18/10/01 13:37:07.38 CAP_USER.net
福島第一原子力発電所の敷地にたまり続けている汚染水を処理したあとの水について東京電力は、8割以上の75万トンで放射性物質の濃度が環境中に放出する際の基準を上回っていたという推定結果を明らかにしました。
福島第一原発で出る汚染水を処理したあとの水には、取り除くのが難しい「トリチウム」という放射性物質が含まれ、原発の敷地にあるタンクでおよそ94万トンが保管され、増え続けています。
この水の中には、トリチウム以外にもルテニウムやヨウ素などの放射性物質が一部、環境中に放出する際の濃度の基準を上回っていることが確認されていましたが、東京電力は、データをまとめたところ、満水となったタンクの水あわせて89万トンのうち、およそ84%にあたる75万トンでこうした放射性物質の濃度が基準を上回っていたという推定結果を明らかにしました。
このうち複数のタンクでは、放射性物質を処理する設備の不具合で基準の2万倍近くに達しているとみられる放射性物質もあるということです。
東京電力は事故の2年後からこうした放射性物質を処理する設備を運用してきましたが、発電所全体のリスクを下げるために、濃度の基準にこだわらず運用した時期があったとしています。
東京電力は今後、海洋や大気など環境に放出する処分を行う場合、トリチウム以外の放射性物質を水で薄めるのではなく、再び処理設備を運用して基準以下にすることを検討しているということです。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
NHKニュース
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