22/08/14 06:58:02.24 Prv7L3DS.net
>>52
それが「大田区の公園からクマゼミが広まった」という都市伝説
奈良の大和郡山で育成された植木なんて
昭和30年代からずっと全国に植樹されてるわけで
植木の根に幼虫が付いてて、夏場にとりあえず羽化できたとしても
冬に低温過ぎれば
木に産み付けられた卵が越冬できずに死ぬ
都内で累代してるという事は、その場の環境が変化したと考えざるを得ない
56:名無しのひみつ
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とにかく成虫なり卵なり幼虫なりが地域に持ち込まれなければ、
セミの分布が広がらないわけだろ?
地域に持ち込まれた原因が、台風で飛ばされてなのか、
それとも庭園用の樹木としてなのか、マニアが成虫を放ったのか、
などはわからないが。とにかく越冬出来て定着できる環境であるから
定着した。
あるいはダーウィン進化で既に形質が変化して
耐冬性が高い品種になってたりなど。死ぬべき者は皆死んで、
生き残れる特性を持ったものが天然淘汰に耐えて定着して勢力を
延ばしたのかもしれない。
57:名無しのひみつ
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ヨーロッパでは殆どセミがいない
アブラゼミやミンミンゼミより小さなセミが数種類いるだけなのだ
南ヨーロッパには少しだけいて、アリとキリギリスの寓話は原作では
アリとセミであった
より北の、西岸海洋性気候ヨーロッパ地域の人にセミと言っても通じないので
キリギリスに書き換えたとされている
北米ではジュウシチネンゼミが有名だが、北米は日本よりずっと面積が広いが
セミの種類数では日本よりまだ少ない
というか、南米ですらあまりセミはおらず、アマゾン流域でもセミそのものは
種数が限られる
ただし、南米で同じように木の汁を吸う半翅目同翅亜目だと、ビワハゴロモという
少なくとも人間の聞こえる音では鳴かないが、巨大な頭部の突起を持つ昆虫が
何種類もいる
アフリカもセミは多くない
だが、アジア南部は物凄くセミの種類が多く、世界の7割のセミはアジア南部にいる
しかし、例えば東南アジアの低地の都市部で街路樹のある街並みを散歩しても
セミは殆ど鳴いていない
低地では乾季の乾燥に耐えられなかったり、雨季に地下水位が上がって溺死したりして
幼虫が育てないのだ
それで傾斜のある所でセミが発生し、山地や丘陵地に行くと日本のセミの倍もある
テイオウゼミだのキエリアブラゼミだのという種類が何種類もいて
ブォーッブォーッとかカンカラカンカラカンカラという感じの変な鳴き声を上げている
都市部なのにセミがいる、という意味では、台湾もセミが多い
ユーラシア東部で少なくとも夏が暑く都市の上下水道を整備して
年間の雨量が偏らず樹木も多い、
という条件が揃うのは日本と台湾だけ、というわけだ
58:名無しのひみつ
[ここ壊れてます] .net
フランスでブドウ畑にセミを持ち込んで放ったら、ワインの値段が上がるかも。
59:名無しのひみつ
22/08/16 09:33:18.13 1YciDoZI.net
人だけじゃなく虫までうるさいのかよ・・・
60:名無しのひみつ
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>>30
少し標高が高いのかな?
その辺はミンミンゼミはいますか?
61:名無しのひみつ
[ここ壊れてます] .net
>>55
上下水道整備はどういう関係?
62:名無しのひみつ
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「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」
どうしたらそんな心境になれるんやろね
63:名無しのひみつ
[ここ壊れてます] .net
ガシガシみたいなクマゼミの鳴き声も再生速度遅くして聞くとミンミンゼミの鳴き声みたいに聞こえるらしい
64:名無しのひみつ
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>>59
川が暗渠化して土の水分量が安定する
65:過去ログ ★
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