ねずさん(=小名木善行)ってどうよ Part.2at SISOU
ねずさん(=小名木善行)ってどうよ Part.2 - 暇つぶし2ch761:自分の黒髪がハラリと垂れて、その瞬間、髪を乱し、相手の男性を背中を掻きむしった、あの情事が頭に浮かび、心が震えるほど、貴方のことが恋しくてたまらないのです、と詠んでいます。 引用終わり なぜ “まずかきやりし” を自分が相手の背中をかきむしったと解釈されるのでしょうか。 ここでは ”みだれ” も ”かきやる” も黒髪にかかります。”かきやる” は、たとえば額にかかった髪を払いのけるような動作です。 “しらず” はここでは “気にせず” と、受け取るべきでしょう。 つまり、 自分の髪が乱れるのも気にせずに横になっていると、その黒髪を振り払ってくれた人が恋しい という意味です。 そもそもこの時代、性的関係に無い男女が対面するときは御簾を隔てるのが普通です。髪に触るなどということはありえませんから、この歌は性的関係のある男性が自分の髪を払いのけてくれたしぐさを通して男を懐かしんでいるわけです。 氏は “かきやる” の “やる” の部分に目を眩まされて “引っかいてやる” と現代語的に解釈されてしまったのでしょう。ここでは “かきやる” は “払いのける” の意味です。 ご心配なら古語辞典でご確認ください。他の和歌についても、記事を書かれるときに辞書を引く習慣を付けられればいらない恥をかかずにすみます。




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