22/04/20 21:41:06.78 i+TOmbib.net
資料探す気もないらしいから引用しといてやるよ。
原子力級黒鉛材料は、民生用の燃料として用いられる木炭や石炭とは異なり、炭素原子が共有結合した六角形平面構造が積層した結晶構造を有している。この結晶構造を得るため、高温ガス炉用に用いる黒鉛材料の製造工程においては、材料を2800 ℃以上に加熱する黒鉛化処理を行なっている。そのため、原料に含まれる不純物は取り除かれ製品に含有される灰分は300ppmの数%~20以下[2]であり、木炭や石炭に含まれる灰分%程度とは桁違いに少ない。この灰分は酸化反応における触媒の役割を果たすため、木炭や石炭は黒鉛材料に比べてはるかに酸化されやすい。なお、用いているIG110黒鉛は、さらに高純度化処理を施したものであり、灰分はHTTRで100ppm以下である。さらに、木炭や石炭は加熱によって可燃性の揮発性ガスを放出するが、黒鉛材料は黒鉛化処理の際に不純物が外部に放出されており、加熱による揮発性ガスの放出はない。