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08月04日 11時39分
有珠山の噴火によって国内では絶滅したとされていた植物、「タカネハナワラビ」が、およそ50年ぶりに見つかったと、北海道大学などの研究グループが明らかにしました。
「タカネハナワラビ」は、北半球の寒冷地に広く分布するシダ植物で、1976年に有珠山の周辺で見つかりましたが、翌年の噴火によって生育地が火山灰に覆われ、国内では絶滅したとされていました。
しかし3年前、愛好家から、有珠山のふもとで珍しい植物を見つけたとして写真の提供などを受け、北海道大学が調べたところ、葉の形や、胞子をつける葉が近縁種に比べて少ないことから、「タカネハナワラビ」だと分かったということです。
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