話は、古今著聞集にありますが、俊成から定長への手紙も残っていますので、ねずきちさんがトンデモ解釈される余地は無いでしょうね。
この俊成の懇願に対して後白河法皇は定長に命じて

あしたづはくもゐをさしてかへるなり けふおほ空のはるるけしきに

という歌を返させています。これは、
定家は宮中に戻れます。上皇がお許しになりました。
という意味になります。

続きます

847:右や左の名無し様
16/10/20 11:51:41.59 ud6G9mjf.net
続き

しかし、この時点で戻り昇殿は許されたものの、まだ内昇殿は出来ない状況が15年ほど続いたままに、後鳥羽上皇の時代になっていたわけです。
15年後に、俊成は更に後鳥羽上皇に対して定家を上皇の歌会に加えるように強力に後押しし、定家は後鳥羽上皇に百首歌を詠進します。その中の歌に

君が世に霞をわけし蘆たづのさらに浜辺のねをやなくべき

というものがありました。これは、15年前の俊成と定長の歌のやり取りで霞をわけて宮中に戻った定家が、内昇殿を許されないままになっていることの不満を訴えたものです。
この百首歌を見た後鳥羽上皇は、即日定家の歌会への参加を許したということです。一旦反対派によって否定されかけたものを俊成が押し戻した、という状況のようですが。

この15年にわたる政治力の行使と、歌のやり取りを見ると、基俊の歌などかわいらしいものです。この時代の人たちにとって、このような内容で歌を取り交わすこと自体情実とか賄賂とかいうわけではなくたしなみの一つであったということになるでしょう。
建設談合にあれほど寛容なねずきちさんの精神はどこに行ってしまったのでしょうか。結局ただのダブルスタンダードということになるのでしょうか。

ねずきちさんが、基俊の歌の解釈を、勅撰集の詞書を否定してまでトンデモ解釈されるのは、ねずきちさんが古典を皮相的にしか見ることが出来ないからにほかなりません。
そのナイーブさで、恋の歌を世界平和に解釈されるようなこともされていますが、結局は現代の価値観でしか古典を見ることが出来ないというねずきち氏の限界をあらわにするだけの結果になっています。

終わり

848:右や左の名無し様
16/10/20 20:37:21.94 cFkGbyi3.net
>>768 貴族の間での短歌のやり取りに、特別な意味があること、とても興味深く読みました。貴族間の文学空間が存在していたのですね。まさに現代の感覚だけでは、当時の文化の編成を見誤ってしまうことがよくわかりした。
ねずきち氏がもし、このような専門的な書き込みを読んだら、百人一首の解釈を挙げてくるでしょうか。むしろ挙げて欲しい・・・と言うとイジワルでしょうかね。
>>762 私も、ねずきち氏ののアイコク的言論は、信用できないと思っています。 処世術に長けているが、品行方正でもなく大した教養も倫理観もない企業経営者のおじさんが、自身はできないような人生訓や道徳をエラソーに語るような生臭さを感じます。

849:右や左の名無し様
16/10/20 21:09:32.07 2VJ4l/qD.net
ぺっチョンどもn
乙やでぇー
あげんでええからn
無理するなてn
sageやn。ぺっチョン
うざいねんてn

850:右や左の名無し様
16/10/20 22:12:54.76 ipi0FGAS.net
あげんでええからというのは、
上げて欲しいということか。

よし、では要望通りに上げてやろう。
これでええのか。

851:右や左の名無し様
16/10/20 23:20:55.28 78/daa3b.net
挑発はよしましょうよ
話が通じる相手ではないし、労力の無駄遣いですよ…

852:右や左の名無し様
16/10/20 23:47:21.71 2VJ4l/qD.net
ぺっチョンw
上げない行為を
良しと評価するんやがなw
あげんでええからn
ほな定義したるわn白丁
おまエラn白丁なn
数千年近親相姦したやろn
遺伝子破壊なn破壊された遺伝子の
完成これ白丁やでn遺伝子これ本能な
残ったんがぁ合理なんよn理性なんよn
完全に本能が破壊されとるn計算なんよ
損得勘定のみn究極の差別主義者白丁よ
善悪逆転したわなnぺっチョン
本能に忠実な思考による行動これ善やで
終わったんやでnはよ済州島へ帰れ。

