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肉食魚カマスサワラ属の上顎化石 岡山・新見の備北層群で採取 (山陽新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
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岡山県新見市西方にある約1600万年前の地層・備北層群で採取された化石が大型の肉食魚・カマスサワラ属の上顎だったことが、岡山理科大生物地球学部の石垣忍教授(古生物学)らのグループの研究で分かった。同属の上顎の化石は極めて珍しいとされ、25日に福井県である日本古生物学会で発表する。
化石は縦3・7センチ、横7センチ。過去に岐阜県で見つかったカマスサワラ属の頭蓋骨や現生種と比べたところ新種の可能性もあるという。同属は、岡山県民になじみが深いサワラと同じ「サバ科サワラ族」に含まれ、石垣教授は「サワラ族の進化過程を理解する上で重要な資料になる」と話している。
1994年に石垣教授が化石を採取していた。今回、北九州市立自然史・歴史博物館の籔本美孝学芸員(魚類学)らとともに再鑑定した結果、魚類の上顎の一部と分かり、歯の並び方などから魚の種類を特定した。全長は140センチ程度だったとみられる。
鈴木茂之岡山大理学部教授(地質学)は「備北層群で魚類の化石はこれまでほとんど見つかっておらず、当時の一帯の生態系を知る上でも興味深い発見だ」としている。