11/12/29 13:56:03.68 CjDVXB8z.net
>>124
名言と言えるかわかりませんが。 つ十七条憲法 第十五条
読み下し 十五に曰わく、私に背(そむ)きて公(おおやけ)に向うは、これ臣の道なり。およそ人、
私あれば必ず恨(うらみ)あり、憾(うらみ)あれば必ず同(ととのお)らず。同らざれば則ち私を
もって公を妨ぐ。憾(うらみ)起こるときは則ち制に違(たが)い法を害(そこな)う。故に、初めの
章に云(い)わく、上下和諧(わかい)せよ。それまたこの情(こころ)なるか。
現代語訳 十五にいう。私心をすてて公務にむかうのは、臣たるものの道である。およそ人に
私心があるとき、恨みの心がおきる。恨みがあれば、かならず不和が生じる。不和になれば
私心で公務をとることとなり、結果としては公務の妨げをなす。恨みの心がおこってくれば、
制度や法律をやぶる人も出てくる。第一条で「上の者も下の者も協調・親睦の気持ちをもって
論議しなさい」といっているのは、こういう心情からである。