16/01/09 22:56:42.61 sGnRC3mt.net
>>196
なぜなら、彼は
「個別的な（ミクロの）価格動向は、全体の（マクロの）物価水準に影響を及ぼさない」
と主張していたからです。
例えば、原油価格の下落は、他財の需要増をもたらす（価格を上昇させる）ため、全体の物価水準を下落させるものではないと。
そして、個別的価格の変動によって物価水準が変動すると捉える人を「足し算エコノミスト」と揶揄（やゆ）しておりました。
岩田副総裁の根本的な誤りは、経済全体の総需要（財サービスを買うためのカネの量）を一定と考えていることです
（かつ全ての市場の需給が一致している）。
その場合、ある財の価格下落によって余ったカネは必ず他財の購入に充てられることになり、他財の価格は上昇します。
すなわち個別的な価格動向は相殺されてしまうと考えているのです。
（中略）
岩田説が成立するならば、ＣＰＩも、コアＣＰＩも、コアコアＣＰＩも一致しなければ理屈に合いません。
岩田副総裁は、この自己矛盾にどう折り合いをつけるのでしょうか。
おそらく頬かむりでしょう。」
少々マニアックなネタですが、ホント、うんざりするお話......でしたｗ
ご紹介まで。
【青木泰樹】足し算エコノミスト
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