853:右や左の名無し様
16/10/21 00:45:46.14 D+QyNNor.net
>>770
おそれいります。

人正訓や道徳という意味で、ねずきちさんには徒然草などのほうがお似合いではないかと思うのです。あの生臭さと説教臭さです。
でもねずきちさんと比べては吉田兼好に失礼ですね。

854:右や左の名無し様
16/10/21 04:06:23.82 D+QyNNor.net
>>770
そういえば今日の記事でも百人一首の講座を宣伝していますね。FBの方に信者のかたの目からウロココメントがつくでしょう。

855:右や左の名無し様
16/10/21 05:07:23.49 D+QyNNor.net
>>775
すみません
人生訓ですね

856:右や左の名無し様
16/10/21 08:10:11.87 D+QyNNor.net
ところで、定家の他の歌についてもご説明いたしましょう。

定家は若い頃にはなかなか官位が進まず、後鳥羽上皇の勅勘をこうむっていたあいだに承久の変が起こりました。
定家と鎌倉の関係は悪くはなかった様です。また更に承久の変の当事者である後鳥羽上皇とそのときに距離を置いていた (本人の意図であるかは別として) ということが彼が承久の変で失脚せずにその後官位が進みだしたことの原因ではないでしょうか。

彼の若い頃詠んだ歌には身の卑官を嘆くものが見られます。

位山ふもとの雪にうづもれて春の光を待つぞ久しき
これは�


857:Pに待っているのになかなか出世しないということを詠んでいますが つづきたつ蝉のもろごゑはるかにて梢も見えぬ楢の下影 こちらは他人と比較しているようです。 定家は歌の才がありましたからこのように不満をすぐに歌にすることができたのだと思われるかもしれません。しかしその時代の貴族として上手下手は別として歌の一つも詠めなければコミュニティに参加できません。 女と会ったりわかれたりするためにも歌は必須ですから、非常に重要です。代作もあったようですが、代作を頼まなければならないほど歌が必須のものだったわけです。 定家は多くの古典を筆写し保存することで保護し、そのために現代まで伝わったものもあるわけですから、定家自身のこのような歌が残っていることにも不思議はありませんが、定家以外の人の詠んだ保存されなかった歌の方がよほど数は多いでしょうね。



858:右や左の名無し様
16/10/21 08:18:31.78 3GYVmNav.net
>>777
古典とはちがうのですが・・・半村良の作品の中で、想像力と洞察力によって窮地を脱した登場人物が「SF読んでてよかった、ノウハウ者しか読まない奴には紳だってわからないね」と言うこところがあるのを思い出しました。
ねずきち氏にはトンデモ解釈程度の想像力しかない、文学作品を楽しむことができないタイプの方だと思います。
もちろん評価の定まった書物を読んで、視野を広げ想像力の範囲を拡大する経験もないでしょう。私もこの点は不十分で忸怩たるものがありますが。
今日のブログも、突っ込みどころが多いです。戦後の個人主義のことを言いますが、江戸民衆の生活状況を書いた本を読んだことがあるのでしょうか。
もちろん近代の「個人」と「自由」の概念が違いますが、「国家」がない分かなり個人主義的なのですが・・・。

859:右や左の名無し様
16/10/21 09:13:04.83 3GYVmNav.net
>>777
定家についての記述、ありがとうございます。承久の乱という波乱と並存した、和歌を仲立ちとしたコミュニティ、とても興味深いものがあります。

「定家以外の人の詠んだ保存されなかった歌の方がよほど数は多いでしょうね」

これは、歴史を見るときに本当に重要な視点ですね。「書かれたことそのものではなく行間を読まねばイカン」と言いながら、一次資料でなく都合のいい記述しか知らないねずきち氏には理解できないことと思います。

860:右や左の名無し様
16/10/21 11:58:03.22 Hd/Qgpsw.net
>>780
済みません、承久の乱ですね。校閲と言いつつ間違いが多くてまずいですね。

定家が後鳥羽院の勅勘を受けた理由も、後鳥羽院が定家の庭の柳の木を無理やり自分の庭に移してしまったという事件があり、そのあとの歌会で、定家が詠んだ歌がそれを非難するように受け取れる物であったためという推定があります。
まあ、これ以上の推定はトンデモに繋がりますので、無責任にはできません。でも、後鳥羽院は母の忌日を理由に歌会を欠席した定家を再三フォローして無理やり引っ張り出し、その歌会での題が"野外柳"では、定家でなくとも皮肉の一つ位言いたくなるでしょう。

