15/12/23 00:38:23.23 slDM4CZ9.net
この衝撃的な研究結果をまとめた、慶応大学医学部専任講師の加藤真吾氏が語る。
「厚生労働省のエイズ動向委員会の調査によると、国内のエイズウイルス感染者と、感染した後に
エイズを発症した人の数の合計は、'14年末時点で2万490人。私は今回、この調査と欧州のデータを元に、
国内で年にどれくらいの『新規感染者』が出ているかを推計しました。研究の結果、実際に報告されているのは
2万490人ですが、この他に8120人の『未診断感染者』がいる可能性があるとわかった。
そして、年次別の推計で見ていくと、大阪府で感染者が急増している時期があることも明らかになりました。
その時期とは、03~06年。この時期、東京を含めた他の都道府県における新規感染者は横ばい傾向にあるにも
かかわらず、全国的に見るとその数は増えていた。つまり、大阪だけで異常に増えていたのです。
毎年、約300人の新規感染者が大阪で出ていたと推計されます」
この衝撃の事実は、大阪府内でもまだほとんど知られていない。
「そんな発表があったんですか……。まったく把握していませんでした。大阪府に報告されている
新規感染者よりも、はるかに多い数です」(大阪府健康医療部保健医療室医療対策課感染症グループ担当者)
「すみません、大阪市としても把握はしていませんでした。市でも新規感染者については調査しておりますが、
'03年について報告されたのは77人です。発表の詳細を存じあげないので何とも言えませんが、
300人という数字には驚きです。それ、ホンマの話ですか?」(大阪市保健所感染症対策課担当者)
加藤氏が続ける。
「同じくエイズ動向委員会の調査によると、'02年まで、大阪府で報告されたHIV感染者およびエイズ患者は、
毎年100人にも満たない。つまり、03~06年の4年間だけ、新規感染者数が約3倍に膨れ上がっているのです。
その後、感染者数が横ばいに推移していることから見ても、この時期だけ急増しているのは明らか。
研究者の間では、このような急激な感染拡大を『アウトブレイク』と呼びます」
(以下省略、つづきは引用元記事で)
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