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統合失調症 - ストレスとこころ
厚生労働省
URLリンク(www.mhlw.go.jp)
統合失調症は、こころや考えなどがまとまりを欠いた状態になる病気です。そのため行動や気分、人間関係などに様々な影響が出ます。100人に1人くらいがかかるといわれていて、それほど珍しい病気ではありません。早めに治療するほど症状が重くなりにくいといわれているので、早期発見と早期治療が大切です。
主な陽性症状
幻覚
統合失調症の症状の特徴のひとつに、実際にはないものを知覚する幻覚があります。なかでもほかの人には聞こえない声が聞こえる「幻聴」が、現れやすい症状です。
妄想
妄想とは、ほかの人にとってはあり得ないと思えることを確信してしまうことです。周りが違うと説得しても受け入れられません。たとえば、何でも自分に関係があると思い込む「関係妄想」、周囲の人が自分を陥れようとしていると思い込む「被害妄想」、見張られていると思い込む「注察妄想」など、様々なものがあります。
考えの混乱
考えをまとめることが困難になるため、支離滅裂で、まったく脈絡のないことを言ったり考えたりするようになります。話が途切れたり、とんで脱線したりします。
統合失調症は回復可能な病気です。長い経過で見ても過半数は回復し、重度の障害が残る場合は20%程度といわれています。そうはいっても、実際の苦痛を考えれば、決して楽観的に捉えられる病気ではありませんが、一方で統合失調症の治療技術は日々進歩しています。なるべく早いうちから、しっかりとした治療を受けていくことは大変重要です。
統合失調症
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