15/09/16 06:34:40.74 hNfvuQYT.net
次に讃岐の歌です
こちらは、石に寄する恋 という題で詠まれた歌で、千載集 恋2に取られています。恋2といえば、少し深くなったくらいの関係を詠んだものです。
千載集の選者は藤原俊成、定家の父で、定家も編集に参加していたといわれています。もし定家がブログ主様の解釈のような解釈をしたのであれば千載集では雑の部に入っていたでしょう。
ブログ主様は、百人一首の選者、再発見者として定家、宗祇の功績を大きく持ち上げているのですが、実際には定家、宗祇の歌に対する解釈を全く理解しておられないようで、実際に原文献を読まれていないと推察致します。
十七条憲法には、第十六条に「古之良典(古の良典を用いよ)」とあります。最近の解釈をインターネットで探すだけではなく、古典の文献を実際に詠んで見られることをお勧め致します。