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京大、霊長類研の松沢元所長ら2人を懲戒解雇 研究費の不正支出問題で
京都大霊長類研究所(愛知県犬山市)の設備工事を巡る国からの研究費の不正支出問題で、京大は24日、同研究所元所長の松沢哲郎・高等研究院特別教授(70)と、同研究所の友永雅己教授(56)を懲戒解雇処分にしたと発表した。
ほかに教職員計4人を停職や戒告などの懲戒処分にした。
処分はいずれも同日付。
松沢氏はチンパンジーの知性を探る霊長類研究の第一人者として知られる。
京大は6月、松沢氏ら4人による不正な支出が2011~14年度に34件計5億669万円あったと発表。
いずれも同研究所と京大野生動物研究センター(熊本県宇城市)のチンパンジー用ケージの整備に関係していた。
11月10日には会計検査院が、京大の調査結果に加え、約6億円の不正支出を指摘していた。
松沢氏について京大は、ケージの整備を管理し、研究費が適切に支出されるよう監督すべき立場にもかかわらず「部下に任せきりにし、適切な報告を求めなかった」などと指摘。
友永氏は同センターの教職員を指導・監督する立場を、処分で考慮したとしている。
一方、松沢氏は自身のホームページに「大学の調査が事実を誤認しており、再調査をお願いしてきたが、事実誤認のままの懲戒となった」とのコメントを載せた。
今後は弁護士と相談するとしている。【福富智】
毎日新聞 11/24(火) 20:47
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