◎●○三島由紀夫の名言・格言○●◎at RONGO◎●○三島由紀夫の名言・格言○●◎ - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト400:名無しさん@お腹いっぱい。 10/06/20 11:07:14 zar3vUaP.net 自分に危険がないような暴力行為はまったく意味がない。それにはモラルがないですからね。 ですから、アウシュヴィッツや、原子爆弾には、いまでも反対ですね。それは、ヒューマニズムと ちょっと違うんだな。ヒューマニズムだからそういうことをしちゃいけない、というのとは ちょっと違う。 三島由紀夫 石川淳との対談「肉体の運動 精神の運動――芸術におけるモラルと技術」より 無を、スタイルによって自分の中にうまく引き止めた人間、それが芸術家じゃないでしょうか。 一般にスタイルってものは、ある個人のいちばん深いところから出てきて、社会の いちばん浅いところまで支配しちゃうようなものでしょうね。後世から見ると、それが その時代のスタイルというふうになって、非常に歴史的なものになっちゃうんですね。 不思議ですね、これは。 三島由紀夫 石川淳との対談「肉体の運動 精神の運動――芸術におけるモラルと技術」より 401:名無しさん@お腹いっぱい。 10/06/20 11:10:06 zar3vUaP.net 精神分析ってのは、ついにスタイルの問題を解決しない。スタイルを解決しなきゃ、 芸術は絶対分らない。精神分析は、いつも超歴史的なモメントを持ってきて、いつも おんなじところへ引き戻す。おんなじところへ引き戻して、どうしてミケランジェロが いて、どうしてワットーが出てくるか、そういうスタイルの問題を、何ら解決しない。 ですからあれは、あらゆる芸術美学がそうですが、フロイトも芸術論でいちばん 失敗していますね。カントも「判断力批判」では失敗していますね。 かりにも美ってものに哲学者がタッチしたり、あるいは哲学者以外のああいう学者が タッチしたら、全部まちがえるのはそこです。ぼくは、けっきょく、それが歴史だろうと 思うんです。芸術っていうのは、非常に個性的なあらわれ方を、自分ではしていると 信じているんだけれども、どんなことをしてもできない。それが芸術なんですね。 三島由紀夫 石川淳との対談「肉体の運動 精神の運動――芸術におけるモラルと技術」より 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch