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■ 「もうひとつは『松竹梅』にちなむ佳字が多い」
全国で縁起のよい文字を使用したとする記述が『群馬の苗字』(萩原進編、朝日新聞前橋支局、1966)にある。
■ 「『△林』姓と『△本』・『△本』は全国的に大変多い。どうしてこのような事態になるのか」
調査結果からでは「△林」は東日本で多くても全国では多くない。「△本」・「△本」に関しては集計結果からでは1位と2位だった。原因に関しては戦国時代にあるとする。また、旧同和地区が西日本に多かった関係から北海道地方、東北地方に多く分布する姓は少なかった。
■ 「かつての非人系の人々の名字には、『下』という文字が大変多くついている、という点である。それに『北』という文字だ。これは、『東西南北』の一番最後の文字ということかもしれない」
ヒニンに関しては文献での記述が少ないので不明ながら身分の上下や地形に由来する可能性がある。
『被差別部落の民俗と伝承』(本田豊、三一書房、1998)