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米アルファベット傘下グーグルは、クラウド上で大容量の無料ストレージを提供することで、
数十億人の消費者を自社のデジタルサービスに取り込んできた。それが今や変わり始めている。
ユーザーがオンラインで保存するデータが拡大し続ける中、グーグルはここ数カ月で無料のストレージサービスを一部縮小し、
より多くのユーザーに新たな有料定額制クラウドサービス「グーグル・ワン」に移行するよう促している。
ユーザーは保存容量の上限に達した時、有料版に切り替える以外ほとんど選択肢がなく、
そうしなければ電子メールや写真、文書へのアクセスを失う可能性があることを理解している。この料金は大半の消費者にとって高くはないが、
グーグルの事業規模を踏まえると、毎年数十億ドルの追加収入につながる可能性がある。 グーグルに電子メールでコメントを求めたが返答はない。
有料版への移行を大きく後押ししているのがGメールだ。グーグルは2004年にGメールのサービスを開始した時、競合他社よりもはるかに
大きな無料ストレージを提供することで電子メール事業を刷新した。グーグルは数年ごとに保存容量の上限を引き上げていたが、13年にこれを停止した。
URLリンク(www.bloomberg.co.jp)