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2020/10/21 19:11
著者:波留久泉
大阪府立大学と室蘭工業大学は10月19日、ミウラ折りを発展させた2次元展開板構造物の展開・形状計測と、アマチュア無線帯(VHF)での高速通信技術の軌道上での有用性を実証するために、超小型衛星「ひろがり」を共同開発し、宇宙航空研究開発機構(JAXA)への引き渡しが完了したことを発表した。
今後は、2021年上期に米国NASAワロップス飛行施設から国際宇宙ステーション(ISS)へ打ち上げられる予定だ。そしてISSから宇宙空間へ放出され、実証実験が行われる。
同成果は、学生を含めた大阪府立大小型宇宙機システム研究センター(SSSRC)と室蘭工大航空宇宙機システム研究センターの共同研究チームによるもの。また、IMV、中金、日本フューテック、A.S.P システム、西無線研究所、ニッシン、アストレックス、Quadceptが協力企業として参加した。
「ひろがり」は別名「OPTSAT-II」といい、SSSRCが開発した「OPUSAT-KIT」バスシステムを利用して開発された、2U(10cm×10cm×20cm)サイズのCubeSat(小型衛星)だ。同バスシステムは、軌道上での動作確認済みの実績のある小型衛星「OPUSAT」(愛称「CosMoz」)の設計を基に開発されたものである。
「CosMoz」は2014年2月にJAXAによって打ち上げられた全球降雨観測計画(GPM)主衛星の相乗り小型副衛星として打ち上げられて軌道上で稼働して運用され、同年7月に大気圏に再突入して運用を終了している。
===== 後略 =====
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