【宇宙開発/宇宙生物学】土星探査機カッシーニ、エンケラドスの間欠泉に突入 上空約50キロを通過し内部海のサンプル採取へat SCIENCEPLUS
【宇宙開発/宇宙生物学】土星探査機カッシーニ、エンケラドスの間欠泉に突入 上空約50キロを通過し内部海のサンプル採取へ - 暇つぶし2ch2:もろ禿HINE! ★@\(^o^)/
15/10/29 21:34:37.51 .net
プルームはデータの宝庫
 1997年に地球を後にしたカッシーニは、生命を直接検出できる装置を搭載していないが、エンケラドスに地球外生命を維持できる条件があるかどうかについて重要な知見をいくつももたらしてきた。
 米国下院科学・宇宙・技術委員会がこのほど開いた聴聞会で「エンケラドスでは発見が相次いでいます」と発言したのは、米コーネル大学の惑星科学者ジョナサン・ルニーン氏だ。「地球型の生命に
必要な、液体の水、有機物、鉱物、エネルギーなど全てがあるという証拠を、カッシーニはエンケラドスのプルームの中に見つけているのです」
 このプルームをカッシーニが初めて発見したのは2005年。それから10年で、同探査機はこの星の海にまつわる数多くのデータを集めてきた。
 プルームの中を通過した2008年のフライバイでは、メタン、プロパン、アセチレン、ホルムアルデヒドなど、生命進化の出発点である有機分子が検出されている。カッシーニ計画の科学者、ハンター・
ウェート氏は、「宇宙生物学の観点からは、エンケラドスは太陽系で最も興味を感じる場所の一つです」と語る。
 その1年後には、プルームの氷の粒子から塩分が見つかった。この発見をした科学者は、「エンケラドスの地下に液体の水がなければならない。それが、検出された塩分濃度を説明する唯一の方法」と
説明した。
 今年3月には、海中環境をさらに具体的に物語る興味深い研究成果が発表された。日欧米の科学者らはカッシーニの機器を使い、土星のE環に微小なシリカ粒子を発見。シリカは砂や石英の中に
見られる物質であり、これらがなぜ土星の環から見つかるのかが問題となった。
 研究チームは最終的に、エンケラドス内部の海に熱水活動があり、これにより生まれた粒子がプルームとして吐き出され、土星のE環に加わったに違いないとした。(参考記事:「土星の衛星
エンケラドスに生命の新たな可能性」) <



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