861:右や左の名無し様
16/10/21 12:21:07.37 +9Y5jETp.net
現在508kbです。このスレは512kbで終了するはずですから、あと長いレス5件位で終わります。

スレ4は以前にお知らせしましたが、このスレが意外に続いたのでわかりにくくなってしまいました。再度お知らせしておきます。

スレリンク(sisou板)

よろしくお願いします。

862:右や左の名無し様
16/10/21 15:42:01.22 +9Y5jETp.net
>>779
>ねずきちさんが本心から古典とはちがうのですが・・・半村良の作品の中で、想像力と洞察力によって窮地を脱した登場人物が「SF読んでてよかった、ノウハウ者しか読まない奴には紳だってわからないね」と言うこところがあるのを思い出しました。 
>ねずきち氏にはトンデモ解釈程度の想像力しかない、文学作品を楽しむことができないタイプの方だと思います。 

おっしゃる通りです。以前にねずきちさんは和歌を鑑賞するのではなく解説している、と仰った方がいらっしゃいますが、その通りです。

ねずきちさんの読書の目的は、文章を鑑賞して喜びを感じることにではなく、読んだ文章をご自分の信者を増やすための�


863:ケ具に使うことにあるように感じています。 彼にとって行間を読むというのは、行間に都合の良い言葉を挿入して、ご自分の都合の良い結論に結びつけるようにするということに他なりません。 ねずきちさんの枕詞の解釈批判については、amazon.co.jpのコメントに詳しく書かれている方がいらっしゃいますのでご覧になるとよろしいかと思います。これをみても、彼のやっていることが鑑賞ではないということが明白です。 ねずきちさんはご自分の思い込みが強いお方です。ねずきちさんの目からウロコと称する記事を見ていると、ご自分の思い込みを世間一般に流布している解釈もしくは学者の解釈とお考えになっていらっしゃいます。そして、何かの理由でご自分の思い込みが間違ったものと悟られた時に、学者の解釈は間違っているというしたり顔で語りはじめます。 ねずきちさんは、素直な気持ちで操作マニュアルを読んで機械を操作することは苦手なのではないか、と想像しています。世の中には、マニュアルを読まないでこのように作動するはずだという先入観で操作して機械を壊したりする人がいますが、そういうタイプなのではないかということです。



864:右や左の名無し様
16/10/21 15:45:51.10 +9Y5jETp.net
>>779
>今日のブログも、突っ込みどころが多いです。戦後の個人主義のことを言いますが、江戸民衆の生活状況を書いた本を読んだことがあるのでしょうか。 
>もちろん近代の「個人」と「自由」の概念が違いますが、「国家」がない分かなり個人主義的なのですが・・・。  

私は江戸時代の風俗については詳しくないので、あまりいうことはないのですが、ねずきちさんは、以前に江戸仕草を信奉されてブログでも紹介していらっしゃいました。
結局あれは誰かの創作もしくは捏造だったということが明らかになっていますが、訂正記事などはないようです。
一事が万事ということがありますから、ねずきちさんの江戸時代に関する知識が全般に彼の江戸仕草に対する知識と同じようなものであっても全く驚きません。

865:右や左の名無し様
16/10/21 16:37:44.50 +9Y5jETp.net
>>779
更に、私はねずきちさんが何をもって個人主義と規定されているのかが全くわかりません。個人の権利を強く主張することを悪と考えておられるようではありますが、それだけが個人主義というわけでもありませんし、もしや単に利己主義と個人主義の違いがわからないということでしょうか。

もしくは、
最近わしの思うように事が進まないのはウシハクのせいにちがいない。昔はシラスで良かったらしい、自分の生まれる前だけど。。。おおそうじゃ、現代っ子といえば個人主義、個人主義を批判しておけば信者の目からウロコの二枚や三枚とは言わず百枚でも落ちようもの!!

という思考過程の結果の印象操作かもしれませんが、そこまで深く考えてはいなさそうですね。

866:過去ログ ★
[過去ログ]
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています


最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch