24/02/23 22:45:27.48 dF4AjNaX.net
オオミズアオの仲間ではないが形が似ているのが
マダガスカルのArgema mittreiで
オオミズアオよりやや黄色っぽい
しかし翅は前翅をべったりと横に広げると20㎝に達するとされ(綺麗に標本にするとせいぜい12㎝)
後翅は長さ20㎝近くになるなど、最も後翅の長いガの1つである
幼虫の餌はユーカリ近縁のフトモモ科とかウルシ科とかで、ピスタチオとか日本で言うヌルデの近縁種とかも
(ヌルデの近縁種には西アジア~アフリカで果実が酸味料として使われるものがあり、赤く熟すという
日本のヌルデも果実表面に乳酸カルシウムを析出させ酸味が出るが白く熟すので、イスラム圏の人には
特に利用されていないらしい)
世界の植物防疫法は様々だがチョウやガでも条件が合えばどんどん輸入できてしまう国もあり
アメリカやドイツでは様々な各国のチョウやガを輸入して一部マニアが飼育して、各種温帯植物で育てているが
クスサンの類似のテグスサンと似ているが、「アメリカフウ」で育てた例があったり、あるいは
とりあえず柔らかそうな葉ならということでミモザアカシアを与えたら育ったとか色々ある
マダガスカルオナガヤママユは成虫は見事で標本で何千円もするようなものだが
繭から糸を取ることは出来ない
繭はクスサンのような太い糸の網目状である
だが、糸は心底美しい銀白色にキラキラ輝き、これだけで価値がある!という人もいる
Argema属のガはアフリカ大陸だとずっと小さな種類しかいないが、マダガスカルオナガヤママユが黄ばんだ感じなのに比べて
緑色の美しい種類が多い
その代わり繭は灰色っぽくなってしまう
東南アジアのヤママユガ科は繭を作るものが多かったが、
アフリカのヤママユガ科は繭を作るものと作らないものがいる
しかし一方でアフリカではヤママユガ科のガの幼虫は現地の人達の貴重な食糧であり
農村部では主婦が大量に捕まえて、腹先を切って糞を押し出してから茹でて干したものを
市場に売りに行って大量に稼いで帰って来る、というのが毎年恒例だったという
71:名無しのひみつ
24/02/23 22:57:45.40 6tMO5KSU.net
こうゆう子が、その道で仕事出来るような社会になって欲しいな
無理だろうけど
72:名無しのひみつ
24/02/24 10:08:41.98 ofDREv8c.net
>>68
生きていれば卵を産む
73:名無しのひみつ
24/02/24 10:42:45.56 IG/yQXRO.net
蚕って野生はいないもんだと思ってたよ
種類によるのか
74:名無しのひみつ
24/02/24 10:57:05.79 1WK0wBLB.net
>>1
クスサン「おれ天蚕」
ウスタビガ「おれ野蚕」
どうしてこんな格差が・・・・
75:名無しのひみつ
24/02/24 11:05:55.29 vcRuKBt/.net
>>71
この情熱と知性を生かしていい人生を送れると思う
76:名無しのひみつ
24/02/24 11:40:35.38 dAnlFYA9.net
>>52
そういやもうなんねんも見てないな
滅んでね?
77:名無しのひみつ
24/02/24 12:06:52.45 T84L4GEM.net
手間かかりそうだけど
どうせ絹は高級品だし
こういう付加価値つけて
金持ちに売れば良いな
78:名無しのひみつ
24/02/24 14:28:31.40 uvWio4FV.net
>>76
パンデミックでほぼ滅んだ
79:名無しのひみつ
24/02/24 15:16:05.60 6kCNuTxv.net
Epiphora albidus
アフリカのカメルーンなどにいるヤママユガ
「ちょっと翅先のヘビ顔の目が下についた、でもシンジュサンやエドワードサンより細面で
ブラックマンバやグリーンマンバみたいな顔を斜め上横から見たようなヘビ顔」で
翅の白い窓もヨナグニサン系だが、後翅が真っ白
開長は標本にした状態でも15cmくらいあってかなり大きい
Bunaea alcinoe
アフリカの乾燥林などに広く分布
日本のヤママユガを思い切り黒褐色にして白い筋のコントラストを付けた感じ
翅を横にべったり広げると20㎝は越えて来る
幼虫はマメ科でもエノキ属でもウルシ科でもトウダイグサ科でも「ワサビノキ科」でも何でも食べる
その幼虫は現地で食用にされている
Athletes gigas
標本状態でも18㎝くらいになる事もあるアフリカ最大のヤママユガ
後翅に大きな目玉模様があり、前翅は横に長く縁にギザギザが目立ち、翅先も尖って突き出る
他にもヨナグニサン型の突き出た前翅だがヘビ顔無しで17㎝くらい、というのもいたかなw
アフリカのヤママユガはかなり癖があるが、南米はもっと妙なのがいる
南米のヤママユガは幼虫の毒も一番強かったりする
80:名無しのひみつ
24/02/24 15:45:10.73 yVfjx54h.net
>>39
マジレスすると、幼稚園児でも懐かしがる
81:名無しのひみつ
24/02/24 16:33:32.98 xgjHfMmd.net
4年生かよすごいな
まあオツムのレベルって小さい頃から大体決まってるよね
年齢重ねて変わるのはデータ量つまり知識量経験量
俺も小学校2年生の時に先生からされた理不尽な仕打ちのこと今でも理不尽だと思ってて変更はない
82:名無しのひみつ
24/02/26 09:04:32.20 uiqksPBv.net
繭を失った蚕は永遠に繭を作り続けるのかな
83:名無しのひみつ
24/02/26 11:51:48.10 zdJARfiF.net
>>82
最後は吐く糸が無くなって体内物質の多くを失って
小さな蛹になったり、死んだりしてしまう
84:名無しのひみつ
24/02/26 12:18:56.86 aFUol9v+.net
生物学の学位あげても良いと思うがな
85:名無しのひみつ
24/02/26 16:25:16.78 6PqItYYR.net
>>54
何で釣り糸のことをテグスって言うのかと思ったらそう言う由来だったのか
86:名無しのひみつ
24/02/26 16:53:42.54 L2B5am8X.net
死体は黒幕を吐かねーぜ
87:名無しのひみつ
24/02/26 18:29:07.81 zdJARfiF.net
>>85
クスサンがクスノキを食べるからクスサンとか
ヤママユを天蚕と書き、それとクスサンを合わせて
テンクスが転じてテグス、なんて説もあったようなw
88:名無しのひみつ
24/02/26 18:53:42.86 zEeRvRjG.net
馬の尻尾の毛の釣り糸がバス(馬糸)
89:名無しのひみつ
24/02/26 20:22:20.23 6PqItYYR.net
>>87
どっちにしろマユガの繭由来であることに変わりはない訳ね
90:名無しのひみつ
24/02/28 08:24:31.04 wvZmH0rb.net
>>54
ちょっと興味湧いたから調べてみたよ
下より全然詳しいな
テグスは漢字で「天蚕糸」と書きます。 昔は、天蚕などの幼虫から取れる絹糸腺を引き伸ばして作られており、大変高価なものでした。