15/09/06 12:33:03.26 SoNjHKFO0.net
世界文化遺産に登録された韮山反射炉(静岡県伊豆の国市中)のレンガの一部に落書きされていたことが5日、明らかになった。
黒の油性のボールペンかフェルトペンで書かれたとみられ、溶液で一部は消えたが、消せなかった部分もある。
伊豆の国市文化財課の公野克己・文化財係長は「落書きは文化財保護法違反で罰せられることもある。二度と同じようなことをしないでほしい」と肩を落としている。
落書きがあったのは、反射炉で燃やす石炭の灰が落ちる「灰穴」の左右の壁面2カ所で、築造当時の約160年前のレンガの表面。ともに縦横約40センチの範囲に、全部で約20の名前らしい文字が書かれていた。
判読できないものが多いが、一つはハングル、残りは漢字という。
8月16日にボランティアガイドが見つけ、翌17日に市職員が現地で確認した。県文化財保護課に口頭で連絡した上、24日に文化庁に史跡毀損(きそん)の届け出をした。
31日に東京文化財研究所の専門家が溶液で消そうとしたが一部は消えなかった。
灰穴の手前には高さ約80センチの柵があるが、またいで入ることは可能。ガイドは「前日まではなかった気がする」と話す一方、
専門家は「古いいたずら書きでレンガに染み込んだ可能性がある」と話しているといい、いつ落書きされたか不明。市は改めて文化庁に報告し、対応を仰ぐ。【石川宏】
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